シラチャ日記

2007年8月から何度かの中断期間を経て、タイ王国チョンブリ県シラチャより発信しています...

TG vs JL

2010年01月20日 | その他
シンガポール航空の「バンコク⇔関空便」撤退後はマイレージの関係も有って同じスター・アライアンスのタイ航空を使っての日本行きが多かったのですが、今回は“値段”に釣られる形で久々に(もう7~8年振り?)日本航空を使用しました。
チケットの値段が安かったのは良いのですが、丁度、飛行機に乗る日の夕方に「日航・週明けにも会社更生法申請か?」のニュースも流れ、株価まで安くなって(ストップ安)しまってたのでした…

タイ人CAを子会社で採用して、タイ⇔日本間のフライトに乗務させてることは話には聞いてたんですが、良い意味で“日本風”のサービスを叩き込まれてるようで、個人的には好感を持てました。

その日本航空が15,000人もの人員削減を予定してるとのニュースを見て、思い出したのが、ちょっと古い(2週間ほど前)のですが、下記のタイ航空関連ニュース。

*********************************************************************
【タイ航空がCAの若返りのため高齢CAに早期退職制度を実施】
タイ航空が客室乗務員(CA)の若返りを図るため、45歳以上のCAに対して、
「ミューチュアル・セパレート・プラン」という早期退職制度を取り入れることが
分かった。
今回のプランを実施する理由について、タイ航空では、長期勤務のCAの給与が
高額であること、若いCAの方がイメージが良いことの2点を挙げている。
給与面では、ベテランCAの給与が月額10万バーツ以上であるのに対し、
若年CAの平均給与は月額3万バーツです。また年齢面では、現在のタイ航空の
CAの平均年齢は35~38歳で、シンガポール航空の30歳台前半などと比べ、
CAの高齢化が顕著になっている。
タイ航空ではこれまで、労働組合や政府との協議により、長期間の従業員の雇用を
前提としてきましたが、早期退職の選択肢を設けることにより、45歳以上のCAが
自主的に退職するよう促すということです。
*********************************************************************

う~ん、アノ仕事(内容じゃなく態度ね)で月10万バーツやったらなぁ…
まぁ、JALと同じく“ナショナル・フラッグ・キャリア”なんで同じような問題を抱えてるんだろうとは簡単に想像付きますが、上記記事の中で気になったのは『今回のプランを実施する理由について、タイ航空では、長期勤務のCAの給与が高額であること、若いCAの方がイメージが良いことの2点を挙げています。』っと言うくだり…

そりゃぁそうなんですが(=個人的には“大賛成”)、なかなか公に言えませんよねぇ、日本では…
稲盛さんもコレくらい刺激的な発言で経営改善に取り組んでくれれば道は開けるのか???
いやぁ、やっぱり直ぐに“問題発言”で降ろされてしまうんやろなぁ、日本では…
コメント (8)