映画 Film178 『イップマン継承』

2020年06月21日 | 映画

隊長が、これまでに観た「映画」を紹介するシリーズの第178作品目は、『イップマン継承』をお送りします。

『イップマン継承』（原題：葉問3、英題：Ip Man 3）は、2015年12月公開の香港映画。（日本公開は、2017年4月）

「隊長のブログ」では、香港映画を、これで10作品を紹介したことになります。詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5058be5b44ff584aff12ffea7ef8a75d

香港出身の監督：ウィルソン・イップ（葉偉信）、主演：ドニー・イェン（甄子丹）による、ブルース・リーの唯一の師匠で実在した武術家葉問（イップ・マン）を主人公とした「イップマン」シリーズの第3作。

制作は、天馬電影製作有限公司（Pegasus Motion Pictures）、ほか。上映時間：105分。

共演者は、リン・ホン（熊黛林）、マックス・チャン（張晋）、マイク・タイソン（特別出演）、ほか。

あらすじ：物語の舞台は、1959年の再開発好景気に沸く香港。葉問（ドニー・イェン）は武館を営みながら、妻の張永成（リン・ホン）と次男・正の3人で穏やかに暮らしていました。

ところが、都市再開発を進める悪徳不動産王・フランク（マイク・タイソン）が息子の通う小学校の土地を狙っているのを知ります。強引に土地買収を行う不動産王とその手下から、小学校を守ろうとするイップ・マン。

そんななか、妻が病に倒れてしまいます。愛する家族を守るべきか、自分たちが暮らす町のために戦うべきか、そのはざまで思い悩む彼は。。。。

感想：冒頭のブルース・リー（チャン・クォックワン）がイップマンに教えを乞うシーン。ブルース・リーの銀幕での雄姿が、眼に焼き付いているので、チャン・クォックワンのブルース・リーには、物足りなさを感じました。

当時の香港の様子は勿論知りませんが、時代考証がしっかりとしていて、あたかも当時の街並みを追体験しているかの様な気持ちにさせられます。

アクションシーンは、もちろん秀逸です。己の手足と、使っても武器はせいぜい棒だけの、格闘なのに、迫力があります。

ドニー・イェンのイップマン、威厳すら感じます。

マイク・タイソンのパンチスピードは、さすが本物の凄みがありました。

リン・ホンの凛とした美しさが光ります。

尚、「イップマン」シリーズの最新作『イップ・マン完結』の日本公開が、7月3日に決定したと発表がありました。

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自己紹介: 元商社マン。中国上海に、2003年12月から2008年1月まで駐在。趣味：ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞（新舞踊）、旅行、映画、スポーツ観戦。野球は、阪神タイガースのファンです。

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