「拝啓、グリーンキーパー様 !」

㈱サバンナブランからは芝草向けに。
㈱ブランからは農業、園芸向けに。
オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

「芒種」「梅雨」避けたい徒長とは?

2017-06-05 16:30:14 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

6月6日は

24節気で「芒種」(ぼうしゅ)

芒(のぎ)を持った植物の種をまく頃。

暦便覧には

「芒(のぎ)のある穀類、稼種する時なり」とあります。

これは江戸時代の農業暦の事で、

現代の穀類の種まきは、これよりも早いのですが、

いずれにしても、芝草を含めた穀類の生長が旺盛になる時期でもあります。

間もなく「梅雨入り」

気象庁予想では

関東甲信地方 梅雨入り(6/8) 梅雨明け(7/21)

東海地方 梅雨入り(6/8) 梅雨明け(7/21)

近畿地方 梅雨入り(6/7) 梅雨明け(7/21)

頃とあります。

梅雨時は これまでより温度・湿度ともに上昇するので、

播種して芽数を増やすには良い時期かもしれませんが、

ターフクオリテイを考えれば

徒長しがちで、

徒長は 夏越しの為の貯蔵糖分を消費してしまうだけでなく

茎から葉の下の部分が徒長すれば

軸刈りして、病害などの侵入のリスクも出てきます。

グリーン面の徒長は

ボールスピードをコントロールする上でも

難しい時期といえます。

超緩効性の液体肥料やカルシウム、ケイ酸等の微量要素、

成長抑制剤等を適宜に使用して

これからの高温多湿時期の徒長を

乗り切りたいところです。

徒長を抑制する上でオススメの資材があります!

1)葉先の徒長を抑制する

葉先の徒長(=成長)を抑制するには

葉先の細胞を細かく、硬くすれば良いので

ケイ酸資材の「グリーン・スピードSi(0-2-5)」

カルシウム資材の「カル・マグ・マックス(7-0-3)」

があります。

特に、「カル・マグ・マックス(7-0-3)」

7%の硝酸態窒素と共に葉身から吸収し、

吸いきれなかった分はマグネシウムがポンプのように吸い上げる設計の資材で、

施肥したカルシウムを無駄なくターフに吸わせる事ができます。

2)茎と葉の下部の徒長を抑制する

茎から葉にかけての部分が徒長すると

いくらグルーマーをかけても、目砂をしても

ターフが倒れがちで、

葉先が硬くても、

ボールスピードが出にくい事が多いです。

また

軸刈りのリスクも生じます。

表層土壌が長雨で酸欠気味だったり、

雨が続いて光合成が、かなり不足したりすると

この部分が細くひょろひょろと伸びる事が観察できます。

この部分の徒長は是非とも避けたいところです!

コーライ芝でいう

節間は細く伸びる現象と同じようなイメージです。

この部分の細胞を細かく、硬くするのは

カリウム資材の「ミスト6号(8-4-24)」や

マグネシウム資材の「マグネシウム・キレート3%」

あるいは

成長抑制剤の「プリモ」や「ビオロック」等です。

一概に徒長といっても様々なので、

どの部分が伸びているか見極めた上で

対応していただければ、幸いです!

以上です!

よろしくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 


梅雨時に増える鉄、カルシウムとリン酸の吸着を回避する

2017-05-21 12:07:24 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

5月21日頃「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」

<蚕が桑を盛んに食べる時期>

この頃から気温・湿度が上昇してきます。

グリーン面の徒長抑制に カルシウムを施肥する機会も増えます。

 6月11日頃「腐草為蛍(ふそうほたるとなる)」

<腐った草の下から蛍が生ずる>

この頃から夏期高温多湿時期のはじまりです。

グリーン面に藻苔などもみられる時期です。

藻苔抑制に鉄系資材を多く使用する事もあるでしょう。

しかし、これから梅雨明けまでの時期は

夏越しの為の根数も確保しておきたい時期なので

リン酸系資材を多く使用する時期でもあります。

ターフに吸収されなかったリン酸は鉄やカルシウムと結合しやすく

不可吸の状態で土壌に残りやすいので注意が必要です。

対策としては

1)クエン酸を使用する事で

リン酸と鉄・カルシウムの 

タンク車の中や表層土壌での吸着を抑制する

2)葉身で吸収されず、土壌に落ちたリン酸や鉄は

マグネシウム資材を使用する事で、根から再び吸収される

3)土壌内に結合し、不可吸状態のリン酸と鉄・カルシウムは

高品質の腐植酸(フミン酸やフルボ酸)で開放され、

再度吸収できる状態にできる

等だと思います。

梅雨明けまでの時期は

エアレーションと共に、適宜に資材を使用して

カルシウム・鉄系資材と リン酸系資材の両立をはかり、

徒長・藻苔を抑制しつつ、夏越しのための根数をしっかり確保したい時期ですね!

