今から考えると90年代~00年代の時代は恐ろしいぐらい平和だった。町中にピンサロ、ダイヤルQ2のシールが貼られまくってて、JKにオッサンが群がってブルセラでJKが稼いでて、オタ文化も今よりディープ。インターネットはチマチマと1Mbpsぐらいで”割れ”とか”F銅鑼”とかでデータをやり取りしてた。
1999年に世界は滅ぶなんてあり得ないけどどこか期待してて、終わりが見えてたから皆奔放だったのかな。
2010年からは、先だけ見なくてはいけない時代になった。歳をとったときに安心して老後をすごせるか?なんて何十年も先のことを気にしなくてはいけなくなってきた。
社会的に孤立することは良くないけれど、考えてみれば孤立死はそんなに怖くないはずだ。たくさんの人に囲まれて死んでいくなんて、そもそも高望み過ぎだ。
インターネットが常時接続が当たり前。それどころかスマホとなって常に身に着けるようになった。
異常な量の情報が流れ込んできて、自分たちには絶望的な未来の姿しかないと思い込むようになった。
常にだれかとつながっているSNSが肥大化して、ついにはTVや新聞をオールドメディアと言い出した。SNSは便利だけれど、BBSの時代から本質は変わってなくて、便所の落書きみたいなもんなんだけれど。
人間の脳みそは、ホモサピエンスになったころから何も変わっていない。
狩猟や農耕のための脳みそだ。
そんなロートルなマシンで今でも生活していると考えると、どう考えても情報過多で、一般的な人の脳がパンクするのは当たり前。
知的障がいでグレーゾーンの人が増えたのは単純に情報量が増えて、処理しきれない人たちがIQが低いと判断されただけなんじゃないかと思う。
情報は雑誌新聞、テレビラジオ程度で良い。個人がやり取りするデータはzoomなんかじゃなくてポケベルとかぐらいでちょうどいい。
世界はもっとゆっくりでいい。
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