有給消化のため
3月末までに4日も休みを取らないとならないムスカ大佐(夫)に頼まれて
家族旅行に行って来ました。
引っ越しシーズンで、私の仕事はかき入れ時なんですけどね。
でもそれは言わない約束。
息子(←県境好き)のリクエストに応えて
栃木県と茨城県の県境に立つ「鷲子山上(とりのこさんしょう)神社」、
通称「ふくろう神社」に行って参りました。
薄曇りで寒かった。
さいたまは暖かかったのに栃木は寒かった!
写真からもわかるでしょう。
鳥居の下に県境表示。
ここにも表示がありました。
こういうのがうれしい。
境内をくるりと一周すると裏手にも。
もう、ラインマーカー引いちゃえばいいのに。
県境ってどうやって決めるんだろうと思っていたら
大佐の先祖に、かつて三角点を決める仕事をしていた人がいるとか。
どう測量するんでしょうね。
いい仕事だなぁ。
この神社のご神木は杉でした。
つーか、栃木は恐ろしいまでに杉だらけ。
あちもこっちも杉だらけ。
花粉症の私は雨交じりの薄曇りに感謝です。
お茶屋さんで
私はふくろう団子、大佐は山菜そば、息子はお汁粉を食べました。
温まりました。
次回はどこの県境に行こうかな?
昔の測量の仕方なら、新田次郎さんの小説「劔岳 点の記」に書かれていますよ。
県境は私も好きです。
東名高速道路の横浜町田IC付近は、県境が複雑に入り組んでいます。
カーナビが「東京都に入りました」と「神奈川県に入りました」と忙しそうにアナウンスするのが、ちょっと気の毒です。
今度聞いてみよう。
息子はカーナビが「〇〇県に入りました」「◇◇県に入りました」と何度も繰り返すのが大好きですよ。
もう嬉しくてたまらないって感じです。
新田次郎さんのこの作品、未読です。
映画になっていた記憶があるので観てみようかな。
フクロウ神社に行こうと誘われて何の下調べもせずに。
すごい山の中にありますよね。
フクロウの置物が大小いっぱいあるのと、
「県境」の看板?が珍しくてインスタ映えするからか、
若い人も多かったです。
NHKの
「ファミリーヒストリー」俳優の津川雅彦さの回をみていたら、
この神社⛩が出てきました。
父方の先祖が水戸藩の幕末維新の争乱に巻き込まれたエピソード。
木彫りのフクロウや石のフクロウがいっぱいでしたね。
日本には県境ファンが沢山いるんですよ。
息子はあやふやな土地にもちゃんと境が決められていることにスッキリするようです。