霧ヶ峰や車山などのニッコウキスゲは特にここ数年鹿の食害がひどく、去年などは鹿の食害でニッコウキスゲの花を殆ど見る事が出来ませんでした、私のブログにも書きましたが、山荘一株しか無いニッコウキスゲを食べられたりとか言う小さな問題では無く、鹿1頭が1日食べる草は20キロと言われてていますので、群れで移動する雌鹿のご一行さまの食べる量は大変な量ですし、地域全体の生息数を想像すると恐ろしいです。
食害は日本全土に及び耕作地非耕作地を問わず、その被害は計り知れません。
鹿は牧草のような硬い草よりも、ニッコウキスゲ(特に花)や山草の花のような柔らかい草が好みのようです。
もっとも冬は木の皮でも何でも食べますし、植林した苗木も食べてしまうようでネットで鹿の食害と検索しますと沢山出て来ます。
尾瀬などもそうですが、山草や高山植物など人の保護により何とか生き延びている植物も絶滅してしまうかもしれません。
なぜ鹿がこんなに増えたのか、一つには餌が増えた、
鹿が好んで草を食べる場所は草地=元々木の生えていない草地か人の手によって木が伐採された場所+道路の法面や開発された場所が増えて来ている事、そういえば朝晩山道の法面でよく草を食べているのを見かけます。
林業により、林道の開発針葉樹の植林や伐採した後の放置による荒廃など。
霧ヶ峰から車山周辺は元々木が生えていない場所や牧場にするために木を伐採して放置+毎年山焼きをしていますので木が生えない。
もう1つ1番の要因と思われるのが、地球温暖化で冬が暖かく成ってきた事、冬が寒く冬雪が多い年は餌が取れずに餓死して死ぬ事が多いそうで、雪の多い年は自然に淘汰されていたようですが、最近は暖冬で山も雪が少なく餌も取れて淘汰されにくく成ったのも原因のようです。
冬は道路脇の法面にたくさんの鹿を良く見かけます。餌が取りやすいのです。
大切な観光資源で有るニッコウキスゲの花が咲かないのでは観光業界では被害甚大です。
そこで今年から、霧ヶ峰や車山ではある一定場所だけ電気牧柵で囲い鹿が入れないように保護して有りました、その甲斐有って柵の中はニッコウキスゲが満開ででした、然し柵の外ではチラホラしか咲いていません。
原発問題が第一ですが、今後鹿などの野生生物による食害問題にどう立ち向かって行ったら良いのでしょうか。
食害は日本全土に及び耕作地非耕作地を問わず、その被害は計り知れません。
鹿は牧草のような硬い草よりも、ニッコウキスゲ(特に花)や山草の花のような柔らかい草が好みのようです。
もっとも冬は木の皮でも何でも食べますし、植林した苗木も食べてしまうようでネットで鹿の食害と検索しますと沢山出て来ます。
尾瀬などもそうですが、山草や高山植物など人の保護により何とか生き延びている植物も絶滅してしまうかもしれません。
なぜ鹿がこんなに増えたのか、一つには餌が増えた、
鹿が好んで草を食べる場所は草地=元々木の生えていない草地か人の手によって木が伐採された場所+道路の法面や開発された場所が増えて来ている事、そういえば朝晩山道の法面でよく草を食べているのを見かけます。
林業により、林道の開発針葉樹の植林や伐採した後の放置による荒廃など。
霧ヶ峰から車山周辺は元々木が生えていない場所や牧場にするために木を伐採して放置+毎年山焼きをしていますので木が生えない。
もう1つ1番の要因と思われるのが、地球温暖化で冬が暖かく成ってきた事、冬が寒く冬雪が多い年は餌が取れずに餓死して死ぬ事が多いそうで、雪の多い年は自然に淘汰されていたようですが、最近は暖冬で山も雪が少なく餌も取れて淘汰されにくく成ったのも原因のようです。
冬は道路脇の法面にたくさんの鹿を良く見かけます。餌が取りやすいのです。
大切な観光資源で有るニッコウキスゲの花が咲かないのでは観光業界では被害甚大です。
そこで今年から、霧ヶ峰や車山ではある一定場所だけ電気牧柵で囲い鹿が入れないように保護して有りました、その甲斐有って柵の中はニッコウキスゲが満開ででした、然し柵の外ではチラホラしか咲いていません。
電気牧柵(色々な名称が有ると思います)が新しく張り巡らされて咲くことが出来たニッコウキスゲ。 |
鹿は垂直跳びで150センチは楽に飛び上がると言われています。 ですから電線の高さは2メートル位の高さにまではられています。 人に守られて咲く花。 |
綺麗なオレンジ色花ですね。 |
原発問題が第一ですが、今後鹿などの野生生物による食害問題にどう立ち向かって行ったら良いのでしょうか。