私は「リヒテンシュタイン」というヨーロッパの小国を知らなかったけど
我が家の男チームの小さい方の人が
「それはスイスとフランスの国境近くの国だよ」
と教えてくれた。
「サント・ペテルスブルグって国知ってる?」
と聞いた時も
「ロシアの都市、サンクト・ペテルブルクのことを言ってるの?」
と訂正された。
さっきも隕石の話をしていて
「隕石と言えば ロシアのチェリャビンスクにある湖に大きな隕石が落ちたけど
あの日は、父さんの誕生日だった」
と なんかもう壮大な話をしてくれた。
私が聞いたことのないような世界中の国々や都市の位置もわかるし
国旗もわかるし
その国にどんな卓球選手がいるかも知っている。
穏やかで思慮深く 平和主義で正直。
心が広くてユーモアもある。知識も豊か。
私は本気でこの小さい人の人柄を尊敬している。
そんな小さい人が 自分のこれからの人生に
どうしようもないくらいの不安を抱えている。
高校進学は全日制、定時制、通信制を含めて 今はまだ考えていないらしい。
それでいいのか、自分はどうなってしまうのか 生きていけるんだろうか、と。
孤独に悩み翻弄されている。
誰か言ってやって下さい。
安心して大丈夫、君のペースで進みなさい と。
君にしか作れない君の道は 今までの分はもう既に足元に出来ていて
これからどう進もうと戻ろうと自由自在なんだよ、それを楽しんでいいんだよ、と。
孤独からの脱出は 相手はどうあれ 自分が心をひらくのだというこの1点のみ。
今がどんなに苦しくても大丈夫、君の未来は希望に溢れてる。
人間がこの世に誕生の時、神様は一人一人にその人だけの輝ける運命を授けて下さっていると。
この15年間を両親の愛を一杯に注がれた時間は、その魂に一杯に膨らんでいます。
15歳からは自分の人生を歩む出発点です。今自分が何をしたいのか、ゆっくり考えたらいいです。焦る事はありません。自ずと道は開けます。そして、そこには必ず手を差し伸べてくれる人も現れるでしょう。
大丈夫!両親から太鼓判を貰えるなんて素晴らしいよ!
自分らしい人生歩んで行こうよ。きっと何かが待っていると信じて
後は自分の足で歩いて行くんだね。
そうか、神様もそう言ってるのか。
きっと沢山の人に支えて貰って、そして自分も誰かを支えられる幸せな人生になるね。
私自身も息子のこれからを楽しみにすることにするよ。
momoさん、元気出るよ、ありがとう~!