朝 目が覚めた時に
布団の中で大きく息を吸って、で、吐き出しますとね、
血液に乗って酸素がせっせとつま先まで運ばれていくイメージが浮かぶのです。
血液隊のみなさんが心臓のポンプに合わせて「おはよう」「おはよう」言いながら
ちゃかちゃかと楽しそうに流れてるんです。
その時のテーマ曲は「あわて床屋」なのです、なぜか。
春は 早うから 岸辺の葦に
カニが店だし床屋でござる
ちょっきんちょっきんちょっきんな
ってやつ。
で、昼になるとテーマ曲が「待ちぼうけ」か「スケーターズワルツ」になるの。
小学校の時の給食の時間に流れていたせいでね。
ちょっと目をつぶって深呼吸すると「待ちぼうけ」が聞こえてくる。
夕方は「お猿のかごや」です。
えっさほいさっさ、と血液隊のみなさんが軽快にやってる。
「さすが足取り軽いですね! まさしく本職だ! 」とおだてると
「そりゃそうだよ、この仕事に誇りを持ってるからね!」と返ってくる。
うわぁ~~本物だぁ~
で、夜布団に入ると川のせせらぎのように静まってるんです。
「眠りの邪魔はしないよ、安心してゆっくりお休み・・・・」
って言ってくれてる。
走りながら生まれ続ける血液隊のみなさんには脱帽です。
これからも一緒にいたいから
私もみなさんが気持ちの良くなることを探してみます。
あ、akちゃんは知らないかも。
子どもの頃やってたアニメ番組だよ。
音楽に合わせて、なんて素敵。
しかも時間で違う曲だなんて。
日本昔話的な生き物だね、うたこちゃんは。
「日本昔話的な生き物」って広すぎて意味わかんないけどなんか嬉しい。