１５日の日曜｛Ⅰ｝

この日で最後かな～、何って思いながら朝５時過ぎに家を出た、真っ暗な１３５号線を気持ちよく走り、伊東の竿作さんには６時ごろ到着、だが、店は真っ暗で開いていない、店前に車を止めて待つことに…、スマホでニュースを一通りチェック、時計を見ると６時２０分だったので電話をして開けてもらう事にした、餌のハバノリを購入したんだが、紀州辺りだったかな、秋刀魚を送ってもらったのが塩漬けにして有って後は水で洗って干すだけなので帰りに寄りな…、干すばっかりにしておくから…、って言われたけど帰りに寄るのも面倒だからいいよ、って言ったらその塩漬けになっている秋刀魚を沢山袋に入れてくれた、何時だったかも干したものを頂いた、この秋刀魚は脂の乗りが悪い奴で干し物に最適らしい、だからわざわざ脂の少ない秋刀魚を送ってもらうんだって、東北や北海道の良くスーパーで売っている奴だと脂で干すと身がぐちゃぐちゃになっちゃうんだって…、クーラーボックスに入れて何時もの様に富戸へ向かった夜明けが早くなったよな、すでに明るくなっている、磯は前回からずっと当たりの有る産衣石の根に、誰も居ない根に何時もの先端側の南に入り早速流す、その間にお湯を沸かしてモーニング磯コーヒーを…、この磯は天気さえ良ければ暖かい所なんだけどやっぱり早朝は寒いからね、熱々のコーヒーを飲みながら浮きと睨めっこだ、

そうそう、以前地元の方に聞いたんだけどこの富戸に天然温泉の浴場が出来たって事だ、この磯からも良く見えるんだけど…、すぐ近くなので釣りの帰りにでも寄りたい所だけど…、オープンが午後３時、私の時間じゃ合わないな、早い時間帯から遣っていてくれたら行きたいところだけどね、１人５００円で入れるようだ、

日も高く上がり、８時を過ぎていい時間帯になってきた、この時点で怪しい浮きの動きも無く餌も朝一番で付けたままだった、さて此れからが勝負だ…。