やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

「排除リスト」こそ安全の妨げ

2011-09-04 | 日記・エッセイ・コラム

20110904_2
 台風一過。ようやく、昼になって雨もやみ、蝉の声も聞こえ始めました。各地大変な被害になっています。水の怖さ、改めて見せつけられた思いです。土砂災害の危険性のある地域は、もう一度、安全点検をする必要があるでしょう。

 さて、今日付のしんぶん赤旗に、原発関連で、いわゆる”モノ言う学者”さんたちを排除してきた「排除リスト」の存在が明らかになったと伝えられています。

以下、一部引用。「日本で初の原子力予算が計上された1954年当時、日本政府の関係者が原子力政策の推進にあたり、自主的・民主的な研究を目指す原子核物理学者を“障害物”とみなし、「極左」「左」などと思想選別し、排除を考えていたことを示す「極秘」報告書が明らかになりました。」<"http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-09-04/2011090401_01_1.html">

 以前、ある大手企業のゼロコミュニストリストなるモノの存在が、一部メディアで伝えられていたりしましたが、根っこは同じでしょう。計画に対して反対したり意見を言ったり。そういうひとに対しては勝手にレッテルを貼って邪魔者にする…。今度の原発の事故は、相当根っこの深い問題がありそうです。排除の論理は、ミスリードになるだけでなく必ず大きなしっぺ返しにつながる。やっぱり、日本社会のあり方がすべて問われているといえるのではないでしょうか。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村 ←クリックしてください


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。