MARUMUSHI

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同情よりも偽善。

2011-03-13 20:34:38 | インポート
東北地方太平洋沖地震は一地方の災害に収まりそうに無い。
国のレベルでの災害になってる。

災害時に被災地に必要なのは、的確な情報・的確な人員・的確な物資の三つやと思う。

個人レベルでできる事を考えてみると、
どう考えても情報を提供できるわけも無く、それはマスコミさんに頑張ってもらおう。
人員としても、俺が被災地にボランティアで行った所で役に立ちそうもない。むしろ足手まとい。
じゃぁ、出来ることといえば物資という事になるけれど、これもいきなり何を送れと?となる。ていうか、今個々が送っても邪魔になるやろ。

今は、救助が最優先やから、マン・パワーが物を言う。
そして、次に物資。水とか食料。着替えとか毛布とか。
あと、一週間もすれば、もっと色々な物資がいるやろう。復興にもウェイトが置かれていく。

そうなったら、やっぱり金じゃー!!
募金なり何なりが、彼方此方(合同会社コーズ・アクションのページ)で募られている。
金で解決できる事は、解決してしまえば良い。戻らないものもたくさんあるけど、戻せるものは戻せば良い。
それを手伝えるのは、やっぱり金なんやと思う。
同情してるぐらいなら、偽善でいいからお金。


こんな著名人もいるらしいけど、見上げた根性やと思う。
千羽鶴を送るぐらいなら、トイレットペーパーを送ってやったほうが役に立つ。



小林よしのりが阪神大震災時に”ゴーマニズム宣言”でこう書いていた。
「同情しても、同情しても、他人事。自分たちは、飯を食い、暖かい風呂に入り、セックスして、ベッドで眠る。人っていうのは悲しい」
と、彼は言いながら、カレーを食べて、ウーロン茶で喉を潤す。
その通り。同情しても被災者で無い限り、他人事でしかない。
もうちょっと言えば、できる事なんて無いに等しい。

綺麗ごとは必要ない。
今は、同情するぐらいなら、いずれ必ず必要になる、お金を送るべきだと思うのだ。