木曜日に、看護学校で「在宅看護論」の特別授業で「訪問看護の実際」という授業をしてきました。
2年生の80人で、4時限目の授業でした。
2年生なので、まだ在宅の実習はしていませんので、在宅看護とか在宅医療とかのイメージは全然無いようでした。
あげくのはての4時限目なので、教室に案内されたときには、机にうっぷしている学生やら、おしゃべりに夢中な学生が目につきました。
まあ、うちの子供たちの話を聞いても、ろくな態度じゃないので、こんなものなのでしょうね。
できるだけ、飽きないようにと事例や写真を多くしたり、実際のエピソードを入れたりしましたが、はて、どこまで記憶に残ったかなか??と思うとかなり怪しい感じでした。
でも在宅実習本番で、私の話がなんとなく頭の隅の隅に残っていて、「ああ、このことだったのか・・」と思ってくれたらうれしいかな。
90分授業ピッタリにってわけにはいかず、なんとなく10分前に「早めに終わる?」って聞いたら、みんながウンウンってうなづいたので、早めに終了しました。
でも、終わると同時に、2・3人の学生さんがやってきて、とても興味深そうに質問をしてきました。
見た感じ、彼女らは社会人経験者のようです。
実習に来た学生さんのなかでも、実習自体に興味を持って、真剣に取り組んでくるのは社会人枠の学生さんが多いように思います。
一度社会に出たものの、何かのきっかけで「看護師になりたい!!」と強く思ったのだと思います。3年間(大学なら4年間)再度学生をやるというのは、経済的にも精神的にも決心がいります。
それでも看護学校に来るというのは、学びたいという思いと、なにより看護師の仕事が好きだという思いなのでしょうか。
また、社会に一度出ているので、礼儀であるとか人とのかかわりに関しても大人なので、実習生としても私たちたちからみると、一生懸命な感じが好感が持てます。
もちろん、ストレートで入学した学生さんだって、まっすぐにキラキラした目で実習をする子だってたくさんいますから、おおむねそういう傾向にあるというだけですが。
看護学校の先生がいうには、在宅の実習は学生本来の持っているものが、一番はっきりとわかるといいます。
看護学生以前の、その子の持っている価値観だとか、コミュニケーション能力だとか、社会人としてのマナーとか、看護に対する姿勢とか、いきなり丸見えになってしまうと、私も思います。
病院実習では、受け持ち患者さんとの時間を、ずっと誰かが見ているわけではないですし、忙しい業務の中で、指導看護師も見ていられない部分も多いと思います。
在宅では、それこそ人の家にお邪魔するわけで、最初から最後まで同行する看護師と一緒にいることになります。
見ていて、あまりやる気がないとか、不用意な言葉かけがあるとか、あまりに視点がずれているのに、素直にアドバイスが入らない学生さんの場合は、極力訪問の回数を減らします。
一日に1件か2件にとどめて、きちんとアセスメントをする。
たとえ、なかなかうまく患者さんとかかわれなくても、最初はボーっとしていても、アドバイスをうけて一生懸命取り組む姿勢があれば、なるべくいろんな患者さんのお宅に連れて行きます。
そこで、何を得るのかは学生さんの感性次第なのかもしれません。
病気だけを見るのではなく、生活の中で背景も含めて支援するという事の意味を、ほとんどの学生さんは気づくことができます。
それが個別性だし、教科書にある計画なんて、そこでは何の役にも立たないことがわかればOKです。
先生は「学生の中には、在宅実習後にすごく意識が変わる子がいます。本当に取組みかたもすっかり変わって、真剣に向き合えるようになった子もいます。」とのこと。
すごくうれしいですね。
うちはスタッフも、学生さんの親の年代が多くて、みんなとても可愛がります。
この子たちが、未来の日本を担う看護師さんになってくれるのだと信じて、大切に指導するのです。
今まだ何のことやらの2年生でも、来年うちに実習に来るころには、きっと成長しているのだろうと思っています。
途中でやめてしまう子も多いようですが、看護の面白さに気づいて、いい看護師さんになって欲しいものだと思います。
ところで、昨日はうちのステーションの歓迎会がりました。
看護師とヘルパーさん、それぞれ一人ずつ入職しました。
1次会は瀬谷の名店「寿司竹」。
瀬谷で一番おいしいお寿司屋さんです。
数年前に南台に移転して、2階で宴会ができるようになりました。
親父さんが気難しいことでも有名なお店で、瀬谷の人ならかなりの人が知っているお店です。
先付は、酒の肴にぴったりの小鉢で、ややしょっぱめでした。
このほかに、煮魚や茶わん蒸し、洋風な盛り合わせや、酢の物などがたくさん出てきました。
カニも出てきてびっくりでした。
最後は握りでしたが、このころにはお腹がパンパンで、酔いも回っていて、かなり苦しい状態でした。
2次会はカラオケで熱唱し、帰宅後は苦しくて動けませんでした~。
でも、おいしいものが食べられるのは、本当に幸せなことですね。
感謝です。
新人さん、これからもがんばって、末永くやめないでくださいね~。
2年生の80人で、4時限目の授業でした。
2年生なので、まだ在宅の実習はしていませんので、在宅看護とか在宅医療とかのイメージは全然無いようでした。
あげくのはての4時限目なので、教室に案内されたときには、机にうっぷしている学生やら、おしゃべりに夢中な学生が目につきました。
まあ、うちの子供たちの話を聞いても、ろくな態度じゃないので、こんなものなのでしょうね。
できるだけ、飽きないようにと事例や写真を多くしたり、実際のエピソードを入れたりしましたが、はて、どこまで記憶に残ったかなか??と思うとかなり怪しい感じでした。