米グロース社のオススメの資材があります!

・「PH調整クエン酸」

高品質なクエン酸資材で

リン酸系資材との吸着・結合を抑制できます。

・「マグネシウムキレート3%」

吸着の良いマグネシウム資材で、

土壌内に浮遊しているカルシウムや

リン酸を ポンプのように効率よく引き上げます。

(カルシウム:マグネシウム=2:1の比率で吸収)

徒長を抑制する効果もあります。

・「エッセンシャルプラス」

 「エッセンシャル・プラス」は

 土壌内の未分解栄養素の分解に定評のあるフミン酸系資材です。

 オーキシン様物質(ケルプ抽出物由来)や糖類、

 ジベレリン酸等をバランス良く含有していて、

夏越しのための貯蔵糖分を増量し、芽数・根数もアップします。

 主成分
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6 です。

 ・「フルボ酸9%」

←高品質!北米のレオナルダイト層から採取。

 「フルボ酸9%」の主成分は

 フルボ酸(天然レオナルダイト由来)9.0%

 ユッカシジゲラ抽出物(浸透資材)5.0%

 です。

 米国グロース社のフルボ酸は

 古い地層である北米のレオナルダイト層から採取した

 高品質のフミン酸をさらにもう一段階精製した

 たいへん分解能力にすぐれた資材です。

 土壌内でカルシウムや鉄と吸着残留しているリン酸を開放し、

 開放したリン酸を有効に根数アップに繋げます。

←「フミン酸」をもう1段階精製した「フルボ酸」

よろしくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 

 

 

 


梅雨入りまでの夏越し準備を考える

2017-05-15 13:21:40 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

72候 6月16日ごろに「梅子黄(うめのみきなり)」とあります。

<梅の実が黄ばんで熟す>という意味です。

関東地方、中部・北陸地方、近畿地方では

梅雨の最盛期がウメの成熟期と重なります。

ということは あと1ヶ月少しで 梅雨入りですね。

昨年の夏の後は、秋の長雨が続き、

秋らしい”秋晴れ”が少ないまま

冬へと突入しました。

今年に入って

1~2月は冬の乾燥・固結、

3月下旬~4月上旬は気候不順で日照不足、

”春本番”といえる陽気も少ないまま、5月を迎え、

ゴールデンウイーク中は

梅雨明けを思わせるような高い気温と強烈な乾燥でした。

5月中旬の このところ曇天も多く、

このまま梅雨入りしてしまうのでしょうか?

一昨年あたりから感じる事なのですが、

「季節の節目(ヒトや植物にとって大切な移行期)」である

冬支度へのための”秋”や

夏越し準備のための”春”が 

短くなってしまった感じです。

気象庁の予報では

6~7月の降雨量は例年より多めだと言います。

今年の梅雨は長くなりそうです。

5月後半からは気温、湿度ともに上昇すると思われます。

グリーン面では徒長対策も必要と思います。

かといって、5月後半の日照が期待できないのであれば

(このままズルズルと梅雨入りしてしまうのであれば)

日照不足(光合成不足)による活性鈍化を補う対策を考えたいです。

梅雨入りからは、

病害対策(施薬)に集中したい時期です。

なので、

この時期~梅雨入り頃までに

夏越しのための、

1)根数、芽数

2)貯蔵糖分

3)表層透水性

を確保していきたいところです。

オススメの資材があります。

1)徒長しにくく、発色、芽数をアップさせるNPK

 「ブランZ(10-6-5)」です。

・超緩効性メチレン尿素を70%

・リン酸6.8%のうち、よこ根のコンパクションをつくる亜リン酸を4.5%

・ターフのこしをしっかりさせるカリウムを5%

 ・芽数をアップさせ、貯蔵糖分を蓄えるエッセンシャルプラスを20%

 ・そして微量要素の鉄、銅、亜鉛、マンガンをバランス良く含んでいます。

 これからの温度上昇期~高温多湿時期に施肥しても

 徒長する事なく、発色し、芽数をアップさせるNPKです。

 この先、多く開催される競技会前後のNPKとしても最適なミストです!

