防災機能をどう高めるのか、問われるときです。先日の建設水道委員会で、ある地域の方々からの陳情について質疑がありました。
質疑の中で、土砂対策として堰堤や土砂を流すための川としての機能を持った歩道など、いろいろ対策が取られていることに関しての質問です。場所は横尾の山の下に広がる住宅地。
県と市の対応の違いに住民の方々は困っていました。事前に同じ会派の段野議員とともに現地に向かい、調査しました。山の中へ入るのは私が担当し、地元の方々の説明をお聞きしました。見ると、工事してから年月が経過をしており、堰堤にも非常に無数のひび割れがありました。きょうどにどのていどえいきょうがあるのかはわかりませんが、手入れが必要と思われるものがいくつもありました。また、長い年月をかけて小規模な土石流で流れ出た土砂が堆積して堰堤が埋まっているものも。
市は安全と説明しているようですが、 安全というのなら、やっぱり日頃の点検はきちんと行い、手入れはしていく必要があるのではないでしょうか。
県と市との間で話し合いは続けているようですが、日頃の既存の施設の点検や手入れなどきちんと行うことも必要であり、採択を主張しました。こういう時期ですから、大丈夫ですということはないと思います。防災対策のあり方も、見直す必要もあります。
審査の結果は打ち切りでした…。
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