以前「悪徳業者の手口?」という題で記事を書きました。
先週末、あの業者のなまえを、とんでもないところで見ることになりました。
あのあと、生活消費者センターに相談したものの、「こういうケースは、自分の意思でお金を払ってしまった場合は合法。今回の支払いに関しては、家族が自分で業者に電話して話し合うように。」とばっさり。
結局、たくさんの相談にいちいち対応していられないから、よほど酷い、歴然たる詐欺行為と判断されなければ、みんな泣き寝入りなのでしょうね。
この会社の名前で、ほかに苦情や相談がないかどうかも、個人情報を理由に教えてはくれませんでした。
何のための消費者センターなんだか・・
でも、ネット上ではこの会社の名前で、あきらかに「騙された!」と言っている人もいましたし、手口から言ってぎりぎり合法で高齢者を言いくるめているのだとおもいました。
で、そのあと警察の「生活安全課」なるところに相談したところ、すごく親切に対応してくださり「書類などもって相談に来て下さい。」といってもらえました。
娘さんがそれまでの、督促状や明細などもって、警察へ行くと警察としてはやはり、ぎりぎり商法として成り立っているから、しょっ引くわけにはいかないけれど・・。
と言う事で、警察官が電話をかけてくれました。
警察の電話とわかると、あきらかに警察対応係みたいな人と変わってきたそうです。
そして、「それは、こちらの手違いで、間違えました。申し訳ありませんでした。つきましては、着払いでご返送ください。」といきなり平身低頭となり、娘さんにも変わって、二度とYさんの家にはちかずかない、電話や送付もしないというう約束をして終了となりました。
娘さんたちは、たいそう喜んでいましたが、結局怖いからと言って電話番号も変え、表札も全部はずしました。これを機に、「クレヨン500本毎月少しずつ送ります。」などという通販も終了して、
本人も、「こんなに怖いとは思わなかった。もう二度とかってにいろんなものを買わない。」と娘さんと約束したそうです。
あれから半年・・・
1か月ほど前に「連合自治会の回覧板を作ります。4ブロックの家々を回す回覧板で、作成のために一口15000円で広告を載せてもらえませんか?」と電話をかけてきました。
すでに、近くの医院や歯科医院も載せることになっているらしく、地域に貢献できるのであればと、承諾しました。
そして、24日金曜日にその回覧板の見本がステーションに届きました。
事務のOが、「これって、あのYさんがひっかった会社じゃない?」と、出来上がった回覧板を見せに来ました。
ええー!?
あの会社に間違いなく、表紙の一番前にでかでかと「来年度の皇室カレンダー・好評受付中」とか書いてあります。
なんで?なんで?なんで?
なんで、連合自治会の回覧板にこんな業者の宣伝が?!
地元の会社や医院とならんで・・?
再度ネット検索したら、地方の自治体ではこの会社を名指しで、「この業者には注意しましょう。ここから電話があったら、○○区役所まで通報しましょう」という広報まででてました。
自治会に電話をかけてみたところ、「かいらんばん?いや~、こちらで作ったことはないよ。あれは、どっかの会社が勝手にスポンサー募って、勝手に作って自治会に送ってくるものなんだよ。だから、まだいっぱい前のも余ってるし、もし、そんな変な会社が宣伝で載っているなら、それはつかわないからいいよ。」って。
・・・。
じゃあ、あれは自治会のためでもなんでもなかったんだ・・。
それで、お金出して広告載せても、自治会が使わなかったら何の意味もないんだ。
え?!
じゃあ騙されたみたいなもの?
この企画会社に電話をしてみました。
出てきたのは女性。
訳を話すと、「あーそうです。すみません、うちは出資頂いた会社の中身までは確認していませんので。それに、もう作っちゃいましたから、今回はしょうがないですね。」と悪びる風もなく。
会社のポリシーも何にもないのか?
自治会の回覧板に、地元の会社と一緒に載っている業者なら、誰も疑わないでしょう?
それで一度買っちゃったら、もうその人は鴨ですよね。
「自治会の方は、そんなのは使わないって言ってますよ。それじゃ地域のためにと出資した人たちは、ばかみたいじゃないですか?会社のホームページくらい見たりしないんですか?
とにかく、うちとしてはもう二度と関わりませんし、知らないで広告載せている先生方もいるので、医師会長にも報告しますから。」そう言って電話を切りました。
たとえば、15000円で10件の広告を出したら、150000円。
4つの自治会に5枚ずつ配っても、原価はいくら??