2)日照不足には

「ターフバイタル・プロ」です。

 日照不足でも、光合成による炭酸同化作用にかわり、

 タンパク質合成を代行する「グルタミン酸」が活性を向上し、持続します!

 アミノ酸のトップメーカー味の素(株)の製品です。

 ←光合成不足による炭酸同化作用の低下、低温や高温による窒素同化の低下を

 「グルタミン酸」のタンパク質合成が代行します。

 

 ←アスリートのための「アミノバイタル」と同様なメカニズムを採用しました。

←「核酸」が新根やランナーの成長を促進します。

 2)表層透水性の向上と

5月上旬までに発生した撥水相の改善には

「デ・サッチャー」です。

 主成分は

 床砂の表面に付着した有機残渣や

 古茎根を分解する良性菌3種類

分解酵素3種類です。

梅雨入り前後までの

エアレーション(ムク)

+「デ・サッチャー」(良性菌)

+「ターフバイタル・プロ」(えさ)

の混合施肥は 

相乗効果が高くオススメです!

 

 よろしくお願いします!

 (^。^)

 

 

 

 

 

 

 


今年の梅雨明けはリングに警戒?!

2017-04-19 11:00:58 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

関東地方においては

4月17日(月)夕方から雨が降り18日(火)の未明まで続きました。

4月18日(火)は午前9時頃から気温がぐんぐん上昇し、

群馬県高崎市では最高気温30.6℃を記録しました。

夕方、一部の地域では夕立のようなにわか雨が降りました。

一瞬、梅雨明けの気温上昇を思わせる一日でした。

お客様のコースのグリーン面で

リングを確認しました。

それまでは単なる乾燥部位と思っていた箇所に

はっきりフェアリーリングを確認できたそうです。

関東地方を中心に太平洋側では、去る2~3月の降雨量も

少なく、表層は乾燥・固結傾向にありました。

この冬は浸透剤をいつもより多く使用された

コースも多かったかと思います。

もちろん、3~4月上旬に

更新作業や分解資材などで乾燥した部位の

三相バランスの改善をされたと思われます。

しかしながら、

本年は例年よりも、しつこく、乾燥・撥水した相が

残っているような気がします。

去る3月27日に、降雪した際、

雪が撥水部分の上でなかなか溶けずに、シャーベット状に

点在していたグリーン面もありました。

2~3月の表層乾燥に加え、

3月下旬~4月上旬の気候も不順だったので、

土壌の良性菌(有機物を分解する菌)の動きが不規則になり、

床砂表面に未分解の有機残渣がコーティングし、

撥水していると思われます。

撥水した表層に、きのこの菌が飛んで来れば、

温度湿度によっては、リングに発展します。

昨日、4月18日のように、

土壌が湿度をもったまま、日中温度が上昇する時は

リングの菌も動きやすいと思われます。

そのような理由で

GW明けのドライ、本年梅雨明けのリングに関しては

特段、注意しておきたいところです。

その部分に 7月以降ピシウムや炭疽病などの

高温系病害が侵入しやすくなり、

また乾燥・撥水した部分は吸肥が困難で

回復に時間がかかるからです。

乾燥部位、ドライ・撥水部位、リング発生部位の

改善にたいへん効果的な資材が

 「ブランXエックス」です。

 ムク等のエアレーション作業との併用で、

いっそう改善し、芽数アップにもつながります。

(しつこいドライ相、リング発生部位には

 「デ・サッチャー」2cc/m2+「ハイドロ・マックス」2~4cc/m2

 を10日間隔で2~3回施肥すると、かなり効果的でした!)

 

「ブランXエックス」

グロース社の代表的な床資材である

「デ・サッチャー」、「ハイドロ・マックス」、

「エッセンシャル・プラス」

を1/3ずつブレンドした資材です。

撥水層を分解して

ドライ相を改善する「デ・サッチャー」が1/3

主成分は

床砂の表面に付着した有機残渣や

古茎根を分解する良性菌3種類と分解酵素3種類”です。

グリーン面の潤いを持続し、乾燥を抑制、

 新根茎周囲の三相バランスを持続する

「ハイドロ・マックス」が1/3

 「ハイドロ・マックス」は100%天然の浸透資材で、

主成分は

 ユッカシジゲラ抽出物90%→ステロイドサポニンの浸透剤効果

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%→気相持続効果

←「フミン酸」で三相バランス持続!

