Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

迎春準備

2007年01月17日 | 京都・奈良

Nara City
Leica M2 Elmar 50mm F2.8

大晦日の奈良市内にて。

写真とは関係なく・・阪神大震災のあった日。
妻は例によって献花してから出勤の予定。自分もあの日に思いをはせる。
1年前にも書いたように、自分は当時、神戸市東灘区に住んでおり、自宅は無事だったが、直後の2日間は避難所に移動させた車の中で寝泊まりした。震災の様子を記録しようかと、ずっと一眼レフを手にしていたが、あまりの惨状にカメラを向けるのが不謹慎に思えて、また自分自身の不安もあり、結局ほとんど写真は撮れなかった。
今となっては撮っておけばよかった、と思うこともある。記憶はいやでも薄れつつあるからだ。だから生きていける、ということもあるけれど・・。

奈良ホテル

2007年01月01日 | 京都・奈良

RICOH GR DIGITAL

この冬は遠くへ出かけることができないので、その代償として年末の12月30日に宿泊した奈良ホテル。
ここはご承知のとおり、日本を代表するクラシックホテルの一つ。できれば1泊といわず数日は滞在したかったところだ。(が、もちろんそれは財布が許さず)


素泊まり

2006年12月04日 | 京都・奈良

Nikon D100 COSINA 20mm F3.8

昨日の日曜は一人で京都を写真散歩したのだが、歩いたのは京都駅から四条河原町まで、鴨川の右岸地域だ。

JRの線路から五条通の間、高瀬川沿いの地域というのは、理由は書かないが、あまり一般の観光客向けの場所ではなくて、途中、3人組の若い女性観光客を見かけたが、逃げるように立ち去っていった。


懐古

2006年10月21日 | 京都・奈良

OLYMPUS XA

京都市内。左の看板は、大阪万博の名残か。

アニメ「ちびまる子ちゃん」の以前の主題歌でも歌われていたように、大阪万博の頃の「未来」は、シルバーの流線型でピカピカに輝いていたように思う。
しかし現実の21世紀と、今見える「未来」はいかに現状を維持するかに汲々としているようで、自分たちの世代が大阪万博を懐かしむのは、古き良き「未来」を懐かしむことでもある。

花一輪

2006年08月01日 | 京都・奈良

α-7 DIGITAL 28㎜ F2.0

京都、宝泉院。


本日、作家・吉村昭氏の訃報あり。好きな作家だっただけにショックなニュースだ。
歴史上の事件を、一つ一つ小石を積み上げるように取材した事実を基に、淡々とした筆致で描く、実に得難い作家であった。本当に惜しい方を失った。残念である。

吉村作品でお薦めの1冊・・「破獄」 もちろん氏の作品はいずれも秀作だが。北海道の博物館「網走監獄」へ行く予定のある方は必読か。

花心

2006年07月31日 | 京都・奈良

α-7 DIGITAL 28㎜ F2.0

ことばだけ美しくて
実行の伴わないのは
色あって香りのない
花のようなものである

宝泉院のパンフにある「仏のことば」より抜粋。

一服

2006年07月30日 | 京都・奈良

α-7 DIGITAL 28㎜ F2.0

京都・大原の宝泉院。蝉の声と水琴窟の音色を楽しみつつ。

この週末は両親を伴って京都の大原へ。三千院の前にある芹生という宿に宿泊。これが場所良し、料理良し、温泉も気持ちよく、大変満足のいく宿であった。
これまで京都は日帰りばかりで、泊まったことはほとんどなかったのだが、こういう贅沢もたまには良いものだ。