元のバインダーに広告のシールを張り替えるだけなので、あまたある自治会相手にそれを繰り返していたら、そりゃあ儲かりますわ。
要は、お金さえ集まれば、どんな業者でも広告出すんですよ。
中身は知らない!って言ってましたから。
でも、地域の人はそんなことは知りませんし、自治体の回す回覧板にそんなからくりがあるなんて、知りもしない。
なんだか、モラルもポリシーもあったものじゃないですね。
結局後から、企画会社から電話があって、「社で相談したら、今回はあの会社の広告を抜いて、自治会にお渡しすることになりましたし、来年からはあの会社からの融資は受けないことになりました。」と言っていました。
もうバカバカしいので「はいそうですか。」で終わらせましたが、世の中ってわからないものです。
こんなからくりがあるなんて、知らなかったわ~。
騙された感はあるものの、いい社会勉強になりました。
皆様の地域にも、影のように悪徳商法の業者が忍び寄っています。
重々ご注意くださいませ。
先週末、あの業者のなまえを、とんでもないところで見ることになりました。
あのあと、生活消費者センターに相談したものの、「こういうケースは、自分の意思でお金を払ってしまった場合は合法。今回の支払いに関しては、家族が自分で業者に電話して話し合うように。」とばっさり。
結局、たくさんの相談にいちいち対応していられないから、よほど酷い、歴然たる詐欺行為と判断されなければ、みんな泣き寝入りなのでしょうね。
この会社の名前で、ほかに苦情や相談がないかどうかも、個人情報を理由に教えてはくれませんでした。
何のための消費者センターなんだか・・
でも、ネット上ではこの会社の名前で、あきらかに「騙された!」と言っている人もいましたし、手口から言ってぎりぎり合法で高齢者を言いくるめているのだとおもいました。
で、そのあと警察の「生活安全課」なるところに相談したところ、すごく親切に対応してくださり「書類などもって相談に来て下さい。」といってもらえました。
娘さんがそれまでの、督促状や明細などもって、警察へ行くと警察としてはやはり、ぎりぎり商法として成り立っているから、しょっ引くわけにはいかないけれど・・。
と言う事で、警察官が電話をかけてくれました。
警察の電話とわかると、あきらかに警察対応係みたいな人と変わってきたそうです。
そして、「それは、こちらの手違いで、間違えました。申し訳ありませんでした。つきましては、着払いでご返送ください。」といきなり平身低頭となり、娘さんにも変わって、二度とYさんの家にはちかずかない、電話や送付もしないというう約束をして終了となりました。
娘さんたちは、たいそう喜んでいましたが、結局怖いからと言って電話番号も変え、表札も全部はずしました。これを機に、「クレヨン500本毎月少しずつ送ります。」などという通販も終了して、
本人も、「こんなに怖いとは思わなかった。もう二度とかってにいろんなものを買わない。」と娘さんと約束したそうです。
あれから半年・・・
1か月ほど前に「連合自治会の回覧板を作ります。4ブロックの家々を回す回覧板で、作成のために一口15000円で広告を載せてもらえませんか?」と電話をかけてきました。
すでに、近くの医院や歯科医院も載せることになっているらしく、地域に貢献できるのであればと、承諾しました。
そして、24日金曜日にその回覧板の見本がステーションに届きました。
事務のOが、「これって、あのYさんがひっかった会社じゃない?」と、出来上がった回覧板を見せに来ました。
ええー!?
あの会社に間違いなく、表紙の一番前にでかでかと「来年度の皇室カレンダー・好評受付中」とか書いてあります。
なんで?なんで?なんで?
なんで、連合自治会の回覧板にこんな業者の宣伝が?!
地元の会社や医院とならんで・・?
再度ネット検索したら、地方の自治体ではこの会社を名指しで、「この業者には注意しましょう。ここから電話があったら、○○区役所まで通報しましょう」という広報まででてました。
自治会に電話をかけてみたところ、「かいらんばん?いや~、こちらで作ったことはないよ。あれは、どっかの会社が勝手にスポンサー募って、勝手に作って自治会に送ってくるものなんだよ。だから、まだいっぱい前のも余ってるし、もし、そんな変な会社が宣伝で載っているなら、それはつかわないからいいよ。」って。
・・・。
じゃあ、あれは自治会のためでもなんでもなかったんだ・・。
それで、お金出して広告載せても、自治会が使わなかったら何の意味もないんだ。
え?!
じゃあ騙されたみたいなもの?
この企画会社に電話をしてみました。
出てきたのは女性。
訳を話すと、「あーそうです。すみません、うちは出資頂いた会社の中身までは確認していませんので。それに、もう作っちゃいましたから、今回はしょうがないですね。」と悪びる風もなく。
会社のポリシーも何にもないのか?
自治会の回覧板に、地元の会社と一緒に載っている業者なら、誰も疑わないでしょう?
それで一度買っちゃったら、もうその人は鴨ですよね。
「自治会の方は、そんなのは使わないって言ってますよ。それじゃ地域のためにと出資した人たちは、ばかみたいじゃないですか?会社のホームページくらい見たりしないんですか?
とにかく、うちとしてはもう二度と関わりませんし、知らないで広告載せている先生方もいるので、医師会長にも報告しますから。」そう言って電話を切りました。
たとえば、15000円で10件の広告を出したら、150000円。
4つの自治会に5枚ずつ配っても、原価はいくら??
元のバインダーに広告のシールを張り替えるだけなので、あまたある自治会相手にそれを繰り返していたら、そりゃあ儲かりますわ。
要は、お金さえ集まれば、どんな業者でも広告出すんですよ。
中身は知らない!って言ってましたから。
でも、地域の人はそんなことは知りませんし、自治体の回す回覧板にそんなからくりがあるなんて、知りもしない。
なんだか、モラルもポリシーもあったものじゃないですね。
結局後から、企画会社から電話があって、「社で相談したら、今回はあの会社の広告を抜いて、自治会にお渡しすることになりましたし、来年からはあの会社からの融資は受けないことになりました。」と言っていました。
もうバカバカしいので「はいそうですか。」で終わらせましたが、世の中ってわからないものです。
こんなからくりがあるなんて、知らなかったわ~。
騙された感はあるものの、いい社会勉強になりました。
皆様の地域にも、影のように悪徳商法の業者が忍び寄っています。
重々ご注意くださいませ。
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