私の名前は秀じい(父)がつけた。
小さい頃、自分の名前より妹の名前の方が良くて
私は父に
「一体私のこの名前にどんな意味があるのさ?」と聞いたことがある。
そして
できれば違う名前が良かったと言ったら、父が言った。
「ふたつ候補があったんだ。
そっちの方がよかったかな?」
選ばれなかった方の名前は「うらら」だと言う。
漢字はたぶん「麗」だと思うんだけど、違うかも。
「でもね、うーちゃんがおばあちゃんになった時『うららばーさん』って呼ばれたら
派手過ぎるだろ?そう思ってやめたんだ。」
いや、全然オッケーでしたけど。
「うらら」になってたら全く人生変わってたと思う。
煌びやかだったと思う。
なんか波乱万丈で運命に翻弄されて流転の人生になるような予感がする~
そう、ハナウタうららは
磨きをかけた体と美貌で男を手玉に取るんだけど(←「狙いうち」的な)、
しくじって泥水をすするような生活に落ちて、
それでもギラギラした野心で再びあらゆるものを利用してのし上がっていく。
デュ・バリー婦人のような、ジャンヌのようなポリニャック婦人のような(「←ベルばら」的な)
欲にまみれた女、ハナウタうらら(ヴィジュアルは峰不二子です)。
欲しい物は手段を選ばない、そして必ず手に入れる。
火付盗賊改方の長谷川平蔵からも
「いままで散々悪い奴らをお縄にしてきたが、お前ほど腹の底から欲深な女は見たことがねぇ」
って言われたらしい。
あまりの美しさにひっそり生きることを許されない悲劇の女でもあるうらら。
それならば
生まれ持った品の良さとズル賢さと美貌を武器にただただ生き抜くのみ!
果たして彼女の運命は
後半へ続く(いや、続かない)
makotoさん、私もうららよりうららこの方がいいと思います。
やっぱりうららさんは発想が違いますね~
確か戦時中のお生まれです。
ご本人曰く「名前をすぐ覚えてもらえる」とのこと。
そして「うららより、うららこが良かった」とおっしゃっています。
その人生は、波乱万丈ではなく、至って普通の方です。
どういう組み合わせ!!
(今一生懸命、想像してみているところ)