お菓子な徒然diary

趣味のお菓子作りについて綴ります。ときどき日々の出来事も。

ピンクグレープフルーツタルトとキャベツ使いきり!

2011-09-09 13:40:43 | タルト・パイ

ピンクグレープフルーツを使った、目にも鮮やかなタルトです。

焼く前後での比較。

             before

       Photo

             after

       Photo_2

うーん、焼く前の方が綺麗… 。

しかも、グレープフルーツから水分が出てきて、焼き時間を長くしなければならなくなってしまいました。

けれど、お味は好評でした♪

前に作ったりんごタルトではアーモンドクリームが少々甘すぎの感があったので、今回は改良版です。

タルト生地の美味しさがしっかり引き立てられていて、満足まんぞく。グレープフルーツの酸味や苦味のお蔭もあるのでしょうね。

 

あと、アーモンドクリームにはディサローノ アマレットが入っています。

アーモンドの香りが特徴のリキュールで、杏仁豆腐の材料でもある杏仁(杏の核)から作られます。

アマレットのふわりとした甘い香りが加わって、少し大人なタルトとなりました。レシピは一番下です。

        Photo_3

ところで、クッキーの材料に卵(もしくは卵黄)が入るものと入らないものがありますよね。

これらの違いによって出来上がりの生地にも違いが出てきますが、その理由が今まで私はいまいち分からなかったのです。

絞り出しや型抜きなど、形や角が綺麗に焼けますよね。

これは卵のお蔭なのだそうです。卵は火を通すと固まります。それも比較的低い温度で固まりますから、あまりだれないのですね。

 

おーなるほど。…分からないことだらけで恥ずかしい限りです。

お菓子作りにしろ、料理にしろ、科学的に理解できるともっと楽しくなりますよね。

そういう本、ないかな~

 

 

 

昨日はキャベツを使い切るべく、コールスローに、キャベツたっぷりのスープを作りました。

とても巻きがしっかりしたキャベツで、剥がすのに一苦労しました(笑)

パコッと綺麗にいかないんですねー。

 

メキメキメキ(←イヤイヤ剥がれる音)…パキパキッ(←破れた音)という風に、

いやだー剥がれたくないーと粘り強く抵抗しているかと思えば、途中であっさり破れてしまう根性なし…

なーんて、野菜相手に文句を言ってもしょうがないですね。相手は自然のものなのですから。

 

まあ、絶対にロールキャベツには向かないヤツでしたよ。

 

 

いつも家にある材料で簡単に作れるのに、評判がよかったコールスロー。

キャベツときゅうりを千切りにしてよく塩もみをしてしっかり絞り、酢・胡椒少々・砂糖ひとつまみ・マヨネーズそして粉チーズを少し振って混ぜるだけ。

コーンやハム、にんじん…を入れれば味も見た目もぐんとアップするでしょうが、ささっとできてこれだけ美味しかったらいいですよね…!?

 

スープの方は、キャベツだけで鍋が一杯いっぱいに。生野菜ってかさばりますよね。

そのため、ベーコンを詰め込むので精一杯でした(^^;

その分じーっくり煮込んで甘みをだすようにしました。

 

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**ピンクグレープフルーツのタルト**(18cmのタルト型)

<材料>

タルト生地

・薄力粉  120g

・卵黄  1個

(卵が大きいサイズでない場合は、卵白をティースプーン3~4杯くらい加えてください)

・粉糖  30g

・バター  60g

フィリング(アーモンドクリーム)

・アーモンドパウダー  55g

・砂糖  45g

・卵  1個

・バター  45g

・アマレット  5g

・グレープフルーツ  約1個分

・グラニュー糖  適量

<作り方>

タルト生地

①室温に戻したバターをよく練り、粉糖を加えてさらに練る。卵黄も加えてよくかき混ぜる。

②薄力粉を振るいながら加えて切るように混ぜ、練らないように押し付けながら一まとめにする。ラップで包んで冷蔵庫で最低2~3時間寝かせる。

③冷蔵庫から取り出して、麺棒で丸く2~3mmの厚さに伸ばして型に敷きつめる。フォークなどで刺してピケする。

④オーブンを180度に予熱する。その間タルト生地は冷蔵庫へ。予熱が完了したら、タルトに重石をして10分、重石を外して8分程焼く。

フィリング

⑤室温に戻したバターを練って砂糖、卵、アーモンドパウダー、アマレットの順に加えてよくかき混ぜる。

⑥オーブンを170度に予熱する。グレープフルーツの皮を綺麗に剥いておく。タルト台が冷めたら、5のアーモンドクリームを入れてグレープフルーツを隙間なく並べる。グラニュー糖をふったら、オーブンで30分くらい焼く。

 

 


半熟カステラ

2011-09-04 17:25:23 | その他のお菓子

最近パウンドばかり焼いてバターの消費量が半端ないので、バター一切なし!の半熟カステラを焼きました。

             Photo

初めてだったので焼きすぎた! 余熱で火が通ってしまいました…。

            Photo_2

けれど、普通のカステラよりふわふわ~。

 

ココットでも焼いたのですが、こちらはばっちり半熟になりました♪

            Photo_3

 

