在宅の連携と一口に言っても、多職種でかかわる在宅のチームは、事業所自体が違ったりするので、連絡一つするにも、あっちにもこっちにも電話をしなければならなかったりします。
サイボウズは、ツールとしては良いのですが、全部の患者さんを出来るわけではないし、ケアマネさんによっては、ちゃんと会話で話す必要のあることまで、書くだけで終わってしまうなど、まだ課題が多いものです。
在宅ではノートを利用するなど、工夫はありますが、患者さんへの対応など、共通認識を持たなければならないことは、やはり担当者会議が一番いいのかもしれません。
でも、この担当者会議。
ケアマネにとっては、結構面倒なものです。
いいのか悪いのかケアマネさんによっては、依頼されてから一度も担当者会議をやっていない患者さんがいたり、担当者会議の結果から早急に動くべきことが、全くのなしのつぶてなんてこともあります。
とはいえ、多くのケアマネさんや各サービス担当者は、一生懸命連携をしようとがんばっているのです。
ご利用者さんへの対応で、共通認識を持つ。
実は、これが現場ではなかなか難しいことがあります。
独居で自力歩行は困難。
自分の好きなように生きてきた方にとって、ベット上での生活はそれは辛いものです。
けれど、それでも自宅で暮らしたいという、強い要望での現在です。
彼は、尿便失禁が頻回で、排便コントロールを中心に訪問看護で入っていますが、かなり強引に要求を通そうとする方です。
尿は、尿器でとろうとしますが、かなりの確率で取りこぼします。
そのため、ベット周囲は尿で常い濡れていて、尿臭がします。
便失禁も頻回で、ひどければシーツからベットの下まで汚染された状態で、誰かサービスが入るまで、そのままです。
けれど、オムツはしない。常に綿のブリーフだけ。
ズボンもはかない。断固として。
起立性低血圧がひどく、以前のようにポータブルに座らせて排便介助をすると、血圧が下がってショック状態担ったこともあり、排泄はベット上でのみ行うことになりました。
でも、これが気に入らない。
「起こせ。ポータブルに座らせろ!」としつこく訴えます。
「ヘルパーは、椅子にも移動させてくれる。お前だけだやらないのは!」
「血圧が下がって、いつも座っていられなくなるので、危険です。排便だけはベット上でお願いしまう。」というやり取りの繰り返し。
麻痺が強く、血圧が下がると脱力して、とても看護師だけでは支えられなくなります。
しかも、ポータブルトイレに乗せる。便を出す。ベットに寝かせる。またしたくなってポータブルに乗せる。ベットに降ろす。また汚す。
一時はこれを繰り返して、訪問時間を大幅に超えてしまう事もたびたびあり、時間内に安全に必要な処置をするために、現在の形に納得されたはずなのに・・。
ADLを維持することも大事なので、男性のヘルパーさんにトランスファーをお願いしています。
看護師が二人入っていますが、それぞれに「ほかの人はやってくれるのに。」と詰め寄るのです。
比較的若いナースが入っていますので、どうしてもうまくあしらおうとする部分もあり、いつも担当は悩んでいます。
また、ヘルパーさんの業務ともごっちゃになっているようです。
結局、サービスの担当者が、それぞれの役割を認識して、同じ対応をすることが必要だと思います。
そして、自宅で安全に過ごす援助もするけれど、本人も介護保険のなかで在宅を継続するのならば、自分の要求だけ通すのではなくて、お互い歩み寄らないと、在宅の継続は難しくなると言う事を、ちゃんと理解してもらわないとダメですね。
何でもかんでも、希望のとうりにするのが、患者さんの思いに添う事でもないと思います。
終末期の患者さんが、ぎりぎりご自分の納得されるまで、トイレに行くことを支援する。
これは、ベットをトイレの近くに移動しても、希望に沿鵜べきだと思います。
けれど、長期的に見て本人の一番大きな目標である、在宅での生活を送るためには、尿便まみれで、いたずらに介護時間を延長するのは違うと思うのです。
社会の中で、私たちもいろんなことを分別し、押すことも引くことも、周囲とのバランスを考えないがらしていきます。それができないと、家庭でも社会でもうまく立ち行かなくなってしまうように、在宅療養中でも、同じことなのですが、これってなかなか難しいのが現実です。
ところで・・
話は変わりますが、現在窓の外は真っ白です。
雪。
どんどん降っています。
瀬谷区は、横浜のチベットとも呼ばれ、他区が降っていなくても瀬谷だけは雪が降ることも良くあります。
