「わ鐵」のレールバスに乗って渓谷沿いを下る旅は続きます。線路もほとんど下り勾配なので、列車は駅を発車する時だけ加速して、あとは惰性で下りていく感じです。
沢入駅を発車して川を渡ると、全長約5.2kmの長~い草木トンネルに入ります。このトンネルは国鉄時代、草木ダム建設に伴い水没する線路を付け替えるために掘られたものだそうです。しかし、「わ鐵」には地形の特性上、トンネル、切通し、橋、崖が多く存在します。昔の人はよくこんなところに鉄道を通したなあと感心しました。反面、路線の維持管理や災害対策も大変なのでしょうね。
さてさて、車内を見渡しているとこんな張り紙が…。

開業20周年の今年度1年間、無人駅の管理や情報提供を担うボランティア駅長の紹介ですね。厳しい経営状況の続く「わ鐵」ですが、アテンダントの乗務やコラボグッズの展開など、いろいろと頑張っているようです。来年度以降は、車両更新などにもとりかかる計画のようで、今後の動きにも注目です。
いつの間にか列車の乗客は20人ほどになりました。列車は「わ鐵」の中心駅、大間々に到着です。本社や車庫もあるこの駅で、乗客の半数が下車しました。ここからは、沿線人口も増えるためか列車本数もやや多くなっています。あとで地図を見ると、この辺りにはJR、私鉄線合わせて4路線が走っているんですね。
今回は、その中でも東武桐生線と接続している相老駅で下車。

ここから東武線の特急に乗れば、浅草まで乗り換えなしで行けるので利便性はそれなりに高くなっています。逆に、「わ鐵」にとっては首都圏からの観光利用客を取り込める重要駅といったところでしょうか。ここで「わ鐵」とは一旦お別れです。
<つづく>
沢入駅を発車して川を渡ると、全長約5.2kmの長~い草木トンネルに入ります。このトンネルは国鉄時代、草木ダム建設に伴い水没する線路を付け替えるために掘られたものだそうです。しかし、「わ鐵」には地形の特性上、トンネル、切通し、橋、崖が多く存在します。昔の人はよくこんなところに鉄道を通したなあと感心しました。反面、路線の維持管理や災害対策も大変なのでしょうね。
さてさて、車内を見渡しているとこんな張り紙が…。

開業20周年の今年度1年間、無人駅の管理や情報提供を担うボランティア駅長の紹介ですね。厳しい経営状況の続く「わ鐵」ですが、アテンダントの乗務やコラボグッズの展開など、いろいろと頑張っているようです。来年度以降は、車両更新などにもとりかかる計画のようで、今後の動きにも注目です。
いつの間にか列車の乗客は20人ほどになりました。列車は「わ鐵」の中心駅、大間々に到着です。本社や車庫もあるこの駅で、乗客の半数が下車しました。ここからは、沿線人口も増えるためか列車本数もやや多くなっています。あとで地図を見ると、この辺りにはJR、私鉄線合わせて4路線が走っているんですね。
今回は、その中でも東武桐生線と接続している相老駅で下車。

ここから東武線の特急に乗れば、浅草まで乗り換えなしで行けるので利便性はそれなりに高くなっています。逆に、「わ鐵」にとっては首都圏からの観光利用客を取り込める重要駅といったところでしょうか。ここで「わ鐵」とは一旦お別れです。
<つづく>