昨日は明石球場へ初めて軟式選手権大会を応援に行きました。
朝、雨が結構降っていたので、これは~無理かなぁと思ってギリギリまで様子みていたのですが、
とりあえず球場へ向かお~と出発しました。
道中、車両火災があって大渋滞に巻き込まれてしまい到着が1時間も遅れてしまいました
球場近くもまだ雨が降っていたので、やっぱり無理そうだなぁ~と思って球場へ問い合わせをしてみたら
試合始まりましたと・・・
この雨の中@@・・・と、ちょっとビックリでしたが、球場へ着くと雨上がったんですよね~^^。
私って結構晴れ女で^^;この前もどしゃ降りの雨が上がって晴天になったり~♪
スタンドに上がったのは2回が終了した時で、両チームのスコアボードには互いに0は2つ。
初めて観るチームの選手たちに楽しみいっぱいに観戦させて戴きました。
準決勝 第1試合 中 京 (岐 阜)vs崇 徳 (広 島)
中京は2年ぶり19回目の強豪校、崇徳は12年ぶりに聖地へやってきました。
先攻は中京、後攻崇徳
中京先発は松井投手
崇徳先発石岡投手(6)
この対戦、結果から言うと延長15回を戦い0-0引き分け継続試合となり、
今日、延長16回から継続試合が行われました。
昨日は3回表からスコアを付けながら観戦しましたが、2回までに崇徳は3安打無得点、
中京は3回先頭8番西山捕手が初安打の展開でした。
いつも硬式野球を見慣れているせいか、少し様子の違いを感じながらの観戦となりました。
まず内野ゴロからの送球の違いに驚きましたが、軟球硬球との大きな違いは打球のバウンドの仕方なんですよね。
状況に応じてですが、サードゴロ、ショートゴロからファーストへの送球はワンバウンド送球が多く見られました。
打球のバウンドが大きい分、硬球に比べて捕球時間が長くなるというのもあるのかな・・・
軟式野球に詳しい方に聞いてみたのですが、送球が高く暴投のリスクを回避するためにも内野ゴロはワンバウンド送球が基本みたいですね。
それに送球する方も送球する先、ファーストにワンバウンドさせる位置はとても難しいと感じました。
少しでも前後すると受ける側が、ファーストなので守っている選手はベースへ固定されていて
捕球が難しくなったり逸れたりしてしまう可能性も大きいなぁと感じるのですが、内野手は確実に的を得たワンバウンド送球が出来ていました。
これは練習の賜物だなぁと思います。
その他にも打球の伸びも硬球とは違うので、伸びない分、外野手の守備位置も少し前に守っていたり、
その分、強い打球が抜けるとランニングホームランも出るよと教えて戴きました。
そう聞くと、レフトへのヒットから3ベースまで到達する選手や、バントも打球が高く弾いて内野安打になった場面や、
内野ゴロの打球のバウンドが変わってエラーとなった場面などがありました。
色々発見が出来てとても勉強になりました。
対戦の方は、両投手15回まで力投が続き、両チームの守備の良さが光り、
落着いた判断でランナーを先に進ませない好守が多く見られました。
0が続く中、9回表中京の攻撃では、先頭9番大島選手はレフトオーバーの大きな打球に3ベースを狙いましたが・・・
一歩返球が勝りヒットとならず、ここは試合が動いたかもしれないとても重要な場面だったなぁの感想です。
延長戦に入り10回表
先頭4番芝山選手に死球を与えると、ここも先に書いたように送りバントがピッチャーフライとなり送りバント失敗に終わります。
6番松井選手、7番斎藤選手には2者連続の三振。
石岡投手、この回先頭への自分のミスを素晴らしいストレートで挽回しましたね。
13回表、7番斎藤選手のサードゴロが、先ほど書いた様に打球のバウンドが変化したのか捕球に手間取り
ヒットとエラーが付いてしまい内野安打に。
8番西山捕手が初球を送り2死2塁。
しかし次打者でエンドラン?ランナーが飛び出し4-5間に挟まれ得点の機を逃します。
沖西捕手よく見て素晴らしい送球でしたよ!