明日、このまま降り積もると、仕事がまずいことに・・・。
朝までに、雨になりますようね。
サイボウズは、ツールとしては良いのですが、全部の患者さんを出来るわけではないし、ケアマネさんによっては、ちゃんと会話で話す必要のあることまで、書くだけで終わってしまうなど、まだ課題が多いものです。
在宅ではノートを利用するなど、工夫はありますが、患者さんへの対応など、共通認識を持たなければならないことは、やはり担当者会議が一番いいのかもしれません。
でも、この担当者会議。
ケアマネにとっては、結構面倒なものです。
いいのか悪いのかケアマネさんによっては、依頼されてから一度も担当者会議をやっていない患者さんがいたり、担当者会議の結果から早急に動くべきことが、全くのなしのつぶてなんてこともあります。
とはいえ、多くのケアマネさんや各サービス担当者は、一生懸命連携をしようとがんばっているのです。
ご利用者さんへの対応で、共通認識を持つ。
実は、これが現場ではなかなか難しいことがあります。
独居で自力歩行は困難。
自分の好きなように生きてきた方にとって、ベット上での生活はそれは辛いものです。
けれど、それでも自宅で暮らしたいという、強い要望での現在です。
彼は、尿便失禁が頻回で、排便コントロールを中心に訪問看護で入っていますが、かなり強引に要求を通そうとする方です。
尿は、尿器でとろうとしますが、かなりの確率で取りこぼします。
そのため、ベット周囲は尿で常い濡れていて、尿臭がします。
便失禁も頻回で、ひどければシーツからベットの下まで汚染された状態で、誰かサービスが入るまで、そのままです。
けれど、オムツはしない。常に綿のブリーフだけ。
ズボンもはかない。断固として。
起立性低血圧がひどく、以前のようにポータブルに座らせて排便介助をすると、血圧が下がってショック状態担ったこともあり、排泄はベット上でのみ行うことになりました。
でも、これが気に入らない。
「起こせ。ポータブルに座らせろ!」としつこく訴えます。
「ヘルパーは、椅子にも移動させてくれる。お前だけだやらないのは!」
「血圧が下がって、いつも座っていられなくなるので、危険です。排便だけはベット上でお願いしまう。」というやり取りの繰り返し。
麻痺が強く、血圧が下がると脱力して、とても看護師だけでは支えられなくなります。
しかも、ポータブルトイレに乗せる。便を出す。ベットに寝かせる。またしたくなってポータブルに乗せる。ベットに降ろす。また汚す。
一時はこれを繰り返して、訪問時間を大幅に超えてしまう事もたびたびあり、時間内に安全に必要な処置をするために、現在の形に納得されたはずなのに・・。
ADLを維持することも大事なので、男性のヘルパーさんにトランスファーをお願いしています。
看護師が二人入っていますが、それぞれに「ほかの人はやってくれるのに。」と詰め寄るのです。
比較的若いナースが入っていますので、どうしてもうまくあしらおうとする部分もあり、いつも担当は悩んでいます。
また、ヘルパーさんの業務ともごっちゃになっているようです。
結局、サービスの担当者が、それぞれの役割を認識して、同じ対応をすることが必要だと思います。
そして、自宅で安全に過ごす援助もするけれど、本人も介護保険のなかで在宅を継続するのならば、自分の要求だけ通すのではなくて、お互い歩み寄らないと、在宅の継続は難しくなると言う事を、ちゃんと理解してもらわないとダメですね。
何でもかんでも、希望のとうりにするのが、患者さんの思いに添う事でもないと思います。
終末期の患者さんが、ぎりぎりご自分の納得されるまで、トイレに行くことを支援する。
これは、ベットをトイレの近くに移動しても、希望に沿鵜べきだと思います。
けれど、長期的に見て本人の一番大きな目標である、在宅での生活を送るためには、尿便まみれで、いたずらに介護時間を延長するのは違うと思うのです。
社会の中で、私たちもいろんなことを分別し、押すことも引くことも、周囲とのバランスを考えないがらしていきます。それができないと、家庭でも社会でもうまく立ち行かなくなってしまうように、在宅療養中でも、同じことなのですが、これってなかなか難しいのが現実です。
ところで・・
話は変わりますが、現在窓の外は真っ白です。
雪。
どんどん降っています。
瀬谷区は、横浜のチベットとも呼ばれ、他区が降っていなくても瀬谷だけは雪が降ることも良くあります。
明日、このまま降り積もると、仕事がまずいことに・・・。
朝までに、雨になりますようね。