Ashiya City
プジョー206とももうすぐお別れ。
走行距離は少ないが、7年間ほぼ毎日乗っていただけにやはり寂しいものがある。
今でもこのデザインは好きなのだ。
先日、「間違いだらけのクルマ選び」(徳大寺有恒著)の85年版を古本で手に入れたのだが、見ていると、当時の多くのクルマのデザインが実に古く見えることに驚く。当時はけっこうカッコよく思えたものでも、である。
今でも通用するな、と個人的に思ったのはイギリスのジャガーといすゞのピアッツァあたり(実際、ジャガーは今でもほとんど変わっていないが)。長く持つデザイン、というのがいかに難しいかがよくわかる。
もちろん技術的な問題や流行という、どうしようもない要素もあるのだが。
まあ、206のこのスタイルはけっこう持つ方ではないか、と思うのだが、はたして20年後にはどう見えるだろう。