たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

再任用制度勉強会に思う

2013-12-14 05:51:30 | 政策

今日は今年一番の寒さでしたね。

12月13日(金)朝、出社しようとしたら雨が降って来、カッパを着て出発しました。カッパって着るまでは面倒くさいのですが、着てしまえば本当に傘をさして運転するよりもかなり安全で楽なことがわかります。

9時半頃に会社を出発しようとすれば再び雨。またカッパを着て出発。10時前に市役所に無事到着しました。

10時~は高砂市議会定例議会にて前日に続き【一般質問】、本日は5名の方が行いましたが、それは割愛し、その後に行われた全員協議会での『再任用制度』勉強会のことを報告させて頂きます。

『再任用制度』、これは公務員さんの60歳定年以降の無年金期間の収入補填を目的に再雇用する制度です。公務員さんの公的年金は共済年金といい、一般的な国民年金、厚生年金とほぼ同じと理解しています。

既に共済年金も、基礎年金部分は65歳からの支給となっており、今回(平成26年度)からは報酬比例部分が61歳になり、その後は2年毎に1年高年齢にずれ、最後には今の所、10年後に65歳になる予定です。60歳定年後の方は、61歳までは希望すれば全員再任用され仕事をすることが出来ますが、その後も年金(報酬比例部分)を貰いつつ、評価が”悪くなければ”65歳まで働き続けることが出来ます。(評価を”悪く”つけれるものだろうか?との疑問がでてきます)

このことについて9月定例議会にて制度は議決されましたが、実施要綱が決まっておらず、今回それが出されたことで勉強会が行われました。

9月の定例議会で議決され決定されたこの制度ではありますが、私は反対票を投じました。その理由は、年収で370万円~410万円が中心になるこのレベルが、安すぎるのか、高すぎるのか?妥当なのか、指標も明確でないままでしたし、、要員計画や採用との影響、実施要項等が出来ておらず、全容が見えず時期尚早と思ったからです。

今回の勉強会でも色々な質問が出た様に、みんな不明に思っていたことが漸く制度の全容に近づいてきた感じはしますが、それでも「OK!」とまでにはなっていないと思っています。

特に気になるのは、希望者が大量に出てきた時に仕事(職場)があるのか?それとも仕事はなくても人を配置するのか?です。

本日は私も多くのことを質問させて頂きましたが、例えば、「何故再任用者に管理職手当が用意されているのか?」「最後の最後の1年でもう来年はないと思った人が全く仕事をしないレベルになった時にどう扱うのか?」等々、納得いく答えが得られませんでした。後日別途勉強をさせて頂きたいと思います。

こういったことも明らかに少子高齢化の影響、消費税はじめ、これから色々な制度でこの流れが実生活の中に入ってきます。

それでもとにかく、元気に明るく過ごしたいものですねwith smile。


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