夏の高校野球千葉大会 習志野敗れる

第９４回夏の高校野球千葉大会１１日目。準々決勝４試合が行われ、ベスト４が決まりました。昨年夏の代表校の習志野はCシードで秋のベスト４の実力校、柏日体と対戦。柏日体は初回から習志野先発の大野投手から安打を連ね、３回にはたまらず、今まで温存していたのか、調子が悪かったのかなかなか登板の機会が無かった（短いイニングの登板はあったが・・）昨年夏の甲子園で活躍したエースの在原投手が登板。しかし柏日体の打棒を抑えられず失点を重ね５回までに６対０とコールド寸前。習志野打撃陣も柏日体２年生左腕の鈴木投手のチェンジアップにてこずりなかなかチャンスがつかめません。しかし、６回には無死満塁、投手が変わった７回にも１死満塁のチャンスを迎えましたが、６回は、セカンドの美技、７回もセカンドへのライナーで飛び出したランナーとダブルプレーで無得点とチャンスを生かせません。そしてついに７回の裏１点を失い屈辱のコールド負けとなり連続出場はなりませんでした。第２試合は木更津総合の１年生、千葉投手が好投して西武台千葉に６回まで４対０とリード。しかし西武台千葉も粘って７回千葉投手を引き摺り下ろし、途中から変わったエースの黄本投手からも得点して４対３と１点差。木更津総合も8回に２点を加えましたが、西武台千葉は８回に１点、９回に同点に追いつき延長戦。しかしここで勝ち越しホームランが出て力尽きました。今日の試合は。
C柏日体7－0B習志野　７回コールド　習志野連続出場ならず
A木更津総合7－6西武台千葉　延長１０回
A専大松戸5－2東海大浦安
A松戸国際4－3B中央学院

戦国千葉と言われて久しいですが、ベスト４に残った４校がすべてシード校なのは平成1７年第８7回大会のBシードの銚子商業、Cシードの若松、木更津総合、拓大紅陵が残って以来７年ぶり。Aシード校が3校残るのも平成8年の第78回大会の二松学舎沼南、市立船橋、八千代松陰以来16年ぶり。春の千葉県大会の優勝校、準優勝校2校とも残るのは平成7年第77回大会の銚子商業、成田高校以来17年ぶり。もし、春の決勝の夏でも再戦となると、なんと昭和48年の第55回大会の土屋投手の銚子商業対古屋投手の木更津中央までさかのぼることになります。
準決勝は、明日1日おいて24日松戸国際ー木更津総合。専大松戸ー柏日体が行われます。