息子は4才か5才のある日、朝起きると突然私のことを「かーちゃん」と呼んだ。
それまでは「ママ」だったのに。
そういう面白いことは結構あった。
悪態をつくときも可愛かった。
「ママのこと 丸めてパンくずにしてやるからな!」
と言われてキュンとなったことがある。
嫌な気持ちを表すのに
「頭を押さえて ゴシゴシ洗ってやるからな!」
と言われたこともある。
キュン。
なんの時だか忘れたけれど、ムスカ大佐(夫)に
「パパのこと はじっこに置いといてやるからな!」
とも言っていた。
キュン。
全然怒ってる感じがしないんだよ~。
白いご飯と納豆しか食べない偏食家だったけど、
エビとかイカとか食べ始めた頃の話です。
ま、大抵のものは食べませんでしたけどね。
でもって今は大抵のものを調理方法次第で食べられるようになりましたね。
よかったです。
かわいい記憶もずっと残って、
思い出せばいつでも母は笑顔になれる。
ママって呼ばれてたのに、ある日突然
ちょっとそこのあなた!
と呼ばれるようになっても
かわいい記憶があるから許すことにした。
なんでそうなる?という悪口。しかもすごくオリジナル!
パンくずにされて丸められてみたいわ(笑)
・・・かなり面白いんですけど。
近い人にしか見せない顔を、こうしてこっそり教えて貰うのって
本人たちには申し訳ないけど幸せ~。
覚えたことを一生懸命使ってみてるのかな。
「京浜東北線は大宮から来るんだよね」
って話しかけたら
「ウッドストックは鳥だよね」
って返事されたり。
小さい頃はそんなんばっかりで会話が成立しないんだけど、かわいいの。
私も当時、パンくずになって丸められるってどんな感じか想像してたよ。