Osaka City
RICOH Caplio GX
以前、同じ職場に、おでんが大嫌いという若者がいました。
おでんの臭いを嗅ぐだけで気分が悪くなるらしく、それでどうなるかというと、この季節はコンビニに入ることができないのでした。
Nishinomiya City
OLYMPUS OM-1 ZUIKO 50mm F1.4
先日初めて胃カメラを飲んだことを記念して、現在、オリンパス(胃カメラを開発したメーカー)のカメラ(XA)を持ち歩きつつ、吉村昭の「光る壁画」(胃カメラの開発物語)を再読中。
先人の苦労を偲びつつも、まだ飲みにくいぞ、という苦情もいいたくなる。
ちなみに検査結果は大したことがなく、薬を飲んで直すレベル。ただ1年後に確認のためもう一度飲む必要があるかも。
それまでに劇的な進化のあらんことを。
Leica M2
父親の実家のある兵庫県の但馬地方。
この、山の斜面に猫の額のように小さな田んぼを積み重ねた風景を見ると、いつも、日本人はこうやってコメを作ってコメとともに生きてきたのだなあ、と思う。
「それほど、イネの到来はこの四つの島の古代的多様社会に、大きくローラーをかけて一つ文化に地均ししてしまうほどに、強烈であった。
イネという南方の低湿地に自生していた植物が、中国江南地方や朝鮮半島から移住者とともに渡ってきて根をおろしたとき、一年に四,五ヶ月の高温多湿の季節をもつというこの島々に格好な適性を見出した。」
「あるいは当時、一神教の神がコメとともにやってきて、神かコメかどちらかを選択せよといったとしても、ひとびとは神を選ぶよりもコメを選んだのではないか。」
(司馬遼太郎「北海道の諸道 街道をゆく15」より)
サラリーの語源は塩だが、日本の侍は収入をコメで表した。(三十俵二人扶持とか)それほどの、一つの作物に対する執着がこの日本の風景を作り出してきたわけだ。
ところがこのあたりも典型的な過疎の地域で、年々高齢化が進み、人口が減少している。そのことはイコール日本の農業の危機でもあって、この風景も危機に瀕しているといっていい。
その一方で、道路だけは行くたびに良くなっているのが何とも複雑な気分だ。
本日、勤労感謝の日。
Kobe City
Leica M2 NOKTON 40mm F1.4
写真と関係なく・・・。
試合の途中から始めておいて、結果が出る直前に終わる、そんなスポーツ中継(そう、野球中継のことだ)なんて、そもそも放送しなくていい、と個人的には思います。
KONICA MINOLTA α-7DIGITAL
「何処まで続いているんですか?」私は所長へ訊いてみました。
「うん・・・・」少し間を措いて、所長は答えました。「それはまあ、言わないでおこう。いつか君たちが、この送電線を辿って行くことがあるかもしれないからな?そのときまでのお楽しみにね」
(銀林みのる「鉄塔 武蔵野線」より)
これからこの小説を買おうという方にはソフトバンク文庫版がお薦め。著者の意図したように写真が掲載されている「完全版」だから。
自宅に、この夏の礼文島で泊まった宿「花れぶん」から大きな利尻昆布が届いた。(ありがたいことに前回泊まった後にもいただいていて、これで2度目だ)
「花れぶん」は礼文島の香深港近くにある旅館で、料理も従業員の対応も大変良く、本当は人に教えたくない、自分と妻の最大お気に入りの宿だ。露天風呂付きの客室があるのだが、そこで過ごす時間はまさに至福の時間で、自分たちにとってはまさに北の島のリゾート、なのである。(残念なのは風呂が温泉でないことだが、それはまあ何とも仕方がない)
台風で飛行機が飛ぶかどうか心配していたときに「てるてる坊主を作ってお待ちしております」というお電話をくれた(そのときの記事はこちら)のがこの宿で、今年もまた写真のように、そのてるてる坊主のお世話になってしまった。
おかげで大した雨にも遭わずちゃんと旅行ができたものの、今ひとつだった天気に対する「リベンジ」の気分と、こういう宿の存在がまた足を礼文島へ向かわせることになりそうだ。
ちなみにこのてるてる坊主、2つとも愛車(コペンとBMW116i)の中に今もぶら下がっている。
「花れぶん」は礼文島の香深港近くにある旅館で、料理も従業員の対応も大変良く、本当は人に教えたくない、自分と妻の最大お気に入りの宿だ。露天風呂付きの客室があるのだが、そこで過ごす時間はまさに至福の時間で、自分たちにとってはまさに北の島のリゾート、なのである。(残念なのは風呂が温泉でないことだが、それはまあ何とも仕方がない)
台風で飛行機が飛ぶかどうか心配していたときに「てるてる坊主を作ってお待ちしております」というお電話をくれた(そのときの記事はこちら)のがこの宿で、今年もまた写真のように、そのてるてる坊主のお世話になってしまった。
おかげで大した雨にも遭わずちゃんと旅行ができたものの、今ひとつだった天気に対する「リベンジ」の気分と、こういう宿の存在がまた足を礼文島へ向かわせることになりそうだ。
ちなみにこのてるてる坊主、2つとも愛車(コペンとBMW116i)の中に今もぶら下がっている。
先日、新しいパスポートを受け取った。
この冬使うかどうかは微妙なのだが、更新はまあ、「念のため」だ。
受け取って少し驚いたのは、パスポートにICチップが埋め込まれていること。自分の知らぬ間に時代は進んでいる。
そういえば最近発表された今年の流行語大賞の候補も、初めて聞くものが多いな・・・。