北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[本部直接指導その13 札幌市エルプラザ教室]

2011年10月03日 | [本部直接指導]


「美しさは結果です 膝を伸ばそうとする意識が大切です そのためにどの筋肉を意識するかです」


今年で4回目の札幌入りでした。
札幌もあいにくの雨で肌寒い一日となりましたが、
その寒さも吹っ飛ぶぐらいの盛り上がった直接指導でした。


エルプラザは札幌駅からすぐにあるだけでなく、施設も充実してます。
その分、利用者が多いということで場所を確保するのが大変です。
今回の直接指導にはも20人近く集まり、場所が狭く感じられるほどでした。


この教室では週に2回実践者が多く、その効果が表れていることが指導していて実感しました。
体操の目的やそのための方法をよく理解して運動をしていました。
各関節を伸ばし曲げるため、どの筋肉を意識的に伸ばし曲げるかなどよく指導されていました。
『運動を意識化させることの繰り返しによって、その動きがいつか無意識的に動く』
この意識化が確実な身体の変化をもたらします。


田中式健康体操では『身体の中心軸の意識』を大切にしてます。
運動のはじめや動作中、そしてその終わりに関しても『身体の中心軸』を意識させます。
身体の均整と身体運動の合理性を求めるからです。



「第5運動 股関節を左右に均等に開き 脊柱を捻転させながら中心軸をつくる運動」


田中式健康体操を実践している生徒さんから、
「ゴルフのスコアが良くなった。飛距離が伸びた。」
「スキーやスノボーの回転が良くなった。」
「ウオーキングを長くしても疲れなくなった。」など、
スポーツに表れる効果ををよく耳にしますが、独自の目的を持った運動処方の結果だと思っています。


もちろん大切なことは『日常生活に表れる効果』です。
札幌でヴァイオリン・ヴィオラなどの音楽教室を開いている澤田先生と話することが出来ました。
体操初めて1年ぐらいで、週二回の実践者でもあります。
「楽器からいい音を出すにも身体が大切であること。ヴァイオリンもピアノも身体の中心を大切にしないといい音を出せない。」と
話されたのが印象的でした。
「この体操は私の指導にも大変参考になっています。」のお言葉はとてもうれしく思いました。
そしてまた、
「この体操の伴奏音は、良く考えてつくられていますね。」と、プロの方から褒めていただました。
体操作りと同じぐらいに伴奏音づくりに熱意と時間をかけた甲斐があったと澤田先生の言葉に感激しました。
澤田先生のブログにもときおり『体操への思い』を書いていただいています。



「第3運動 逆さ手足4点支持による背筋群・大殿筋強化運動 この中に74歳の生徒さんがいますよ」

最近、直接指導に出かけるたびに思うことがあります。
いろんな職種をもち、いろんな人生を歩んでいる方とたくさん出会えることの幸せ。
田中式健康体操を通して出えた素敵な縁の力を大切に、明日も前進です。




✿10月の直接指導の日程
 〇10月 5日(水) 岩内町老人福祉センター 19:30~21:00
 〇10月13日(木) 小樽市総合体育館    13:15~15:00
 〇10月27日(木) ルスツ公民館大ホール  10:30~12:00