私はみりんも加えてみました。

我が家は、『三州三河みりん』を愛用しています。

このみりんは、もち米と米麹、本格焼酎のみから造られ、2年の長期熟成を経て出荷されます。

少し褐色がかった色ととろみ、そして濃厚なコクと甘みが特徴です。

アルコール度数も14度あり、料理用としてはもちろんのこと、そのまま飲みたいくらい美味しい!です。

 

みりんは500年程前から造られていました。

当時は高級なお酒として愛飲され、珍重されました。

時代が下るにつれ、高級でなかなか手に入らない砂糖の代わりの甘味料として広まります。

しかし、戦後の米不足により「贅沢品」として極端に高い酒税が課せられることに。

なんと、価格の7割が税金だったそうです。

 

…このような変遷をたどってきたみりん。

三州三河みりん、本当に美味しいです♪

 

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**半熟カステラ**(15cm丸型+α)

<材料>

・卵  3個

・砂糖  30g

・蜂蜜  15g

・強力粉  25g

・みりん  5g 

(みりんは、電子レンジでとろみがつくまで加熱して5gになるように。入れなくても大丈夫です。)

<作り方>

準備:卵は室温に戻しておく。オーブンを170度に予熱しておく。

①ボウルに卵を溶いて、砂糖、蜂蜜、みりん(なくてもOK)を加えて、湯煎しながら電動ミキサーで10~15分ほど泡立てる。

②もったりとして、持ち上げたときに角がかろうじて残るくらいになったら、強力粉を入れて(ふるわなくて大丈夫)ミキサーの低速で粉が見えなくなるまで混ぜる。

③型に流しいれて、10cmくらいの高さから落として余分な空気を抜く。オーブンで12分くらい焼く。

15分焼いたところ、全体に火が通ってしまったので12分くらいでよいかな、と思います。

火が完全に通ってしまっても、ふわふわのカステラになって美味しいです。

 


シーフードキッシュ

2011-09-02 15:11:31 | タルト・パイ

シーフードをたっぷり使ってキッシュを焼きました。

             Photo

この写し方だとピザみたいですね。

スモークサーモンを一番下にひいてイカと海老を放射状に並べました。

             Photo_2

よく見ると綺麗に層になっているんですよ♪

 

パイ生地は練りパイです。折りパイは大変でなかなか手がでません(^^;

そして、パイはあっさりめの配合にしています。

母はキッシュが大好きで、ぺろりと数切れ食べてしまうので少しでも胃もたれしないように。

 

家族みんな喜んでくれました♪ 甘いものよりおかず系のものを作ったときのほうが反応いいんですよね…。でも、めげずにケーキ焼きます!(笑)

レシピは一番下にあります。

 

 

8月の間、家庭教師をやっていたのですが、そのお給料をいただきました。うふふ、初バイトなのです。嬉しいな。

初めてのことなので最初は戸惑いました。

教える、教えられるという関係での一対一での接し方。

どう説明すれば一番すんなりと、それでいて真理を理解してもらえるか。

己の理解度をまっすぐに見つめてもらうには。

……

 

至らぬところもあったでしょうが、ためになった、と感謝の言葉をいただけて安心しました。

本当によい経験をさせていただきました。

ケーキを焼いて持って行ったらとても喜んでいただけて、よかったです♪

 

初給料で、家族と鎌倉に日帰り旅行にでも行こうと思います。どう巡ろうかな~。

 

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**シーフードキッシュ**(20cmのパイ皿一枚分)

<材料>

パイ生地

・薄力粉  80g

・強力粉  40g

・有塩バター  72g

(無塩バターの場合は塩を2、3振り加えてください)

・冷水  40g

フィリング

・スモークサーモン  4~5切れ

・イカ、海老など  合わせて120g

・卵  2個

・牛乳  150g

・ピザ用チーズ  適量

・塩、胡椒  適量

<作り方>

準備:バターを1cm角に切って冷やしておく。オーブンを180度に予熱しておく。

パイ生地

①粉類をボウルに入れて、空気を含ませるようにかき混ぜておく。準備しておいたバターを入れて、小豆大になるまでスケッパーなどで切り混ぜる(氷や保冷剤をボウルに当てておくとよい)。

②冷水を加えて練らないように一まとめにする。手でぎゅっぎゅ、と押さえるようにしてまとめる。バターを溶かさないよう注意! 2~3時間冷蔵庫で寝かせる。

③冷蔵庫から取り出して、ラップなどに挟む。麺棒で伸ばして三折りにする。冷蔵庫で30分~1時間休ませるのと交互に、3回くらい繰り返す。

④最後に、2~3mmの厚さの円形に伸ばしてパイ皿に敷く。冷蔵庫で1時間以上休ませて、オーブンで重石をして10分、外してさらに10分焼く。

フィリング

⑤パイ生地が焼けたらフィリングを作る。卵を溶いて、牛乳を加えてよく混ぜる。塩、胡椒も適宜加える。

⑥冷めたパイの底面にスモークサーモンを隙間なく並べ、イカと海老を並べる(冷凍のものを使うときはしっかり解凍して水分を拭き取って使う)。卵液を静かに流し込み、チーズを好みの量散らして、180度のオーブンで25分程焼く。

具を並べるときに中心を避けておくと、綺麗に切り分けられます。