熟年夫婦のケチケチ旅日記

後期高齢者の仲間入り。これからも日々何か楽しいことや、感動することを見つけて、前進していきたいです。

和倉温泉紀行・和倉温泉駅

2007-08-31 | リタイヤ夫婦のケチケチ旅日記
奈良を出発して、約4時間半、和倉温泉駅に着きました。
駅前広場には各旅館の送迎バスが所狭しと、並んでいて、各旅館の名前入の幡を持った番頭さん?が、バスに案内してくれます。バスの大きさは旅館の大きさに比例しているようで、止まる位置も決まっているのか、いつも加賀屋のバスは一等地、駅正面に二台のバスが縦に並んで停まっています。タクシーも列を作って、客待ちをしています。温泉町の独特の風景がそこにはあります。

今回で何度目の和倉温泉訪問かしら、記録していないので、分からないが、始めて来たのは、能登半島一周の、家族旅行でした。この頃小学3年生だった娘は、ジャズダンスの教室に通い始め、先生がOSK出身の方で、「能登に行くなら、加賀屋でOSKが公演をしているので、観てきたら」と教えて下さったのです。

あやめ池円形劇場での公演はいつも観に行ってOSKのフアンでしたが、加賀屋で公演をしていることは、知りませんでした。有希晃さんは、出演されていなかったのですが、早速娘と二人だけで夜観に行ったのが、はじめての加賀屋でした。
有希晃さんも、加賀屋に来られるのかしら、と尋ねた時から、私の追っかけ人生の始まりになりました。

見慣れた大きな加賀屋のバスに、大きなガラガラ(ボストンバックにキャスターが付いた物)を引きずり、奈良のお土産を詰め込んだエコバックに、ポシェットを肩から提げて、サマーセーターにパンツのラフないでたちで、加賀屋には不似合の上、とても1泊とは、思えない荷物をもって、乗り込みました。
バスで7分ほど走るとそこは、日本1の旅館“加賀屋”があります。

和倉温泉紀行・サンダーバード

2007-08-30 | リタイヤ夫婦のケチケチ旅日記
サンダーバードは、前の6両は和倉温泉行き、後6両は富山行き、金沢で切りはされ、それぞれの目的地に向って発車して行きます。
京都を発車し琵琶湖が見えて来ると、車掌さんの説明が流れてきます。北陸トンネルを通過する寸前にもアナウンスが流れます、聞いていると、旅行気分は満点、車内販売のお弁当を買って、いよいよ、うつつの生活とは、おさらば、夢の世界に突入です。

今はサンダーバードに乗れば、直通で和倉温泉まで行けますが、以前は直通は無く、金沢までは雷鳥で、金沢から急行で(急行料金が必要)和倉温泉まで行きました。
若かりし頃、苦しい生活費を工面しての和倉温泉行き、格安で行ける方法は、京都から高速バスで金沢まで行き、金沢から鈍行列車で和倉温泉に、とてつもなく長い時間がかかりました。公演は夜9時開演(今は8時45分)だから、少々到着が遅くても開演には間に合う、それでも必ず宿泊しなければなりません。2部は10時開演(今は9時45分)の45分公演、終ってから帰るすべはないのです。

ただ一つ救いだったのが、加賀屋で宿泊しなくても公演を、観られる事です。今もそうですが、予約を入れておけば、外部値段で、観られます。それに、加賀屋のお風呂にも入れます。これは資金に余裕の無い私に取っては、この上なくあり難いことでした。
一人で泊めてくれる常連にしている宿もありました。老夫婦が経営する小さな宿、それは、加賀屋に近く、素泊まりも可能、そんな宿もいつの間にか閉鎖され、聞くところによると、病気をされ後を継ぐ人も無いとか、ついこの前までは、空き地になっていましたが、今は立派な一軒家が建っています。
サンダーバードは、夢の地、和倉温泉駅に、到着しました。

和倉温泉紀行・都路快速

2007-08-29 | リタイヤ夫婦のケチケチ旅日記
JR奈良から京都まで都路快速が走っています、奈良大阪間を走る列車は、大和路快速、なんともいいネーミングだと思います。
今までは、近鉄で、京都に出ていたのですが、今回はその都路快速に乗って京都にまで出ました。この線に乗ったのは、とても久し振りです。

