シャガの花弁(東京都武蔵野市)
こんにちは。
今日も皆さん、ありがとうございます。
人間、「勢い」というものが大切です。
勢いがなければ出来ないことって、ありますよね。
たとえば大きな球を転がす場合、押す側に加速度が付いているほど、球もよく転がっていくわけです。
あるいは、勢いがあればあるほどよい調子を維持できたり、よいフォームが身についたりもするわけです。
こう聞くと「勢いがあればなんでも出来る、勢いって素晴らしいものだ」と崇め(あがめ)たくもなるものですが、
実は、そうは問屋が卸さないのです。
まず、勢いに任せて物事をこなしていると、
自分が誤っている場合でも引っ込みがつかなくなります。
ある人を助けようとしていろいろと物を買ったとしても、
揃えている途中で助けが必要ないことがわかったり、
あるいは自力でなんとかしたがっているところに水を注すようだと気がついた場合、
勢いでものをやっているだけ、「進むも引くも地獄」になってしまいます。
それともうひとつ。
勢いで出来るところまでやったところで、
息切れしてしまった時、ペースをなかなか落とせなかったりもするのです。
1kmを3分台で走るとしても、いくら好調だからといって、
そのペースを100km続けることはできませんよね。
このように、勢いだけに頼ると、かえって自分を滅ぼしてしまう場合があるのです。
こんな話をすると「それじゃあ、いちいち慎重になって抜き足差し足忍び足でやれと言うのか!?」という言葉も出てしまいそうですが、
私が言いたいのは「勢い」というものが悪い、ということではないんですね。
先に「加速度」という言葉を使いましたが、
「勢い」だって、実は付け方というものがあるんです。
運動をするのにはウォーミングアップが必要なように、
全開のペースになるまで、時間がかかるのです。
ということは、ペースを無思慮かつ無節操に上げてしまうと、
後で方向転換が利きにくくなってしまうということになります。
つまり、逆に言えば「勢い」というものがプラスにもマイナスにも強く働くのであれば、
少し方向を考えながら準備をしたり、自分を磨いたりしてみませんか?ということです。
もちろんこれは自分を監視するようなことですから、
少しだけ勢いに乗るタイミングが遅れるかもしれない。
しかし、あらぬ方向に行って後戻りが出来なくなるよりは、数倍良いと思いませんか。
「勢い」と「責任感」。
両方が噛み合った時、それはきっと「自分にとって、ちょうどよいペースでいられる時」になるのではないでしょうか!?
こんにちは。
今日も皆さん、ありがとうございます。
人間、「勢い」というものが大切です。
勢いがなければ出来ないことって、ありますよね。
たとえば大きな球を転がす場合、押す側に加速度が付いているほど、球もよく転がっていくわけです。
あるいは、勢いがあればあるほどよい調子を維持できたり、よいフォームが身についたりもするわけです。
こう聞くと「勢いがあればなんでも出来る、勢いって素晴らしいものだ」と崇め(あがめ)たくもなるものですが、
実は、そうは問屋が卸さないのです。
まず、勢いに任せて物事をこなしていると、
自分が誤っている場合でも引っ込みがつかなくなります。
ある人を助けようとしていろいろと物を買ったとしても、
揃えている途中で助けが必要ないことがわかったり、
あるいは自力でなんとかしたがっているところに水を注すようだと気がついた場合、
勢いでものをやっているだけ、「進むも引くも地獄」になってしまいます。
それともうひとつ。
勢いで出来るところまでやったところで、
息切れしてしまった時、ペースをなかなか落とせなかったりもするのです。
1kmを3分台で走るとしても、いくら好調だからといって、
そのペースを100km続けることはできませんよね。
このように、勢いだけに頼ると、かえって自分を滅ぼしてしまう場合があるのです。
こんな話をすると「それじゃあ、いちいち慎重になって抜き足差し足忍び足でやれと言うのか!?」という言葉も出てしまいそうですが、
私が言いたいのは「勢い」というものが悪い、ということではないんですね。
先に「加速度」という言葉を使いましたが、
「勢い」だって、実は付け方というものがあるんです。
運動をするのにはウォーミングアップが必要なように、
全開のペースになるまで、時間がかかるのです。
ということは、ペースを無思慮かつ無節操に上げてしまうと、
後で方向転換が利きにくくなってしまうということになります。
つまり、逆に言えば「勢い」というものがプラスにもマイナスにも強く働くのであれば、
少し方向を考えながら準備をしたり、自分を磨いたりしてみませんか?ということです。
もちろんこれは自分を監視するようなことですから、
少しだけ勢いに乗るタイミングが遅れるかもしれない。
しかし、あらぬ方向に行って後戻りが出来なくなるよりは、数倍良いと思いませんか。
「勢い」と「責任感」。
両方が噛み合った時、それはきっと「自分にとって、ちょうどよいペースでいられる時」になるのではないでしょうか!?