【のん、呉へ。2泊3日の旅 ~『この世界の片隅に』すずがいた場所~】を見る。
爆弾で街が焼け野原になり、すずさんが右腕を、晴美さんが命を失い、すずさんが戦争に負けたことに悔しがり涙した場所。
すずさんがいた戦争の世界。
造船所を観て、美術館を観て、屋台を体験し、ご当地グルメを楽しみ、観光を楽しんで笑顔になる場所。
のんさんがいる今の世界。
いいとか悪いとかじゃなくて、すずさんものんさんも、そして僕もそんな世界のある時代に生まれついただけ。
戦争は街を壊し焼け野原に変えた。そして人々は七十余年を使って焼け野原を壊して街を作った。
どちらの変化もその時代の人々が望んだイデオロギーの姿だ。
日本にはそのイデオローグがいないのが困ったところだけれど。
世界は今でも政治という古いやり方しか知らない。民主主義という、解答を弾き出す方法としては暴力的な方法しか持っていない。
戦争の影にいる平和に71年間身を浸してきた。
その一年であった2016年が直に終わる。
僕にとっては真綿で締め上げられるような地獄が相変わらず続いていた一年だった。来年も苦しいだろうな。
この世界の片隅で、のんさんは大活躍だけれど、すずさんにとってはどんな一年だったんだろう?
とりあえず今はクリスマスを楽しんでいるんだろうな、きっと。
爆弾で街が焼け野原になり、すずさんが右腕を、晴美さんが命を失い、すずさんが戦争に負けたことに悔しがり涙した場所。
すずさんがいた戦争の世界。
造船所を観て、美術館を観て、屋台を体験し、ご当地グルメを楽しみ、観光を楽しんで笑顔になる場所。
のんさんがいる今の世界。
いいとか悪いとかじゃなくて、すずさんものんさんも、そして僕もそんな世界のある時代に生まれついただけ。
戦争は街を壊し焼け野原に変えた。そして人々は七十余年を使って焼け野原を壊して街を作った。
どちらの変化もその時代の人々が望んだイデオロギーの姿だ。
日本にはそのイデオローグがいないのが困ったところだけれど。
世界は今でも政治という古いやり方しか知らない。民主主義という、解答を弾き出す方法としては暴力的な方法しか持っていない。
戦争の影にいる平和に71年間身を浸してきた。
その一年であった2016年が直に終わる。
僕にとっては真綿で締め上げられるような地獄が相変わらず続いていた一年だった。来年も苦しいだろうな。
この世界の片隅で、のんさんは大活躍だけれど、すずさんにとってはどんな一年だったんだろう?
とりあえず今はクリスマスを楽しんでいるんだろうな、きっと。