幼き頃は、この線に汽車が走っていました、汽車に乗って母の実家のあった稲荷に、母に連れられ、兄弟3人と行ったものです。
ある時一番下の弟が、おしっこ!って言ったので母は、駅に止まった時、弟を連れて、トイレに、まだ母は帰ってこないのに、汽車が発車、其の時の不安な気持ちは、60歳になった今もはっきり覚えています。発車してしばらくして母が戻ってきました。汽車にはトイレが付いていたのです。

もう一つ、母との思い出があります、幼き頃、既製服なんて無かった、洋服は全て母が縫ってくれた、セーターも着物も、母のお手製、その影響で、私も長年和裁(着物ぬう)を生業としてきたが、今は着物を着る人も少なく開店休業状態。
夏になると大坂まで洋服の布を買いに行きました、いつも妹とお揃い、夏休み、父は海に連れて行ってくれることに、其の時洋服は妹の分だけが出来上がっていたのです、私は、海に行く喜びより、着て行くはずの洋服が前日になっても出来ていない悲しみの方が大きかった、泣きながら寝て起きたら、洋服は出来上がって、枕元にたたんでありました。嬉しくて、嬉しくて、今思い出しても涙が溢れてきます、母は、夜寝ないで作ってくれたに違いなのに私は、まだ母にお礼を言っていない、母が、亡くなって、14年もたつのに。

そんなことを考えている間に列車は、京都に付きました、京都からは、サンダーバードで一直線に和倉温泉に向けて走ります。


和倉温泉紀行・1

2007-08-28 | リタイヤ夫婦のケチケチ旅日記
8月26~27日にかけて和倉温泉に行って来ました。
和倉温泉には、年に1~2回、多い時には3回行きます、それも3ヶ月間に。
和倉温泉には日本1の旅館、加賀屋が、聳え立っています。
加賀屋には、浜離宮・雪月花・能登渚亭・能登本陣・能登客殿の5建物で、成り立っています。
その中の雪月花には、シアター花吹雪と言う舞台があり、連日1部・2部と内容を違えてのレビユーが、公演されています。

私のご贔屓の有希晃さんが今6月7月8月の3ヶ月間この花吹雪のショーに出演されているのです。
以前はOSK日本歌劇団が公演をしていたのですが、2003年5月に解散の憂き目にあってから、加賀屋が、独自の歌劇団・雪月花歌劇団を結成し、雪組・月組・花組の3組が3ヶ月を一区切りとして、年間を通じて、公演をしています。

私のご贔屓の有希晃さんは、OSK解散後この歌劇団月組の男役トップとして、出演されているのです。
今は、月組が公演を行っているので、楽日近くにもう一度観劇したいと、一人でやって来たのです。7月には主人と、車で来たので、今回は2度目です。

花オクラ

2007-08-21 | リタイヤ夫婦のケチケチ旅日記
8月21日
猛暑・猛暑の日々、家を出るのにも勇気が要ります。
今日花オクラを頂きました。
とても大きく黄色の綺麗な花!是を食べるなんて・・・
花オクラは、花を食べて、実は食べられないそうです。

花弁を取って、めしべを取って、花びらを一枚ずつはずし、湯がきます。
冷水に放し、少し置き、あくを抜きます。
それを酢のもので、いただきました。

花なのにオクラと同じで、ぬるっとした中にもシャキシャキ感があり、冷やしていただくと、とても美味しかったです。

夏はあっさりとした物が、喉越しが良いですね。

PLの花火

2007-08-02 | リタイヤ夫婦のケチケチ旅日記
初体験のPLの花火!
8月1日の夜PL(パーフェク トリバテー教団教祖祭)の花火を見に行きました。
夕焼けの美しい夕日が沈み、辺りが闇で覆われ始めると、花火が始まります。
間近で見る花火の迫力に圧倒され、爆音が体に伝わってきます。
まるでそれは、空で繰り広げられる、ダンスショー!色取り取りの衣装のダンサー達が、現れては消え、又重なり合っての乱舞・・・それは見事でした。
ナイヤガラの滝の仕掛け花火の壮大なこと!
これでもか!と打ちあがる花火の乱打ち、花びらが、頭上から舞い散る如く降り注ぐ美しさ、感激しきりでした。

たた残念なことは、帰りのバスから見た、道路の風景、今までこんなに汚れた道路は見たことがありません。まるでゴミが、花火の如く広がったよう・・・
朝早くから場所をとって、夜までの長い間に出るゴミの量は、すさまじく、各自で持ち帰られた方も多いでしょう、ゴミ箱に入れられた方も多いでしょうが、散らかったゴミも多かった!なんだか綺麗な花火を見た後に見た風景が、あまりにも、かけ離れていて、寂しい思いがしました。