総合レクリエーション公園のハナミズキ(東京都江戸川区)
こんにちは。
今日も皆さん、ありがとうございます。
大きいことを言ったり、やたら威勢がよい人。
冗談半分で言っているのならまだしも、大真面目に壮大な話をしている姿を見ると、
「そんなテンションで大丈夫か!?」と、自分の耳をうたぐりたくなってしまうことがあるものです。
「全身全霊でぶつかり、どんな困難にも耐え抜きます」
「あなたを一生幸せにします。二言はありません」
「夢は大きく、男は強く」
いや、気持ちの方向性としては合っていると思うんですよ。
しかし、あんまり調子のよいことばかり口にしていると、
それが周りまわって、災難として自分に降り懸かってしまうんです。
では、「威勢だけの話」な、どこが問題なのでしょうか!?
「幸せ」とか「努力」、「無敵」というのは、いずれも抽象的な言葉です。
理想を描くにしても、数字や状態など、具体的な姿が示されることで、
実際に理想が実現できたかがわかるのです。
それを、抽象的な言葉ばかり振り撒いていると、
際限なき目標を自分に課すことにもなるので、
結果的に人の信頼を失ったり、徒労感を覚えやすいのです。
口にした時のテンションが持続できるならまだしも、
私の知る限り、いつもテンションが同一という人は一人としていません。
しかも、「幸せ」とか「努力」などというのは感情や情緒が絡むことですから、
達成率が99%であっても、残りの1%のインパクトが大きければ、
他人にはなかなか評価してもらえません。
たとえば、「私はいつもニコニコして、人に優しくします」と、大見栄を切ったとしましょう。
しかし人間、どんなに穏やかな性格の人でも、
あまりにも気の合わない人や自分の感情を踏みにじる人がいれば、
当然、優しくする余裕もなくなってしまいます。
そんな余裕のない時、普通なら文句を言えばよいものを、
大見栄を切ってしまった手前、下手に文句を言えば「ああ、あの人は口だけだったのか」ということになりかねない。
当然、これまでの積み重ねはパアになるのです。
話としては極端かもしれませんが、逆に皆さんが「大見栄を切られた側」だったとしたら、
きっと良い顔は出来ないハズですよね。
こういうわけで。
人前でなんらかの目標を言ったりする場合は、
勢いに任せて言うことは得策ではないのです。
勢いに任せるほどに、「具体的な話をしよう」という冷静さは失われていきます。
なにを言うのも自由。
夢を語るのも、大いに結構です。
しかし、夢を語ることは、人に幻想を持たせてしまうリスクと隣り合わせでもあるのです。
自分の中で見る夢と、人前で語る夢。
この二つ、同じように口にしないほうが良いのかもしれませんね。
こんにちは。
今日も皆さん、ありがとうございます。
大きいことを言ったり、やたら威勢がよい人。
冗談半分で言っているのならまだしも、大真面目に壮大な話をしている姿を見ると、
「そんなテンションで大丈夫か!?」と、自分の耳をうたぐりたくなってしまうことがあるものです。
「全身全霊でぶつかり、どんな困難にも耐え抜きます」
「あなたを一生幸せにします。二言はありません」
「夢は大きく、男は強く」
いや、気持ちの方向性としては合っていると思うんですよ。
しかし、あんまり調子のよいことばかり口にしていると、
それが周りまわって、災難として自分に降り懸かってしまうんです。
では、「威勢だけの話」な、どこが問題なのでしょうか!?
「幸せ」とか「努力」、「無敵」というのは、いずれも抽象的な言葉です。
理想を描くにしても、数字や状態など、具体的な姿が示されることで、
実際に理想が実現できたかがわかるのです。
それを、抽象的な言葉ばかり振り撒いていると、
際限なき目標を自分に課すことにもなるので、
結果的に人の信頼を失ったり、徒労感を覚えやすいのです。
口にした時のテンションが持続できるならまだしも、
私の知る限り、いつもテンションが同一という人は一人としていません。
しかも、「幸せ」とか「努力」などというのは感情や情緒が絡むことですから、
達成率が99%であっても、残りの1%のインパクトが大きければ、
他人にはなかなか評価してもらえません。
たとえば、「私はいつもニコニコして、人に優しくします」と、大見栄を切ったとしましょう。
しかし人間、どんなに穏やかな性格の人でも、
あまりにも気の合わない人や自分の感情を踏みにじる人がいれば、
当然、優しくする余裕もなくなってしまいます。
そんな余裕のない時、普通なら文句を言えばよいものを、
大見栄を切ってしまった手前、下手に文句を言えば「ああ、あの人は口だけだったのか」ということになりかねない。
当然、これまでの積み重ねはパアになるのです。
話としては極端かもしれませんが、逆に皆さんが「大見栄を切られた側」だったとしたら、
きっと良い顔は出来ないハズですよね。
こういうわけで。
人前でなんらかの目標を言ったりする場合は、
勢いに任せて言うことは得策ではないのです。
勢いに任せるほどに、「具体的な話をしよう」という冷静さは失われていきます。
なにを言うのも自由。
夢を語るのも、大いに結構です。
しかし、夢を語ることは、人に幻想を持たせてしまうリスクと隣り合わせでもあるのです。
自分の中で見る夢と、人前で語る夢。
この二つ、同じように口にしないほうが良いのかもしれませんね。