上海城市新聞 Vol.28 『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』(その1)⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5c13c1da4ce3cb34c5fa6ea46270ee5e
春秋航空日本 (IJ) 1011便の機内で、桜弁当と福島の酒「栄川(えいせん)」を堪能しました。
食事が終わっても、到着まで3時間近くあります。LCCなので、機内エンターテインメントは一切ありません。機内誌と機内販売カタログが、座席前のポケットに置いてあるのですが、薄くて直ぐに読み終わりました。午前中なので、眠気もなく、持参した文庫本を読んで時間を潰しました。
途中、大きな揺れもなく、IJ1011便は、12:50頃 武漢天河国際空港に着陸。
2014年10月に同空港に着いた時は、北京経由だったので、国内線専用の第2ターミナルビルにボーディング・ブリッジから降機しました。
2012年11月に中国国際航空の直行便で来た時は、“沖留め” で、バスで国際線専用の第1ターミナルビルへ移動でした。
今回も “沖留め” かと思ったら、真新しいターミナルビルに、定刻の12:55に到着。成田からの飛行時間は、4時間15分。
IJの予約確認書をよく見ると、第3ターミナルに到着と書いてありました。後で調べたら、第3ターミナルは国際線・国内線共用で2017年8月に運用開始したとのこと。
最前列の席なので、真っ先に降りることが出来ました。ビルの中なのに暑い! 機内アナウンスでは、外の気温が35℃になっているそうです。
さすが、“中国三大かまど ” の一つと呼ばれる猛暑の都市ですね (残る2都市は、重慶と 南京 )。
入国審査も待ち時間ゼロで、バゲージクレームエリアへ。ところが、なかなか隊長の荷物が出て来ません。
キャリーバッグを受け取った後は、税関検査はスムースでした。外へ出ると、目の前が「総合交通センター」への渡り廊下でした。
「総合交通センター」地下にある「武漢地下鉄2号線天河空港駅」へ向かいます。
地下鉄2号線は、2014年10月に来た時には、途中駅の「金銀潭駅」までしか開通していなかったので、空港からの利用は出来ませでした。
今回は、路線図上の赤で囲った「天河机场(空港)」から「汉口火车站(漢口駅)」まで10駅、約24kmを利用します。運賃は、5元 (約90円) 。
13:50頃に発車。始発駅なので、座ることが出来ました。
14:20頃に漢口駅に到着。この日は、同駅発15:20の高速鉄道「G524」に乗車し、信陽市へ移動の予定です。
チケットを購入していないので、乗車券売り場に急ぎます。ところが、3箇所開いている窓口の前には、長い行列が。イライラしながら、順番を待ちます。
切符を手にしたのは、15:07分頃。発車まで13分しかありません。駅に入るのには、X線による荷物検査もあります。広い駅構内を、キャリーバッグを引っ張って速足で進みます。
既に改札は始まっていました。ホームに降りたのが、15:17頃。ところが、購入した「一等座 (グリーン車)」は、16両編成の2号車なので、ホームの真ん中から、端までさらに急ぎます。
息せき切って乗車し、席に着いた途端、出発でした。運賃は、138.5元 (約2,400円) 。
「信阳东站 (信陽東駅)」には、定刻の16:11に到着。
タクシーに乗車し、定宿の「信合中州国際飯店」に向かいます。初乗り運賃は6元 (約110円)、その後は1km毎に1.4元 (約25円) 。
2012年5月の初乗り運賃が5元だったので、6年間で1元しか上がっていません。北京や上海の様な大都市に比べ、地方都市の物価上昇率は低いのでしょうね。
駅から約20分で、ホテルに到着。料金は、20元 (約350円) でした。東京でしたら、同じ乗車距離で10倍の3,500円位かもしれません。
部屋で小休止して、街に繰り出します。向かったのは、人民路と民権路の交差点付近。ここが、信陽で一番の繁華街です。
散策していると、「萱美特西餐店 (Xuan Mei Te Resturant)」と書かれた懐かしい看板を見つけました。
この店は、 2011年11月に初めて同市を訪れた時に、美味しいコーヒーを飲みたくて入り、それ以来何度も訪れています。場所が以前と違っていたので、店員に聞いたら、今は市内に四店舗あるそうです。
頂いたのは、チキンナゲット・プレート、9インチピザ、維雪啤酒 (ビール) 2本。会計は、77元 (約1,350円) でした。
移動の疲れもあり、ビール2本でほろ酔い気分で店を後にしました。
こうして旅の一日目が終わりました。
★続きは 『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』 (その3)で★
*料金の情報、人民元の円換算レート(1元≒17.5円)は2018年5月現在のものです*