朝の宣伝を終えると、いつもごあいさつをさせていただいているお店があります。先日も、宣伝を終え訪ねていくと、「廃業しました」との張り紙がありました。1週間前には営業していたお店がなくなっていたのにはショックでした。古くからやっているお店がなくなっていくのは、街に活力が失われていくようで、とても寂しい気持ちになります。そういえば、以前訪ねたあるお店では、店を開けていても収支がとんとん。ふだんの生活は年金でしのいでいるとおっしゃっていました。また他のお店では、複数の店舗を持っており若夫婦が別の店をきりもりしているので経営が苦しくても、「若いもんのためにもやめられん」と話していました。今年に入っても知ってるお店や工場がいくつも廃業しています。景気回復とはいいながら、幅をきかせているのは、資本の大きな業者ばかり。街のお店などは太刀打ちできません。しかも、どれだけ正社員として雇っているのでしょうか。大資本を力に街のお店やさんを淘汰し、低賃金労働者を多く雇って多額の利益を上げていく。やっぱり出店はしてもこれまでの商店街などときちんと調和の保てるような配慮がないとまちそのものが壊れてしまいます。規制緩和はこういうところにも襲いかかっています。
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