町家 / ラグの写真詩 2021年05月27日 | ラグの写真詩 何代も移ろいながら脈々と次代に継承されクロニクルを刻む土間に射し込む光屈折を繰り返しながら奥の台所を照らした大黒柱はすっかり鈍色やや黒光りした木の腹から無垢の香りが幽かに漂う紛うことなき先人の知恵や文化が隅々にまで溢れるほど散りばめられているここには、決してインスタントでは味わえない深いコクがあるそして、今宵も格子から漏れ出した暖かなオレンジ色さあ、帰ろう ・・・ 町家へラグの詩