Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

上海紀行・消火栓

2008年02月27日 | 中国

Shanghai
RICOH GR DIGITAL

上海の街を歩いていると、異様に背の低い消火栓が目につく。
察するに、道路を整備して歩道を設けた際、消火栓はそのまま残したため、歩道をかさ上げした分だけ埋もれたのだろう。
上海では上ばかり見て歩いていると、消火栓にけつまずく恐れがある。

上海紀行・頭上の美女

2008年02月26日 | 中国

Shanghai
Leica M2 Elmar 50mm F2.8

写真と関係なく・・・。
「カメラマガジン」 No.6 を見ていると、巻頭の尾道の写真に引き込まれてしまった。久しぶりに尾道の街を、ライカ片手に歩きたくなる。

「カメラマガジン」や、「カメラ日和」などといった雑誌が出ている一方で、ポラロイドフィルムが生産中止へ、というニュースはあまりにも悲しい。予約による受注生産というような手でも残せないものか、と思ったりするのだが、企業としてはきっとそんなに甘い状況ではないのだろう。
今はただ、フジやコダックのフィルム生産継続を願うばかりだ。



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突然現れた路地

2008年02月26日 | 路地

Kawanishi City
CONTAX TVS DIGITAL

川西市を歩いていると、作られてまだ日の浅い新しい道の向こうに、突然この路地が現れた。
あまりに意外な出会いだったので、思わず声を出して驚いてしまった。

このあたり、久しぶりに歩くと、自分の記憶の中にある風景(主に学生時代のもの)とは大きく変わりつつある。自分もこの路地同様、まるで時間に取り残されたかのようだ。


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消えた建物

2008年02月24日 | 尼崎

Amagasaki City
RICOH GR DIGITAL

阪神尼崎駅付近にあった、古い建物。(かつて何に使われていたのだったかは忘れた)
病院の隣にあって、使われる様子もなく建っており、今後どうなるか気になっていたのだけど、先日近くを通ると見事に消えて更地になっていた。
どうやら駅前再開発らしい。仕方ないのかもしれないが、何とも残念である。

すぐ近くに「獨木船」(まるきぶね)という味のある喫茶店もあったのだが、やはり再開発が理由で既に閉店しているのを、今朝の新聞で知った。


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上海紀行・カギっ子

2008年02月23日 | 中国
Shanghai
Leica M2 Elmar 50mm F2.8

こちらの少年と同一人物。
よく見ると首から鍵をぶら下げている。自分もそうだったようにこの子もカギっ子か。

ただ、実はこの子の母親がすぐ近くの店にいて、自分たちがこの子に通じるはずのない日本語で話しかけている様子を笑いながら見ていたのだった。


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500分の1秒の存在

2008年02月22日 | 中国

Shanghai
Leica M2 Elmar 50mm F2.8

たとえば、シャッター速度のダイヤルを500にセットしておくと、それでフィルム10本を撮りきったとしても、そこに記録された時間の合計は1秒にも満たない。何ヶ月もの間楽しみにしてきた、数日間の旅行の思い出なども、そのごく短い時間の中に記録されるわけで、そこが動画と違うところだ。
だから写真は貴重であるし、撮ることが緊張を強いられるものであったり、楽しかったりおもしろかったりするのだ。

現実とは別に、ニコニコ笑いながら何やら話しかけてきてくれたこのおじさんは、自分の記憶と、わずか500分の1秒で記録されたこの1コマの中にしか存在しない。


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6×6×6

2008年02月21日 | 大阪

Osaka City
Yashicaflex

自分の持っているフィルムスキャナーは35㎜専用で、ブローニーはスキャンできない。
そこで、ヤシカフレックスで撮った2本目は、写真屋でプリントもしてもらって、それを6枚並べて別のスキャナーで取り込んでみた。
やり方はともかく、もっといい写真でないと・・・といわれそうだが。


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時をこえるもの

2008年02月19日 | 神戸

Kobe City
Leica Ⅲf Elmar 5cm F3.5

第2世代DVDの規格争いで、HD DVDの東芝が敗退、とか。
そういえば東芝はかつてのビデオ戦争でもベータ陣営だったから、どうもお気の毒、というしかない。

ちなみに、自分が生涯最初に買ったビデオデッキは東芝のベータ方式であった(先見の明なし)。
その教訓を生かして、というわけでもないが、我が家では、どうしてもテレビを録画する必要があるときは(そんなこと滅多にないのだが)、今もGコード予約でビデオに録画するのであって(ただしベータではない)、DVD録画なんて遠い世界の話だ。

人類の歴史は、木片や紙に始まる、まさに記録媒体の発明の歴史でもある。
次々と様々なメディアが生まれ消えていく中、半世紀以上も前の道具で、今もこうしてきちんと画像を記録することができるフィルムカメラとは何と偉大な発明であろうか、とライカ片手に思わずにいられない。


(似たようなことを以前にこちらにも)


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