この送りバント・・・これもフライになる確率も硬球より高い様に思います。
大きなフライも強い当たりでは球が変形して捕球しにくかったり、球の回転も硬球に比べて大きいとのことで
捕球への慎重さと集中力の必要な軟式野球だなぁと感じした。
14回表には9番大島選手のサードゴロが内野安打に
その後、1番2番はピッチャーゴロに打ち捕られ2死3塁
3番小池選手のピッチャーゴロでランナーが生還、待望の先制、
打者の小池選手もセーフとなったとスタンドから大拍手が起こったのですが・・・
この打球がファウルの判定となり仕切り直し、結果的にはこの回も無得点に終わってしまいます。
15回表 5番加藤選手の打球がセカンド後方、ライト前に上がり、
ショート、セカンド、ライトの3選手が追うちょうど真ん中へ落球しヒットとなります。
最終回の攻撃、何とか繋ぎたい中京でしたが、最後の打者となったのは6番松井投手とのピッチャー対決。
6-4ー3のWプレイとなりました。
崇徳石岡投手の好投で5安打に留まり、15回裏を守りきることに集中する中京ナイン
崇徳は10安打を打ちましたが無得点、中京はこの対戦無失策の好守、守備の良さが伺えます。
崇 徳は3つの挟殺もあり得点圏にランナーが進まない中、10回裏には1死から7番岡本選手のレフトへのヒットから
2死2塁としサヨナラのランナーが得点圏に出ます。
9番には代打松田選手(2) フルカウントからのこの一球・・・
ナイスピッチング!で三振!
松井投手の痺れる一球の拍手が湧きました。
11回裏 大きな場面がやってきました。
打順は先頭1番後藤選手からの攻撃
サードゴロで1死・・・サード中上選手は絶妙なワンバウンド送球をするんですよね。
自信に溢れた表情してますよね。
2番弘實選手のセカンドゴロが内野安打に。
間一髪送球間に合わなかったのですが、この体勢からの送球です。
この打球も捕球が難しい打球だったと思いますが、抜けずに中京後藤選手よく捕ったと思います。
懸命のプレイに拍手です^^
そして3番石岡投手が送り2死2塁
4番沖西捕手
沖西捕手はマスクを着けているときとは違う選手の様に見えるほど、打席ではこのリラックスした表情をする選手なんですよね。
ここまでノーヒットで迎えた4打席目、先制のチャンスでしたがストレートの四球で2死1.2塁
5番塩谷選手は、サードゴロの打球がまたしても弾き内野安打に・・・
2死満塁、大きな場面がやってきました・・・
打席には6番 島川選手
2B1S・・・6番島川選手に投じられた4球目は渾身のストレート。
素晴らしいこの一球でピッチャーゴロに獲り崇徳は大きな先制の機を逃し、中京は最大のピンチを乗り切りました。
最終回15回裏の攻撃
先頭9番 11回より交代した百間選手(14)の2打席目、ライトへのヒットとなりサヨナラのランナーが出ます。
打順は先頭に戻り1番後藤選手
1球目キャッチャーゾーンへのファウル・・・
中京 西山捕手はガッツある選手だぁと感じる場面、捕球には至りませんでしたがナイスファイトで打球を追いかけました。
2球目サードフライ
2番弘實選手選手が初球をきっちり送り2死2塁
百間選手を返したい崇徳と、守り抜きたい中京の気持ちが凝縮された3番小池選手の打席
初球B・・・2球目ファウル・・・3球目ファウル・・・追い込まれた小池選手と追い込んだ松井投手
この一球がショートへ飛び、延長15回 0-0 引き分けとなり、この攻防の続きは明日へと続くこととなりました。
中京は先攻でしたから、崇徳のサヨナラランナーを幾度と背負いプレッシャーも大きいものだったと思います。
逆に崇徳も中京の先制の機に踏ん張り所、よく守り抜いたと思います。
そして今日、延長16回から行われた継続試合は30回を戦い、明日延長31回から継続試合が行われることになりました。
今日は球場へ応援に行くことが出来なかったので、対戦がどうなっているのか気になって・・・。
途中、フェイスブックのお友達が試合の経過を教えて下さったのがナント26回 0-0
それに驚いたのですが、更に試合は進み29回・・・そして30回
どちらも再三のピンチを今日も好守備で守りきりました。
みなさん、両チームのスコアボード30回全てに0が入った試合観た事ありますか~?
