昨日、事件が起きた。
まず最初に。事件って言っても、そもそも私が軽い気持ちでやってしまった事が、根本の原因。
悪いのは私で、他は誰も、何も悪くない。
あまりにショックで、ハッキリ覚えてない部分もあるけど、自戒の意も込めて、無い脳みそ絞って描いてます。
怒りを覚える方もいるかと思いますが、事の顛末を記しておきます。
朝、起きて。猫達がゴハンを食べてる間に、いつもやっている事。

隙間は最小限にして窓を開け、シャッター雨戸をあける。
私の体の半分の幅。中腰から、シャッターを上に。この時、3猫はゴハンの真っ最中のハズ
・・・だったのに
私の肩越しに、何かが通過した? 風圧みたいなのを感じた。本当に一瞬の出来事。
次に私が見たものは

2匹の猫が、団子のまま、庭を転がる。
そう。親分が庭にいるのを気付けなかった私。
おそらく事前に察知していたコタ。大ジャンプ&ダッシュで、私を飛び越えて、隙間から庭に駆け出してしまったのです。
当然、ゴハンは食べかけ。コタがゴハンそっちのけなんて。
よっぽど親分の事が気に入らなかったんだ。・・・今になって気付く馬鹿な飼い主。
そして、即始まってしまった取っ組み合いの喧嘩。飛び散る毛、2匹の叫びが響く。
「ヤバイ!!!!!!」
パジャマのまま庭に飛び出す。が、喧嘩猫の間に割って入る事はできない。目についたのは散水ホース。
慌てて蛇口捻って

2匹共ずぶ濡れ。でも喧嘩が終わらない。
すると親分が庭からフェンスを越えて、隣家の裏庭へ。地主さんの敷地なので、広い。草木も生えてる。
親分を追って、コタもフェンスを飛び越える。「ダメーーーー! 行かないでーーーー!」
フェンス越しの私との距離、5m程か? そこでまだ2匹で睨み合い&唸り合い。
なんとか2匹を引き離そうと、フェンス越しに、放水攻撃は続く。

この時点で、2匹は少し離れた
一瞬、コタが追いかけるそぶりをしたのだけど、親分がそのまま走り去った。
残されたコタ、硬直。目つきがおかしい。まだ自分を見失ってるのは明らか。
ここで下手に、いきなり近づいたら、逃げてしまうと思った私は
右手にカリカリ、左手に開けた缶詰を持ち、フェンスの上から下から、手を差し出しコタを呼ぶ。
早朝、大声の猫の喧嘩。かと思ったら、外にはパジャマ姿のオバサンが両手に猫の餌持って、半泣きで呼んでる。
近所の人、「あの人頭おかしい」と思ったかもしれない。でも本当にそれどころじゃなかった。
そんな私の、フェンスのむこうで、コタは

その場に生えてる草を、一心不乱にもぐもぐ
猫草的な、ちょっととんがってる葉っぱ。下草みたいに、周囲に生えてる。それをひたすら食べてる。
視線は合うんだけど、私の事分かってるかどうかは怪しい。
その場の草を食べて、気持ちを落ち着かせようとしているのか?
ただ、この時「コタの野生スイッチが、これ以上ONになったらヤバイ」ととっさ思った。
保護前に、お外に放浪してた頃の感覚を、思い出してしまったら、走り去ってしまうんじゃないか? そう思ったのです。
イチかバチかの賭けだったけど、意を決してフェンスをまたいで、隣家の敷地に潜入。そーっと距離を詰める。
コタ、まだ草を食べてる。更に近づいて

・・・・抵抗する事もなく、普通に抱っこで保護できた。私、全身冷や汗でびっしょり。コタ、水濡れでびっしょり。
まだまだ冷静とは程遠いと思ったので、コタは室内に戻ったら、そのままケージIN
ただならぬ空気にビビる、ちびとむぎ。こういう時は、むしろ遠巻きでいてくれる方が助かる。
・・・と、なんとか脱走、喧嘩、から保護はできたのです。
そもそも私が野良猫であろう、親分におやつをあげたりしたから、期待して来るようになってしまった。
いつも通りと、僅かでも隙間を開けて、気を抜いてた。
コタが親分の事、相当気に入らないっていうのを、私が分かってあげてなかった。etc
落ち度は上げればキリがない。
今回は本当に「たまたま」保護できただけ。
奇跡的に、コタが深追いしなかった。
奇跡的に、親分が道路に逃げなかった。
奇跡的に、隣家の裏庭が生い茂ってなかったので、姿を見失わなかった。(←前日に、たまたま地主さんが、下草を刈っていて、見通しがよかった)
奇跡的に、私が近づいても、コタが逃げなかった。
我を忘れたコタが、そのまま走り去らなかったのは、本当に奇跡。
家に入って、私が少し落ち着きを取り戻して、時計を見たら
脱走から喧嘩、保護まで、時間は15分程。
ものすごーーーーーーーーーく長い時間に感じた。
大怪我はしてなかったものの、相手は野良猫。
そう、感染症のリスク。
いつまでも泣いてても、解決しないので、半日、コタにケージにいてもらった後、落ち着いたのを見計らって、この日の午後病院へ行きました。
この話、続きます。
まず最初に。事件って言っても、そもそも私が軽い気持ちでやってしまった事が、根本の原因。
悪いのは私で、他は誰も、何も悪くない。
あまりにショックで、ハッキリ覚えてない部分もあるけど、自戒の意も込めて、無い脳みそ絞って描いてます。
怒りを覚える方もいるかと思いますが、事の顛末を記しておきます。
朝、起きて。猫達がゴハンを食べてる間に、いつもやっている事。

