この地域の訪問入浴、最近はかなりの事業所が参入してきて、ものすごい熾烈な競争になっています。
うちの事業所で、よくお願いする訪問入浴は大体決まっていて、うちのニーズに答えてくれる、サービスの行き届いた事業所です。
うちは訪問看護ステーションなので、病状の重い方が多く、必然的に入浴前後に吸引が必要だったり、大きな褥瘡があったり、すでに血圧が下がっていたりと、リスクが高くて手がかかる患者さんが多いので、技術的にも安心できるところを選びます。
そのなかでも、このあたりの老舗的存在の「まごの手介護サービス」は、ずいぶん以前からご利用者さんのボランティアもやっています。
最近は、まごの手さんを卒業して独立した事業所さんもボランティア活動を積極的にやっていますので、ずいぶんいろんなことで助けてもらっています。
先日、独居でベット上生活をしている患者さんの担当者会議がありました。
限られた単位の中で、ベット上でしか生活ができない方の生活を全面的にサポートするためには、いろんなものを省き、必要なサービスを絞り込んでいく必要があります。
最近全く自分では力が入らなくなった患者さんは、体重増加もあってポータブルトイレ移動や椅子への移動に、介護者の負担が急増していました。
特に女性のヘルパーや看護師では、一緒に転倒したり、腰を痛めるリスクも高くリフターを検討することになりました。
けれど、リフターは単位が高いのです。
このため、サイドレールを一つ返し、マットを安いものに変え・・
「サイドテーブルは、これじゃないとだめですか?」と、福祉用具さん。
「何かで代用できないかな?」
「カラーボックスにキャスターつけるとか・・」
「だれか作ってくれないかなぁ・・」
などと言っていたら、まごの手さんがおずおずと「作りましょうか?」と手を挙げてくれました。
「材料代だけ負担していただければ、時間はかかるかもしれませんが、作れると思います。同じ高さで、危険がなくてものが載せられればいいんですよね。」
もうだれも反対はありませんでした。
患者さんも大喜び。
なんでも、創立??年だという事で、ボランティアとして特別頑張ります!という事でした。
「できたら。看護師さんに確認してもらいますね。」と言っていましたが、昨日これを持ってきてくれました。
まだ、角を取ってから、上に天板を載せるそうですが、途中経過でこの出来栄え、歓声が上がりました。
マジですか??
サイドテーブルそのまんまじゃないですか?!
しかも、ストッパーもついている。
作業が細かいし、あまりに上手なのでびっくりしていたら、スタッフに元大工さんがいるんだとか。
仕事の後にサイズを測りながらコツコツと作ってくれたそうです。
ご苦労様です。ありがとう!
地域で支えているって感じですね。
患者さん、きっと大喜びだと思います。
まあこれは特殊なケースかもしれないけれど、なんかこう小さな一言が現実のものなるのは本当にうれしいものですね。
うちの事業所で、よくお願いする訪問入浴は大体決まっていて、うちのニーズに答えてくれる、サービスの行き届いた事業所です。
うちは訪問看護ステーションなので、病状の重い方が多く、必然的に入浴前後に吸引が必要だったり、大きな褥瘡があったり、すでに血圧が下がっていたりと、リスクが高くて手がかかる患者さんが多いので、技術的にも安心できるところを選びます。
そのなかでも、このあたりの老舗的存在の「まごの手介護サービス」は、ずいぶん以前からご利用者さんのボランティアもやっています。
最近は、まごの手さんを卒業して独立した事業所さんもボランティア活動を積極的にやっていますので、ずいぶんいろんなことで助けてもらっています。
先日、独居でベット上生活をしている患者さんの担当者会議がありました。
限られた単位の中で、ベット上でしか生活ができない方の生活を全面的にサポートするためには、いろんなものを省き、必要なサービスを絞り込んでいく必要があります。
最近全く自分では力が入らなくなった患者さんは、体重増加もあってポータブルトイレ移動や椅子への移動に、介護者の負担が急増していました。
特に女性のヘルパーや看護師では、一緒に転倒したり、腰を痛めるリスクも高くリフターを検討することになりました。
けれど、リフターは単位が高いのです。
このため、サイドレールを一つ返し、マットを安いものに変え・・
「サイドテーブルは、これじゃないとだめですか?」と、福祉用具さん。
「何かで代用できないかな?」
「カラーボックスにキャスターつけるとか・・」
「だれか作ってくれないかなぁ・・」
などと言っていたら、まごの手さんがおずおずと「作りましょうか?」と手を挙げてくれました。
「材料代だけ負担していただければ、時間はかかるかもしれませんが、作れると思います。同じ高さで、危険がなくてものが載せられればいいんですよね。」
もうだれも反対はありませんでした。
患者さんも大喜び。
なんでも、創立??年だという事で、ボランティアとして特別頑張ります!という事でした。
「できたら。看護師さんに確認してもらいますね。」と言っていましたが、昨日これを持ってきてくれました。
まだ、角を取ってから、上に天板を載せるそうですが、途中経過でこの出来栄え、歓声が上がりました。
マジですか??
サイドテーブルそのまんまじゃないですか?!
しかも、ストッパーもついている。
作業が細かいし、あまりに上手なのでびっくりしていたら、スタッフに元大工さんがいるんだとか。
仕事の後にサイズを測りながらコツコツと作ってくれたそうです。
ご苦労様です。ありがとう!
地域で支えているって感じですね。
患者さん、きっと大喜びだと思います。
まあこれは特殊なケースかもしれないけれど、なんかこう小さな一言が現実のものなるのは本当にうれしいものですね。