Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

2007北海道紀行・牧場

2009年06月20日 | 北海道
Tomakomai City
Canon Power Shot G7

天気は今ひとつだったとしても、やっぱり北海道はいいなあ、と思わずにいられない風景だ。次に北海道へ来るのがいつになるかはわからないが。

Lake Toya

2008年07月07日 | 北海道

Leica Ⅲf

雨のサイロ展望台。

各国首脳が到着した時も洞爺湖は雨だったそうで・・・。

今回のサミット、会議の内容はともかく、会場となるホテルの従業員を応援したくなります。


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ザ・ウィンザーホテル洞爺

2008年07月06日 | 北海道

数年前の5月に訪れた、「ザ・ウィンザーホテル洞爺」のロビー。
明日からのサミット会場だが、小高い丘の上にあって要塞化しやすい場所である。
”天気さえよければ”眺めも素晴らしい、はずである。(こちらもご参照ください)

しかし22もの国が集まるなら、別にこんなところでやらなくてもいい(国連の場でやればいい)のでは、と思ってしまう。


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浦河町の海

2008年06月06日 | 北海道

北海道は浦河町の海である。

数年前に浦河町を訪れたとき、泊まるつもりをしていた宿が満室だったため、海岸近くに建つ、うら寂しいビジネスホテルに泊まった。
部屋はベッドに占領された狭い部屋で、浴室も小さくてお湯をためる気になるようものではなく、なんとかシャワーを浴びるスペースはあるといった程度の、典型的な安ホテルだった。
それでも窓からは海が見えて、夜になると遠くに漁り火も光り、その点、旅の情緒だけはたっぷりあった。
宿の近くを歩いてみると銭湯があり、大きなスーパーもあったので、その魚売り場で地元の魚を刺身にしてもらい、それとビールを買ったあと、銭湯へ行った。
客は自分のほかには地元の漁師が2,3人いただけで、今日の漁はどうだった、とかいうような会話を聞きながらのんびり湯につかったあと、ホテルのベッドの上で漁り火を眺めながらビールを飲み、刺身を食べた。

妻は今もこのときの旅が楽しかったといい、いつも北海道に行くときは、またあのときのような旅がしたい、という。
そのホテルの前で撮ったこの海は、なかなか旅心を誘う思い出の風景だ。
この季節になると思いだす海である。

(この写真、こちらにも)

遠くへ

2008年06月01日 | 北海道

RICOH GR DIGITAL

錆色の古い写真に誓う約束
日々の暮らしに疲れた胸が今 騒ぐなら
途上に迷い乍ら 走り続けよ旅人
(谷村新司「浪漫鉄道」より)

まあ、これほど誌的なものではないけれども今日から6月で、今年もまた北海道が恋しい季節になった。

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北の思い出

2007年11月20日 | 北海道
自宅に、この夏の礼文島で泊まった宿「花れぶん」から大きな利尻昆布が届いた。(ありがたいことに前回泊まった後にもいただいていて、これで2度目だ)

「花れぶん」は礼文島の香深港近くにある旅館で、料理も従業員の対応も大変良く、本当は人に教えたくない、自分と妻の最大お気に入りの宿だ。露天風呂付きの客室があるのだが、そこで過ごす時間はまさに至福の時間で、自分たちにとってはまさに北の島のリゾート、なのである。(残念なのは風呂が温泉でないことだが、それはまあ何とも仕方がない)

台風で飛行機が飛ぶかどうか心配していたときに「てるてる坊主を作ってお待ちしております」というお電話をくれた(そのときの記事はこちら)のがこの宿で、今年もまた写真のように、そのてるてる坊主のお世話になってしまった。

おかげで大した雨にも遭わずちゃんと旅行ができたものの、今ひとつだった天気に対する「リベンジ」の気分と、こういう宿の存在がまた足を礼文島へ向かわせることになりそうだ。

ちなみにこのてるてる坊主、2つとも愛車(コペンとBMW116i)の中に今もぶら下がっている。

線路に咲く花

2007年10月28日 | 北海道

Otaru City
RICOH GR DIGITAL

列車の速度は車両の性能や高速で走ったときの安全性で決まるのかと思っていたが、そうではなかった。問題は線路だった。列車が通ると少しずつ線路は傷む。それを補修する方の能力が追いつくかどうかが問題だったのだ。
(山之内秀一郎「新幹線がなかったら」より)

目からウロコ。

開陽丸

2007年10月21日 | 北海道

Nikon F100

江差の港は日本海に向かって口を開けている。
その沖合の寒流に乗ってやってきたニシンは、いまは来ない。
ただ、軍艦が一つ沈んでいる。
「開陽」
である。

(司馬遼太郎「北海道の諸道 街道をゆく15」より)

※この写真再掲載

国鉄カラー

2007年10月15日 | 北海道

このところ、JRの列車で、旧国鉄のカラーに塗装したものが人気だそうだ。
ブームは今も相変わらず「団塊の世代」が作っている。

一部の「鉄ちゃん」にいわせれば、日本の風景にはやはり国鉄色が似合うのだ、ということになるが。

写真は20数年前の北海道で。当時は当たり前の国鉄カラー。

2007北海道紀行・海を見つめる

2007年09月20日 | 北海道

Leica M2 COLOR SKOPAR 35mm

じっと見つめることで、この子のいくつかある記憶の抽斗のどれかに、この日の海が1枚の写真となってしまわれる。
後になって、何かの折りにその抽斗を開けたとき、このときの写真をちらっと横目で見たり、あるいは取り出してしげしげ眺めたりすることになるのだろう。

自分などはしょっちゅう抽斗の中をかき回してあちこちの写真を探すのだが、それでも結局見つからない、ということが最近多くなってきた。
それどころか、カギをなくして開けることのできない抽斗も、中にはあったりする。