隙間は最小限にして窓を開け、シャッター雨戸をあける。
私の体の半分の幅。中腰から、シャッターを上に。この時、3猫はゴハンの真っ最中のハズ
・・・だったのに
私の肩越しに、何かが通過した? 風圧みたいなのを感じた。本当に一瞬の出来事。
次に私が見たものは

2匹の猫が、団子のまま、庭を転がる。
そう。親分が庭にいるのを気付けなかった私。
おそらく事前に察知していたコタ。大ジャンプ&ダッシュで、私を飛び越えて、隙間から庭に駆け出してしまったのです。
当然、ゴハンは食べかけ。コタがゴハンそっちのけなんて。
よっぽど親分の事が気に入らなかったんだ。・・・今になって気付く馬鹿な飼い主。
そして、即始まってしまった取っ組み合いの喧嘩。飛び散る毛、2匹の叫びが響く。
「ヤバイ!!!!!!」
パジャマのまま庭に飛び出す。が、喧嘩猫の間に割って入る事はできない。目についたのは散水ホース。
慌てて蛇口捻って

2匹共ずぶ濡れ。でも喧嘩が終わらない。
すると親分が庭からフェンスを越えて、隣家の裏庭へ。地主さんの敷地なので、広い。草木も生えてる。
親分を追って、コタもフェンスを飛び越える。「ダメーーーー! 行かないでーーーー!」
フェンス越しの私との距離、5m程か? そこでまだ2匹で睨み合い&唸り合い。
なんとか2匹を引き離そうと、フェンス越しに、放水攻撃は続く。

この時点で、2匹は少し離れた
一瞬、コタが追いかけるそぶりをしたのだけど、親分がそのまま走り去った。
残されたコタ、硬直。目つきがおかしい。まだ自分を見失ってるのは明らか。
ここで下手に、いきなり近づいたら、逃げてしまうと思った私は
右手にカリカリ、左手に開けた缶詰を持ち、フェンスの上から下から、手を差し出しコタを呼ぶ。
早朝、大声の猫の喧嘩。かと思ったら、外にはパジャマ姿のオバサンが両手に猫の餌持って、半泣きで呼んでる。
近所の人、「あの人頭おかしい」と思ったかもしれない。でも本当にそれどころじゃなかった。
そんな私の、フェンスのむこうで、コタは

その場に生えてる草を、一心不乱にもぐもぐ
猫草的な、ちょっととんがってる葉っぱ。下草みたいに、周囲に生えてる。それをひたすら食べてる。
視線は合うんだけど、私の事分かってるかどうかは怪しい。
その場の草を食べて、気持ちを落ち着かせようとしているのか?
ただ、この時「コタの野生スイッチが、これ以上ONになったらヤバイ」ととっさ思った。
保護前に、お外に放浪してた頃の感覚を、思い出してしまったら、走り去ってしまうんじゃないか? そう思ったのです。
イチかバチかの賭けだったけど、意を決してフェンスをまたいで、隣家の敷地に潜入。そーっと距離を詰める。
コタ、まだ草を食べてる。更に近づいて

・・・・抵抗する事もなく、普通に抱っこで保護できた。私、全身冷や汗でびっしょり。コタ、水濡れでびっしょり。
まだまだ冷静とは程遠いと思ったので、コタは室内に戻ったら、そのままケージIN
ただならぬ空気にビビる、ちびとむぎ。こういう時は、むしろ遠巻きでいてくれる方が助かる。
・・・と、なんとか脱走、喧嘩、から保護はできたのです。
そもそも私が野良猫であろう、親分におやつをあげたりしたから、期待して来るようになってしまった。
いつも通りと、僅かでも隙間を開けて、気を抜いてた。
コタが親分の事、相当気に入らないっていうのを、私が分かってあげてなかった。etc
落ち度は上げればキリがない。
今回は本当に「たまたま」保護できただけ。
奇跡的に、コタが深追いしなかった。
奇跡的に、親分が道路に逃げなかった。
奇跡的に、隣家の裏庭が生い茂ってなかったので、姿を見失わなかった。(←前日に、たまたま地主さんが、下草を刈っていて、見通しがよかった)
奇跡的に、私が近づいても、コタが逃げなかった。
我を忘れたコタが、そのまま走り去らなかったのは、本当に奇跡。
家に入って、私が少し落ち着きを取り戻して、時計を見たら
脱走から喧嘩、保護まで、時間は15分程。
ものすごーーーーーーーーーく長い時間に感じた。
大怪我はしてなかったものの、相手は野良猫。
そう、感染症のリスク。
いつまでも泣いてても、解決しないので、半日、コタにケージにいてもらった後、落ち着いたのを見計らって、この日の午後病院へ行きました。
この話、続きます。