北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[第2回 歌才元気塾]

2010年03月14日 | [ 歌才 元気塾 ]
今日の初めのお話は、「筋肉について」でした。
「Aさん、心臓を止めてみてください!」
「止まらんべや・・・」
「Bさん、胃を5回動かしてみてください!」
「胃を??」


「 そうです。人間には、自分の意思で動かせない筋肉と意思で動かせる筋肉がある
 のです。筋肉の種類には、骨格筋と平滑筋と心筋の3種類があり、
 骨格筋は意志で動かせる筋肉で、他のふたつは、意思で動かない筋肉です。
 足や手の筋肉も骨格筋ですから、自分の意 思で動くのですよ。
  さあ、前回の宿題、やってきました?。」

「足の指で、靴下を一生懸命つかもうと頑張っています。前回できなった人の指が
 動き出しました。家で体操をしているのが伺えて、嬉しく思いました」

右手の指と左手の指の折り曲げの練習「グー・チョキ・パー」です。
「右手の指は左の脳を刺激していますよ。左手の指は右の脳を刺激していますよ。」
「ゆっくりなら動くぞー。ほら。」
右と左の同時動作に入るとなかなか思うようにいきません。
あきらめないでゆっくりゆっくりと我慢強く動かしていました。


次は、足の指の「グー・チョキ・パー」です。
手の指を一生懸命、足の指の間に入れいます。
ひとりふたりと動かなかった指が動き出しました。


「よかったね、Cさん。バケツもって廊下に立つところだったね・・・。」
「俺はそうでもないが、この指は頑固なもんだー。」の一言に、みんさん大笑い。


そして、今日の目的の体操に入りました。
「筋肉には白い筋肉と赤い筋肉があります。魚のヒラメの肉はどんな色していますか?」
「白だー。」
「それでは、マグロの肉は?」
「赤だー。」
こんなやり取りをしながら「白筋=速筋」と「赤筋=遅筋」について説明し、
足腰を鍛えないと家事もできなくなること、バスにも乗れなくなること、
遊びにも行けなくなることを話ました。


全員から「そうだ、そうだ。」の声が聞こえました。


「回覧板を膝に挟み、引っ張っても抜き取れれないよう頑張る運動。内転筋・大殿筋・
 腹筋・肛門括約筋の強化。今度からは、一万円札でするべ・・・には大爆笑でした。」

「ゴリラやチンパンジーの筋肉と人間の筋肉を比較すると大きさがはっきり違う筋肉が
 あります。さてどこでしょう?」


「足の太もも・・・?」
「胸・・・?」


「サルやゴリラがテレビに出てきたら、しっかりお尻を見てくださいね。人間の
 筋肉の中で一番大きな筋肉は、おしりの筋肉です。サルやゴリラのように、
 ペッタンコのおしりにならないようにしましょ。今日はこの尻の筋肉を鍛える
 体操です。」


次は「オシッコを止めたり、肛門をしめたりする体操をします。」
次は「腹式呼吸の練習です。」

「呼吸をしながら、お腹を膨らましたり、へこませるたりの運動。こらあ、
 はらぼっけだべえーにも大爆笑。」

本日は、私たちの方が少し欲張ってしまいました。
それでも歌才のみなさんは、熱心に話を聞いてくださり、わきあいあいのうちに終了
しました。


そのあとの「関西風 お好み焼き」パーティーが盛り上がったのはいうまでも
ありません。
そして、黒松内の新しい移住者家族の突然の飛び入りがあったのですが、
歌才地域の人たちは、気持ちよく暖かく迎えてくれました。


歌才地域の人たちの「懐の大きさ・深さ」を感じた、2回目の元気塾でした。






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