きょう発行の「野菜だより」です。
記事を抜き書きしてみます。
たとえば、サラ金業界から政治献金をもらっている自民党や公明党が、高金利を規制する法案を骨抜きにしようと動いたのはつい先日のことでした。
たとえば、空前の利益を上げている大銀行は法人税がゼロ。いっぽうで銀行業界からの政治献金を復活しようとする動きが伝えられています。
たとえば、経団連の会長を出しているcanonは資本の半分が外資で、日本国内での政治献金はできないことになっています。これを変えて、外資系企業でも献金をできるようにしようとする動きがすすんでいます。そして、さらなる法人税の減税が検討されています。
こんな見苦しい政治のもとで長いものにまかれている大人たちに、子どものイジメをたしなめる資格があるかどうか、反省と後悔の日々を送っているのは旅先にいるフーテンの寅さんだけかなぁ・・・とは、長すぎる余談。(多謝)
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昨年6月、たよりNo.740で、水海道市で発生した鶏インフルエンザの記事を書きました。憶えてないと思うけど、そこには“今回の発生養鶏場は衛生管理に関しては熱心なところだった。なぜこの農場から!?というのは本人ばかりでなく周囲も行政も抱く疑問”ということまでを書きました。その後、もう少しくわしい顛末を聞く機会がありました。
昨年も紹介したとおり、初発とされたのは衛生対策には熱心な農場でした。鶏のようすが少しおかしいので独自に検査をしてみたらインフルエンザの感染が確認され、「初発農場」となったのです。もっとデタラメな管理をしていれば、マスコミに踏み荒らされたりすることもなかったのかもしれません。
じつは、本当にアバウト?な管理をしている農場がすぐ近くにあったそうです。古い鶏を他農場から導入し、飼い直しをして卵を生産している形の経営です。その農場でもインフルエンザの感染が確認され、もちろん行政では鶏をどこから導入したかについても調査しました。鶏群ごとに導入元を調べたところ、どうしても一ヶ所だけ思い出せないところがあったというから笑っちゃいます。
いや、笑い事ではありません。どこか上のほうからの意向が働いて、調査は中途半端だったらしいのです。たとえば、大規模な経営である某みえみえファームの名前が出ることはなかったとか。
あくまでも地元や業界でのウワサにすぎなかったので、聞き置いていました。が、きょうの新聞の“松岡利勝農林水産相の政治団体が昨年、茨城県などで鳥インフルエンザが発生した直後の約3カ月間に、養鶏業者十数社とその関係者から総額約1100万円の政治献金を受けていたことが分かった。”という記事を見て気が変わったというか、この文章を書いたしだい。
そういえば当時、開放鶏舎なら全羽殺処分なのに、大手経営が中心の無窓鶏舎は例外にするという方針にも疑問がありました。
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全国で県知事や市長の汚職摘発があいついでいます。カネと権力に群がったたくさんの人たちとともに、きっと学校などでもごりっぱなあいさつをしてきたんでしょう。そんな人たちと、教育基本法を変えて子どもたちに愛国心を強制しようとしている人たちとが重なって見えるのは、もちろん偶然じゃないよね。あ、今日のタイトル。たぶん意味はわからないと思うけど
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