北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

≪2015年 本部直接指導 NO8・NO9 北海道「余市教室・倶知安教室」≫

2015年06月20日 | [本部直接指導]



余市町はNHK朝ドラ「マッサン」で
一躍有名になった町です。
いろんな果物が豊富に収穫できる町でもあります。
特に、さくらんぼの果樹園はいたるとこにあります。



余市の指導者宅にも「さくらんぼの木」があり、
昨年はたくさんお土産に頂きましたが、
今年は少し時期が早かったようです。


さて、直接指導は第4運動を中心に行いました。
特に骨盤の位置と脊柱の位置の関係を
大切にすることです。



ヒトの脊柱はS状に湾曲していること。
第5腰椎と仙骨には「岬角」があり、
正常だと30度の角度をもつこと。


骨盤は・第5腰椎と二つの腸骨・仙骨・尾骨・恥骨
から成り立ち、
腸骨と仙骨は仙腸関節でつながっていること。


腰椎は伸展・屈曲の可動性は大きく、
捻転は小さい。
特に捻転は「股関節」と大きく関わり、
「腰のねじれ」は「股関節のねじれ」でもあること。
など説明しながらの実践でした。



余市教室には、
ご本人やご家族の仕事上での転勤が多く、
やっと地元に戻り実践している方が複数います。
偶然にも転勤地にT・K・Tの教室が存在し、
実践を継続してきました。


北海道18市町村にT・K・Tの教室の広がりが
あったからです。
このようなケースは、
最近多く聞かれるようになりました。
とてもうれしい話です。



余市を4時過ぎに出て、
倶知安町にむかいました。



倶知安教室は二度ほど閉鎖になる寸前に、
新指導者が現れ教室が継続しています。


もちろん、実践者の中から新指導者になるのですが、
それだけ前指導者たちの指導の熱意があってのこそ
実現してきたと思っています。


そしてまた、実践者のみなさんたちが
「倶知安教室は閉鎖させない!」という意気込み
と熱意が継続の結果になったと思っています。



T・K・Tの普及の先頭を走るのは本部なのですが、
指導者たちの力なくしてできません。
しかし、今回の倶知安の教室継続は、
T・K・Tの実践を継続したいとう実践者たちの思いが
実ったのだと思います。



直接指導当日の新指導者は始終緊張気味でしたが、
生徒さん達がいろんなところでサポートしていました。
30分前に教室に来て照明と換気をする生徒さんたち。
終了後、さっさと後片付けをする生徒さんたち。
緊張をほぐすためか、先生に近づき会話する生徒さんたち。


「もう一度、教室をのぞきに来ます!」と
みなさんに声かけし、
安心して帰路につきました。