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~球児たちの あしあと~

野球を学ぼう^^/ ~兵庫県高校野球連盟「高校野球のマナーとルール」 第72回

2017-01-15 | 高校野球

昨夏、プロ野球界ではコリジョンルールが適用され注目を集めましたが、

今季新たに、野手と走者の接触、怪我の防止のため、アマチュア野球内規にもある

危険なスライディングを禁止する規則が適用されるとのことです。

「プロ野球 走者の危険なスライディングを禁止へ」


高校球児のみなさんは、高校野球では公認野球規則とアマチュア野球内規、

そして高校野球だけで適用されている「高校野球特別規則」からルールが設定されているのをご存知ですか?

新たな規則の設定や改訂が行われていることがありますので

知らなかった・・・とならないよう確認する必要がありますね。

ルールが変更になる度に選手は頭と身体の切り替え、対応が必要になるわけですが、

ルール・マナーを守りより安全に、そして長く大好きな野球をして欲しいなと思います。

兵庫県高校野球連盟「高校野球のマナーとルール」が更新されていますので確認して下さいね。

第72回
マナー編  捕手のファウルカップ
ルール編  一塁手の触塁プレイ

過去のマナーとルールについて、どんな内容かを一覧にした「タイトル一覧」も掲載されているので

今一度、確認してみて下さい。

「高校野球のマナーとルールを学ぼう!」 click「タイトル一覧」


アマチュア野球内規(2016年)
危険防止(ラフプレイ禁止)ルール

本規則の趣旨は、フェアプレイの精神に則り、プレーヤーの安全を確保するため、攻撃
側のプレーヤーが野手の落球を誘おうとして、あるいは触塁しようとして、意図的に野手
に体当たりあるいは乱暴に接触することを禁止するものである。
1.タッグプレイのとき、野手がボールを明らかに保持している場合、走者は(たとえ
走路上であっても)野手を避ける、あるいは減速するなどして野手との接触を回避し
なければならない。審判員は、
1)野手との接触が避けられた
2)走者は野手の落球を誘おうとしていた
3)野手の落球を誘うため乱暴に接触した
と審判員が判断すれば、その行為は故意とみなされ、たとえ野手がその接触によって落
球しても、走者にはアウトが宣告される。ただちにボールデッドとなり、他の走者は妨
害発生時に占有していた塁に戻る。なお、走者の行為が極めて悪質な場合は、走者は試
合から除かれる場合もある。(規則6.01i(1))
2.次の場合には、たとえ身体の一部が塁に向かっていたとしても、走者には妨害が宣
告される。
(1)走者が、ベースパスから外れて野手に向かって滑ったり、または走ったりして野
手の守備を妨げた場合(接触したかどうかを問わない)。
《走者は、まっすぐベースに向かって滑らなければならない、つまり走者の身体
全体(足、脚、腰および腕)が塁間の走者の走路(ベースパス)内に留まることが
必要である。ただし、走者が、野手から離れる方向へ滑ったり、走ったりすること
が、野手との接触または野手のプレイの妨げになることを避けるためであれば、
それは許される。》
(2)走者が体を野手にぶつけたりして、野手の守備を妨害した場合。
(3)走者のスライディングの足が、立っている野手の膝より上に接触した場合および
走者がスパイクの刃を立てて野手に向かってスライディングした場合。
(4)走者がいずれかの足で野手を払うか、蹴った場合。
(5)たとえ野手がプレイを完成させるための送球を企てていなくても、走者がイリー
ガリーに野手に向かってスライドしたり、接触したりした場合。
ペナルティ(1)~(5)
1)フォースプレイのときの0
ノー
アウトまたは1アウトの場合、妨害した走者と、打者
走者にアウトが宣告される。すでにアウトになった走者が妨害した場合も、打者
走者にアウトが宣告される。ただちにボールデッドとなり、他の走者は進塁でき
ない。
2)フォースプレイのときの2アウトの場合、妨害をした走者にアウトが宣告され、
ただちにボールデッドとなり、他の走者は進塁できない。
3)タッグプレイの場合、妨害をした走者にアウトが宣告され、ただちにボールデッ
ドとなり、他の走者は妨害発生時に占有していた塁に戻る。
4)走者のスライディングが極めて悪質な場合は、走者は試合から除かれる場合も
ある。(規則5.09b(3)、規則6.01i(1))
3.タッグプレイのとき、捕手または野手が、明らかにボールを持たずに塁線上および
塁上に位置して、走者の走路をふさいだ場合は、オブストラクションが厳格に適用さ
れる。
なお、捕手または野手が、たとえボールを保持していても、故意に足を塁線上また
は塁上に置いたり、または脚を横倒しにするなどして塁線上または塁上に置いたり
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して、走者の走路をふさぐ行為は、大変危険な行為であるから禁止する。同様の行為
で送球を待つことも禁止する。このような行為が繰り返されたら、その選手は試合か
ら除かれる場合もある。
ペナルティ
捕手または野手がボールを保持していて、上記の行為で走者の走路をふさいだ場
合、正規にタッグされればその走者はアウトになるが、審判員は捕手または野手に
警告を発する。走者が故意または意図的に乱暴に捕手または野手に接触し、そのた
めたとえ捕手または野手が落球しても、その走者にはアウトが宣告される。ただち
にボールデッドとなり、他の走者は妨害発生時に占有していた塁に戻る。