敦煌の市場で。
写真と関係なく・・。
小泉さんが突然の引退。で、二男を後継に指名、というのは何となく小泉さん「らしくない」話だ。
が、仮に二男が選挙区を変えて出たところで「小泉さんの息子」ということでどうせ注目を集めてしまうだろうから、仕方ないか、とも思う。
そもそも、日本人はいわゆる「貴種」、あるいは氏素性のいい人間が好きだ。とんちで有名な一休さんも実は天皇の御落胤だから人気があるし、源頼朝も源氏の嫡流だから伊豆に流されても大将になれた。警察組織の幹部の弟が探偵をする推理小説なんてのもある。小泉さんの長男も然り。
今太閤といわれた田中角栄などの成り上がりは例外だし、権力を握ってしまうとむしろ嫌われることがある。「アメリカンドリーム」の国とは対称的で、閣僚に世襲議員が多いのもこれはきっとこの国の文化なのだろう。日本の民主主義の限界でもあるのだろうけれど。
Kakogawa City
Nikon D100 Tokina 19-35mm F3.5-4.5
昨日は妻と加古川市を散歩。
写真は加古川市内にあるニッケ(日本毛織株式会社)の社宅。
このあたり、砂利道に板塀やレンガ塀、木造住宅が並ぶ懐かしい風景が残っている。そのため、映画のロケにも使われたそうだ。
(追記)
ここを歩いていると、ふと夕張を思い出してしまった。
オリンパスのLTズーム105というカメラだ。
何年か前にオークションで入手した。
オリンパスは昔からケースレスのデザインに力を入れているようで、XAやミューなどがその代表だが、これはその究極の形に近いものといえるだろう。
なぜなら、ご覧のとおりボディの前面(背面も)の多くが人口皮革風の素材で被われており、つまりカメラケースとカメラが一体化しているのである。
もちろんオリンパスお得意の生活防水であるから、ケースレスは見かけだけではない。ミューの外装を変えただけのカメラといえなくもないが、やはりオリンパスお得意のスポット測光も搭載しているし、ユニークで昔からこれはちょっと気になるカメラだったのだ。
とはいえ実際に使うと、コンパクトカメラにしてはかさばるし、使わないときも飛び出るストロボが邪魔で縦位置は構えにくいし、決して使いやすいコンパクトカメラではなく、どちらかといえばこれは失敗作だろう。
しかし、アイデアは面白いと思うので、今もう一度このコンセプトでデジカメを作ればどうだろう。
デジタルならもっと薄く小さく作ることも可能であるし、いっそ本物の皮を使って色もいくつか用意すれば、なかなか洒落たカメラになるのではないか、と思うのだが。
Kure City
Nikon FM2/T NIKKOR 24mm F2.8
呉の10分の1サイズ大和である。
大和をこの角度で見ると、ある年齢以上の男性は「大和」ではなく、「ヤマト」と見てしまうのではないか、と思ってしまう。が、もちろん波動砲の発射口は見あたらない。
(ちなみに、ここ大和ミュージアムの名誉館長は松本零士氏だ)
船首の下部が丸く突出しているが、これが球状船首(バルバス・バウ)。
今では当たり前になっている、当時としては最新の技術だ。これによって造波抵抗を減らし、速度をあげることができる。
古い時代の戦艦では、同じように水面下で船首を突出させた、衝角(ラム)というものを持つものがある。これはいわば飛び道具に対する匕首か銃剣のようなもので、敵の船腹に体当たりして沈めるための武器だ。
球状船首とちょっと似ているが非なるもので、大和の時代には当然もうそんな発想はない。
松本零士氏の漫画「キャプテンハーロック」には、ハーロックの乗る宇宙戦艦が先端にラムを出し、敵の宇宙船を体当たりで壊す場面がある。いかにも「宇宙海賊」らしい戦い方である。
Kobe City
Yashicaflex
写真と関係なく・・。
Yashicaブランドのデジカメが発売されるそうですが、どうせならCONTAXも復活してくれないかな、と思います。単焦点でチタンボディーのCONTAX T DIGITALなどいうのを期待します。
コンタックスといえば昔、G1という名機がありましたが、PanasonicからやはりG1という、「お」と思わせるデジカメが登場します。一眼レフですが、小型でボディカラーも3色あってデザインもなかなかのものです。
特筆すべきは、これが光学ファインダーを持たない一眼レフであること。以前、そのうちファインダーを持たないレ一眼レフ(レンズ交換のできるコンパクトデジカメ)が出るのではないか、と書きましたが(こちら)、どうやらそれに近いようです。
レリーズの瞬間にファインダーの像が消失する(一部機種を除いて)のは一眼レフの構造的な弱点でしたが、光学ファインダーをなくすことでそれも解消に向かうようです。
でも今のところ、自分はやはりペンタプリズムのない一眼レフは買う気になりませんが・・・。
(追記)
G1を一眼レフと表現しましたが、考えてみますと構造的には一眼レフではありませんね。一眼レフに似せた新しい型のカメラというところでしょうか。
一眼レフはライブビューを売りものにし、新型カメラは一眼レフに似せるという、面白いことになっています。
Wajima City
LEICA M6TTL COLOR SKOPAR 35mm
大阪ならば「めし」と書くところだろうが、「ごはん」としているのはこの街の上品さによるものか。(こちらも参照ください)
ところで汚染米流通の問題。
コメ・ロンダリングともいわれる流通の実態が明らかになっていますが、国(農水省)の調査、あれは「甘い」というものではなく「あえて見逃している」という印象で、どうも薄々は知っていたのではないか、と思えてしまいます。不必要なコメを義務的に輸入していること自体にも問題があるような気がしますが、国が詐欺の片棒を担ぐようなことをしてはいかんでしょう。(・・社会保険庁は詐欺をはたらいてましたけど)
これが氷山の一角でなければいいのですが。
日本人の主食はごはんです。
LEICA M6TTL COLOR SKOPAR 35mm
大阪ならば「めし」と書くところだろうが、「ごはん」としているのはこの街の上品さによるものか。(こちらも参照ください)
ところで汚染米流通の問題。
コメ・ロンダリングともいわれる流通の実態が明らかになっていますが、国(農水省)の調査、あれは「甘い」というものではなく「あえて見逃している」という印象で、どうも薄々は知っていたのではないか、と思えてしまいます。不必要なコメを義務的に輸入していること自体にも問題があるような気がしますが、国が詐欺の片棒を担ぐようなことをしてはいかんでしょう。(・・社会保険庁は詐欺をはたらいてましたけど)
これが氷山の一角でなければいいのですが。
日本人の主食はごはんです。