Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

リスボンの細道

2006年02月27日 | ポルトガル

Leica M2 COLOR SKOPAR 35㎜

ベタ焼きを見ていて気がついたのだが、「進入禁止」の標識の横に「落石注意」のような標識がある。これはすぐ脇の建物の窓から何か落ちてくるということなのか、それとも壁が剥がれ落ちでもするということなのだろうか。よく注意して見ておけばよかった。

以前読んで面白かった本・・岩波新書「コンクリートが危ない」 日本の建築物も危ない、ということは最近特に明らかに。

Cafe

2006年02月26日 | 大阪

CONTAX TVS

阪神電鉄福島駅付近。

久々に銀塩のTVSを取り出し、モノクロを詰めて使った。TVSデジタルよりAFが早いし、電源のON、OFFも一瞬なのでサクサク撮れる。ファインダーの中にシャッター速度が表示されるのもありがたいところだ。TVSデジタルはわりと光学ファインダーの出来がいいのだが、さすがにシャッター速度表示はない。まあ今やこのクラスでは光学ファインダーもないのが当たり前になっているが。
あらためて、銀塩のTVSも良いカメラである。
しかしよく見るとけっこう歪曲収差がある・・。

貼り紙

2006年02月25日 | 尼崎

Leica M2 Elmar 50㎜ F2.8

子供の頃は、板塀の下の方に鳥居の絵が描かれてあるのをよく見かけたが、最近はあまり見なくなった。・・とは単に行動範囲が変わっただけか。尼崎市内。

天気のいい日

2006年02月23日 | 大阪

Leica Ⅲf Elmar 5㎝ F3.5

大阪駅前ビル近くの歩道である。
最近、大阪市は街のイメージを変えようとやっきになっている節があるが、まあ無理だろう。休日に中之島へ行くと市役所の玄関にも「住民」の方がちゃんといらっしゃるし・・。

赤い着物

2006年02月22日 | 尼崎

CONTAX TVS DIGITAL

街を散歩していると、それほど人通りが多いとは思えない道筋に、小さな和服の店を見かけることがある。
誠に失礼ながら、経営状態はどうなのだろう、と心配したりするのだが、当然昨日や今日開業したわけではなく、子供の頃から知っている店もあるし、固定客がいればやっていけるということだろう。ただ、この何十年かの間に和服を着る人が減り、廃業した店も無数にあるはずだ。
・・銀塩カメラと写真屋もわずか数年でそんな状態になりつつある。

尼崎市内。

最近読んで面白かった本・・ダイヤモンド社「業界勢力マップ」 居酒屋業界でも恐るべき動きがあるらしい。

搬入作業中

2006年02月22日 | ポルトガル

Leica M2

この、荷物を運ぶ道具を正式には何と呼ぶのだったか忘れたが、これは日本にいてはまず撮らないかもしれない。

ドアの近くのアズレージョ(装飾タイル)が美しい。(モノクロでは伝わりにくいが)

県立美術館で

2006年02月21日 | 神戸

Leica M2 Elmar 50㎜ F2.8

もう2週間前のことだが、草太さんのブログを見たことがきっかけで、兵庫県立美術館の「山田脩二の軌跡」展へ行ってきた。
山田氏は淡路在住の瓦師。元写真家で、「カメラマンからカワラマンへ」転身された方だ。この方の写真家としての作品を見たのは初めてだったが、どれも自分の好きな写真、自分が撮りたいと思っている優れた写真ばかりであった。
分類でいえば建築写真ということになるのだが、建築だけでなくその時代のその場の空気を一緒に取り込んでいて、建築写真の枠には収まっていない。○○写真という分類自体があまり意味を持っていない、といつも思うのだがそれを証明しているようでもある。
できれば写真家としてもっとたくさん見せてほしいのだが、すでにすっかり「カワラマン」のようで、自分としては残念である。

リスボンの路地

2006年02月21日 | ポルトガル
Leica M2 NOKTON 40㎜F1.4

リスボンに1週間にもいて何をしていたのか、と聞かれることがある。答えはただ、「散歩」だ。普通ヨーロッパの都市なら美術館や博物館めぐり、あるいは音楽会などを楽しむところだが、こういう路地を歩いているだけで楽しかったのだ。
その旅ももう記憶の中に沈もうとしている。

唐突ながら、最近読んで面白かった本・・光文社文庫「イラクの小さな橋を渡って」 本橋成一氏の写真も良い。

駅にて

2006年02月19日 | ポルトガル
Leica M2 COLOR SKOPAR 35㎜

リスボン近郊の、恐らくは生涯降り立つことのない、名も分からぬ駅。車窓をただ通り過ぎていく風景の中にも多くの人生がある。

ギター弾き

2006年02月11日 | ポルトガル
Leica M2 COLOR SKOPAR 35㎜

リスボンのサン・ジョルジェ城でギターを弾く男。自分のCDを並べて売っている。哀愁を帯びたギターの音色が、見下ろしたリスボンの街の風景によくマッチしており、しばし「ミニコンサート」を楽しませてもらった。もちろんお礼にCDを購入。納得の8ユーロ(約1200円)であった。