でも在宅実習本番で、私の話がなんとなく頭の隅の隅に残っていて、「ああ、このことだったのか・・」と思ってくれたらうれしいかな。
90分授業ピッタリにってわけにはいかず、なんとなく10分前に「早めに終わる?」って聞いたら、みんながウンウンってうなづいたので、早めに終了しました。
でも、終わると同時に、2・3人の学生さんがやってきて、とても興味深そうに質問をしてきました。
見た感じ、彼女らは社会人経験者のようです。
実習に来た学生さんのなかでも、実習自体に興味を持って、真剣に取り組んでくるのは社会人枠の学生さんが多いように思います。
一度社会に出たものの、何かのきっかけで「看護師になりたい!!」と強く思ったのだと思います。3年間(大学なら4年間)再度学生をやるというのは、経済的にも精神的にも決心がいります。
それでも看護学校に来るというのは、学びたいという思いと、なにより看護師の仕事が好きだという思いなのでしょうか。
また、社会に一度出ているので、礼儀であるとか人とのかかわりに関しても大人なので、実習生としても私たちたちからみると、一生懸命な感じが好感が持てます。
もちろん、ストレートで入学した学生さんだって、まっすぐにキラキラした目で実習をする子だってたくさんいますから、おおむねそういう傾向にあるというだけですが。
看護学校の先生がいうには、在宅の実習は学生本来の持っているものが、一番はっきりとわかるといいます。
看護学生以前の、その子の持っている価値観だとか、コミュニケーション能力だとか、社会人としてのマナーとか、看護に対する姿勢とか、いきなり丸見えになってしまうと、私も思います。
病院実習では、受け持ち患者さんとの時間を、ずっと誰かが見ているわけではないですし、忙しい業務の中で、指導看護師も見ていられない部分も多いと思います。
在宅では、それこそ人の家にお邪魔するわけで、最初から最後まで同行する看護師と一緒にいることになります。
見ていて、あまりやる気がないとか、不用意な言葉かけがあるとか、あまりに視点がずれているのに、素直にアドバイスが入らない学生さんの場合は、極力訪問の回数を減らします。
一日に1件か2件にとどめて、きちんとアセスメントをする。
たとえ、なかなかうまく患者さんとかかわれなくても、最初はボーっとしていても、アドバイスをうけて一生懸命取り組む姿勢があれば、なるべくいろんな患者さんのお宅に連れて行きます。
そこで、何を得るのかは学生さんの感性次第なのかもしれません。
病気だけを見るのではなく、生活の中で背景も含めて支援するという事の意味を、ほとんどの学生さんは気づくことができます。
それが個別性だし、教科書にある計画なんて、そこでは何の役にも立たないことがわかればOKです。
先生は「学生の中には、在宅実習後にすごく意識が変わる子がいます。本当に取組みかたもすっかり変わって、真剣に向き合えるようになった子もいます。」とのこと。
すごくうれしいですね。
うちはスタッフも、学生さんの親の年代が多くて、みんなとても可愛がります。
この子たちが、未来の日本を担う看護師さんになってくれるのだと信じて、大切に指導するのです。
今まだ何のことやらの2年生でも、来年うちに実習に来るころには、きっと成長しているのだろうと思っています。
途中でやめてしまう子も多いようですが、看護の面白さに気づいて、いい看護師さんになって欲しいものだと思います。
ところで、昨日はうちのステーションの歓迎会がりました。
看護師とヘルパーさん、それぞれ一人ずつ入職しました。
1次会は瀬谷の名店「寿司竹」。
瀬谷で一番おいしいお寿司屋さんです。
数年前に南台に移転して、2階で宴会ができるようになりました。
親父さんが気難しいことでも有名なお店で、瀬谷の人ならかなりの人が知っているお店です。
先付は、酒の肴にぴったりの小鉢で、ややしょっぱめでした。
このほかに、煮魚や茶わん蒸し、洋風な盛り合わせや、酢の物などがたくさん出てきました。
カニも出てきてびっくりでした。
最後は握りでしたが、このころにはお腹がパンパンで、酔いも回っていて、かなり苦しい状態でした。
2次会はカラオケで熱唱し、帰宅後は苦しくて動けませんでした~。
でも、おいしいものが食べられるのは、本当に幸せなことですね。
感謝です。
新人さん、これからもがんばって、末永くやめないでくださいね~。
だけど、付いてきてるだけ~って感じの学生さんが結構いて残念な気持ちになります。
部屋の隅でボーッと立っていて、あいさつもろくにできない…
看護師さんに「そこじゃ見えないから、見えるところに移動しなさいよ」とか言われてると、何のための実習なんだろうかと思ってしまいます。
逆に、「何かお手伝いしましょうか?」って積極的に関わろうとする学生さんには好感が持てます。
その学生さんは48歳でしたけど…
自分のブログにも書いたんですが、学生さんには最低限笑顔であいさつしてほしいです。
そんなところから指導しなきゃいけない看護師さんは大変ですね…
利用者として学生さんにいい印象を持つかは、その人の感性とかちょっとした気づきとか技術以前のひとりの人としての部分のような気がします。
なんだかんだいって、センスって大事だと思ったり…
長々とすみません。
私にとって、タイムリーな話題だったもので…
学生指導がんばってください!!
訪問看護は、在宅という空間をコーディネート出来なければいけません。
目の前の患者さんにとって、今なにが必要で、どんな向き合い方をするべきかも、理屈じゃなくて感受性だと思うのです。
感じられるには、アンテナが必要ですし、何より興味が持てなければ感じられるわけないですよね。
興味を持って、意識して向き合えることが大事ですね。