30回というのも凄すぎますが、両チームの選手たち本当に凄すぎるがんばりですよね。
今日も先発15回を投げ抜いた中京松井投手、崇徳石岡投手は凄すぎです。
昨日だけじゃなく共に、25日の1回戦、中1日空けて27日準々決勝、そして昨日の準決勝15回、今日の15回を
全て一人で投げ抜いて来ています。
松井投手はここまで432球、石岡投手は391球投げているそうです。
明日は両投手の登板は分かりませんが、身体も気になる所ですね。
慣れない土地での長い滞在ですし、投手以外の選手たちの身体も心配です。
今日の対戦後、選手たちはフラフラで涙する選手もいました。
硬式甲子園は準決勝から1日の休養日があるのに、何で軟式はないの?
こういう試合展開も規定があるんだから想定されること。
もし明日また15回スコアボードに0が並んだらと想像すると、有り得る話しなので本当選手の身体が心配です。
しかし、規定・・・
両チームの選手にはもう一踏ん張りし、がんばってとしか言えないですね。
集中力が更に必要だと思います。
選手のみなさんがんばって下さい
昨日は中京のスタンドの選手の最前列に小さな応援者くんが必死でメガホン叩いて踊って応援しているんですよ
誰か選手の弟くんかな~?
今日も一番前でお兄ちゃん球児たちを元気いっぱいに応援したんだろうなぁ~
ベンチの選手も、スタンドの選手たちも一人ひとりが主役です。
明日はまた全員の力で勝利目指してがんばって下さい
明日の明石方面の降水確率は、これも0><・・・
午前中は曇りマークが付いていますが、休養の雨とはならないようです。
選手のみなさんは、ここまで来たらがんばるのみ!と気持ち高めていることでしょう。
そんな懸命にがんばる選手たちや小さな応援者くんを、明日は予定を変更して彼らの聖地へ再び応援に行きたいと思います。
素晴らしいがんばりを魅せてくれている両チームの選手たちの夏を記憶するために・・・。
第59回全国軟式選手権大会 中京vs崇徳 準決勝 延長15回の戦い・・・選手たちのがんばった様子をmy photoalbum ⅡにUPしました
敗者復活戦も熱い戦いが続いていますね。
今日は2回戦、3回戦が行われたブロックと西播ブロックでは市川は第3代表の座を掴み県大会出場を果たしました。
おめでとう
「神戸」敗者復活戦
2回戦
(5回コールド)
神戸 000 00 0
神港学園 047 1× 12
神戸 山崎ー佐々木
神港学園 山田、丸山、田野ー江川
3回戦
滝川 021 001 021 7
神戸甲北 000 020 001 3
滝川 小田ー大森、大垣
神戸甲北 三木、高垣ー松岡
本塁打 松岡 神戸甲北
神戸弘陵 000 010 002 3
神戸高塚 000 000 200 2
神戸弘陵 佐野、田中ー中尾
神戸高塚 岸本ー石原
(延長10回)
神戸第一 000 100 001 0 2
須磨学園 000 000 020 1 3
神戸第一 池内ー清水
須磨学園 古都ー畑
伊川谷北 000 000 012 3
北須磨 200 100 20× 5
伊川谷北 河井、嶋津ー鈴木
北須磨 羽藤ー福岡
本塁打 林 北須磨 嶋津 伊川谷北
伊川谷 000 001 100 2
神戸鈴蘭台 010 000 002 3
伊川谷 明石、深松ー松崎
神戸鈴蘭台 辻田ー太田
「西播」敗者復活戦
第3代表決定戦 市川は県大会出場
飾磨 002 000 000 2
市川 000 000 43× 7
飾磨 柳川ー広瀬
市川 石川ー馬場