熟年夫婦のケチケチ旅日記

後期高齢者の仲間入り。これからも日々何か楽しいことや、感動することを見つけて、前進していきたいです。

もう一つの潜没橋(恋路橋)

2006-11-03 | リタイヤ夫婦のケチケチ旅日記
国道163を、南大河原附近の木津川に掛る潜没橋は恋路橋と、言うらしい、
なぜこの名前が付いたのかしら?
この橋を渡って進むと、恋志谷神社と天満宮と言う神社に突き当たります。

恋志谷姫神は、後醍醐天皇の側室で、後醍醐天皇は、笠置の戦いで破れ、壱岐に流されました。其の時姫は病を直すため伊勢にいました、やっと病も治り南大河原の地まで帰り着いたとき、後醍醐天皇は、壱岐に流されたと聞き、あまりの悲しさに、自らの命を絶ったとのことです。

江戸末期には渡し舟があったとか、後醍醐天皇はどのようにして、この川を渡ったのでしょうね、どちらにしても、なんだか切ないですね。

神社の石の鳥居は、柳生宗矩が愛した、この地に建つ二つの神社の改築に当り、天保4年柳生宗冬が石の鳥居を建立したとのことです。

この地・南大河原も、元柳生藩の領地だったようです。
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