和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

中西遺跡

2011-11-13 04:27:12 | カメラ
昨日、御所市の中西遺跡の現地説明会がありました。
今回は一万㎡の面積でしたが、前回、前々回を合わせると
二万㎡を越えます。
二万㎡を越えるという事は、弥生時代前期の水田遺構が日本最大になります。
弥生時代と言えば唐古遺跡がありますが、住居跡が主ですので、
水田の遺構としてはここが最大という説明がありました。
平坦部を見るので、土盛りした上から見下ろす工夫がありました。
昨日の雨でぬかるんでいたものの、水田跡に水たまりが残っていて、
平面性が分かり易くなっていました。
一枚の田んぼは小さく、せいぜい2~3坪ぐらいです。
この水田跡に続く住居跡が発見されれば、
唐古との比較が出来る事になるでしょう(この部分は和尚の考え)。
電車で行ったんですが、駐車場もちゃんとありましたから、
車で行けば良かったと後悔もしました。
相棒(孫)もよく歩いてくれました。

葛城山を望む現場


二上山も見えます


相棒も何やらノートを広げて・・・
近くを通ったおじさんに「未来の考古学者か」と。


現説は右上の土盛りの上


水路もそれとなく分かります。


河川によって浸食された様子も分かります。


今回の発掘場所の北側も発掘中でした。何やら出て来ているようです。



フィルムから 高山植物 30

山を歩いていて、全く知らない花に出くわす事があります。
図鑑を持って歩いている訳ではありませんので、
写真だけ撮って帰ってから調べる事になります。
今日の花もそうでした。

ツマトリソウ(妻取草)
サクラソウ科 ツマトリソウ属

ツマトリソウ 上高地

林の中に生えるので目立ちません。大きさもせいぜい15cmぐらいで、
よほど気を付けないと素通りです。

クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)
ユリ科 ツクバネソウ属

クルマバツクバネソウ 上高地

花なのか葉なのか分かりにくい植物です。
葉は輪生しているので目立ちますが、
花が葉と間違うような色です。

フィルムから高山植物シリーズでは花の名前と科、属は
図鑑でチェックしています。
山と溪谷社の「日本の高山植物」と
保育社「高原と高山の植物」全4冊を参考にしています。
上の二つは写真ですので安価です。
北隆館の図鑑が欲しいのですが手書きのイラスト(精密画)で高価です。
本来図鑑はイラストに限ります。
写真とイラストの両方が同じページにあればいう事ありません。




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