習い事

1年ほど前から習い事を始めました。
月に2回ほど、午後から半休を取って、そごうの9階にあるカルチャーセンターに通っています。

習っているのは「篠笛」です。
篠竹を切って作った横笛のことで、私が習っている「暁流篠笛」は歌笛です。

暁流の田村　暁子先生は、とても面白い先生で、厳しさのなかにも古典の話や外国の話、冗談をまじえて2時間のお稽古はあっという間に過ぎていきます。

　3本、6本、8本調子の3本です。

歌笛なので、歌声に合わせて調子を変えます。

で・・・1年たった今でも、悲しいほどに上達しません・・・

いつになったら、ちゃんと音が出るのか、息がぜんぜん続かないし、未だに3本調子の穴を全部ふさげない。
だいたい、同じ指の押さえ方で高音と低音を吹き分けたりするんですが、未だにできないし・・
後から入ってきた人が、どんどんうまなっていくのを横目に、情けない音を出しています。

とにかく、間ほとんど練習できないので、お稽古当日まで笛を触らない事がほとんどです。
でも、年末一度家で練習しようと本を開きました。
そしてあの名曲「コンドルが飛んでいく」をつっかえつっかえ吹いていたときでした。
娘が笑い転げる中、夫が「それ・・・コンドルは落ちてるぞ。飛んでない。」と一言・・・
そんなこと、言われなくてもわかってます。

でも、上手な人が吹くといいんですよー。

ちなみに、今は年明けなので「春の海」「元禄花見踊り」「六段の調べ」をやっています。
篠笛で日本の子守歌や童謡なんか聞くと、涙出ますよー。
もともと、子供の太鼓のお囃子吹きたくて始めましたが、お囃子の笛とはまた違っていて、半音がとてもきれいです。

上手になって、患者さんの思い出の曲を吹いてあげられるようになれたらな～
と、夢のようなことを思っています。
たまには、練習しないとね。