和色ムーブメント

シニアになって、今一度「ムーブメント」を感じる旅に出てみようか

五感の開放 ・・・。

2007年06月14日 | 街的興趣


いつもの街をいつもと違う気分で歩くことがある
いつもの街をいつもと違う目線で見ることがある





何が違う訳でもないが、間違いなく音と色が違う
というより ・・・
違う見方を楽しんでいるいつもと違う自分が存在する
少し後ろでもう一人の自分がその様子を観察している ・・・
そんな気分。

何気なく立ち寄った街舗でもそうである
カウンターに座って飲んでいる自分をその背後のテーブルから
まじろぎもせず眺めているもう一人の自分が存在する
グラスに落とした氷の音が耳に微かに響き
一升瓶から注がれた酒の色がぼんやりと脳裏に届く

これは何なのか ・・・
街で生活することで無意識のうちに神経をすり減らしている
頭とカラダがバランスを取ろうとしているのか ・・・

輪郭はハッキリしている
ただ、もう一人の自分は音と色を掴みきれない
たぶん、五感の開放 ・・・ 。