日比谷公園(東京都千代田区)
こんにちは。
今日もありがとうございます。
料理をする時。
例えば、カレーを作る時、
まずお米を炊いて、
その間に野菜や肉を切って、
その後で…というように、
必ずいくつかの作業がありますよね。
そこを2人でやる、
つまり、お米の準備をしている最中にもう一人が野菜を切りはじめれば、
早くカレーを完成させることが出来ます。
1+1を3にするというのはなんの難しい理屈もなくて、
その実はこれだけの話です。
ただし。
本当に難しいのは、そこに至る過程です。
1+1を3にするにはいろいろな方法がありますが、
こと人間に限って言うと、相手の見極めこそが3になるもならないも決めるのだと思います。
えてして上手くいかない、無理と思われがちな相手のタイプは、
私が思うに以下の3つです。
・どちらかが依存的すぎるか、手を抜いてしまう
・相性が悪く、意思疎通が出来ないばかりか、お互いに嫌い合っている
・価値観や方向性が違いすぎる
…実はこれ、結構ありがちなことで、
誰が悪いとかではなしに皆さんの周りにもいると思いますし、
恥ずかしながら、自分自身がマイナスの側にまわってしまった経験だって、
誰しもあると思うんです。
だからこそ、力を合わせられる人って、本当はとても少ないし、
だからこそ、そういう人ってとても貴重で、それだけに余計に大切にすべき相手なのではないでしょうか。
「人間同士」とお話ししましたが、
人間同士であれば、必ず摩擦が生まれます。
それでもお互いに納得して、傷つけ合う以上に得られるものがあるとか、おもしろい人だと思えれば、
きっとその相手とは組んでよいハズです。
そしてそのことを相手に伝え合えれば、
「人間同士だとどうしても出てしまう」と書いた、
相手の「摩擦ができてしまうこと」への罪悪感を減らすことも出来ます。
逆に、自分からなにも与えようとしない人は論外です。
「してもらう」ことばかり考えて、
目の前の相手にどんなことが出来るか1mmも想像できない人は、
つまりは足を引っ張っていますから、
1+1を3に出来ない最有力候補になってしまいます。
積極的に力を合わせようとしている同士が組んではじめて、
1+1を3に出来るのです。
これは恋愛論ではなく、
全ての人間関係についてお話ししたいことです。
自分から与えようと出来る人がどこに行っても好かれるのは当たり前です。
まとめると、
・お互いに与え合う関係で、
・やり方や気持ちの伝え方、相性が合って、
・摩擦があっても「それでも」と思い続けること
この3つが揃うことで、結果的に成長することができて、
人間関係が生産的になってくるのです。
当たり前にも増して当たり前のお話をしました。
現に皆さん、本当は無意識にわかっていらっしゃることだと思います。
しかし、基本をもう一度なぞることで、
よい意味でいろいろと反省できるとも思うのです。
どんどん「すすんで与える人」になりたいものですね。