 

新根・新芽の成長を促進する「エッセンシャル・プラス」が1/3

主成分は
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物(オーキシン様物質)
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6 

です。

 

是非、お試し下さい!

 (^。^)

 

 

 

 

 


梅雨明け10日は「ケミカル+天然」

2016-07-30 11:08:16 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

 7/28(木)関東甲信地方が梅雨明けしました!

急な気温上昇、病害侵入に警戒したいですね!

◆ 

「梅雨明け10日は肥料を食わない」

たしかに、吸肥困難な高温が

8月上旬~お盆ごろまで続きますが、

なんとか、病害の侵入と高温による衰退を

回避したい時期です!

最近 ドラッグストアで

「ケミカル+漢方」の風邪薬が売れているそうです!

ケミカルの力で、悪い症状をストップさせ、

天然成分で、抵抗力を持続する考え方です。

「梅雨明け10日」のような厳しい高温期には

ターフにとっても

「ケミカル+天然」がおすすめです!

A)三相バランス

ドライ抑制、気相確保、ウエット抑制など

三相バランスを確保持続する上で効果的なのが

「ケミカル浸透剤」+「ハイドロ・マックス」

です。

主な成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

 です。

 「ユッカシジゲラ」は

 ステロイド・サポニン と ポリフェノールを豊富に含みます。

原住民インデイアンが 

シャンプー(かゆみ止め)

すり傷治療、皮膚炎治療等の

 薬用として活用していたといわれます。

←「フミン酸」は気相持続効果!

 B)病害抑制・菌態バランス

7月下旬~8月上旬の「ピシウム・細菌病 等」

8月下旬~9月上旬の「炭疽・赤焼け 等」

の侵入拡大を止め、

菌態活性バランスを回復させるのが

「殺菌剤」・「抗生物質」+「コンパニオン」

です。

 

 殺菌剤の使用、

 多湿による気相の減少(酸欠)で

 良性菌が減った分を足すことができます!

 良性菌バチルスGB03が病害菌を阻害します。

 根の周囲も

保護膜により病害の侵入を抑制できます。

 C)根あがり抑制

根あがり抑制には

「殺菌剤」や「浸透剤」+「ミスト12号(3-18-18)」

が効果的です。

「ミスト12号(3-18-18)」は

6%の亜リン酸

(亜リン酸にはホセチル様抗菌効果があります)

12%緩効果性リン酸

(雨でも流亡しない長い分子連鎖構造

+

雑菌繁殖を抑制する「ヤナギ抽出エキス」

が主成分です。

←柳エキスの持つ雑菌抑制効果

 ◆

是非、お試し下さい!

(^^)


「梅雨明け10日」といいますが。

2016-07-03 14:00:36 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

先週末は

温度と湿度がハンパでななく、

嫌な感じだったですね。

もう梅雨明けしても

おかしくない気候ですね!

「梅雨明け10日は肥料も効かない」と聞いた事があります。

それほど、「梅雨明け」は

温度と湿度が急上昇し、

ターフにとっても厳しい時期だと思います。

今後の状況別に効果的な資材をご案内したいと思います。

本年の夏は

2010年の夏に似ているという

気象予報が多いので

高温多湿に悩まされた

2010年に好評価だった資材を

参考にしてみました。

1)7/5~15ごろ

梅雨明け前後です。

課題は「ドライ・リング」「撥水」「乾燥」

です。

ドライ抑制・夏の三相バランスには

「ハイドロ・マックス」です。

 気相持続効果のあるフミン酸含有の

100%天然の浸透剤です!

天然なので、やけないので

高温でも安心して使用できます。

 主成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%以上

フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

です。

「ユッカシジゲラ」は

主に北米大陸に自生する植物で、

ステロイド・サポニンと

ポリフェノールを豊富に含みます。

ステロイドは、雑菌の繁殖を抑制し、

サポニンは、浸透剤効果。

ユッカ・オール・ポリフェノールは

腐敗抑制効果があります。

2)7/25~30ごろ

24節気「大暑」

72候(7/29ごろ)に「土潤辱暑(つちうるおいてじょくしょす)」とあります。

とくかく蒸し暑い時期です。

課題は「高温多湿系病害(ピシウム等)の抑制」です。

病害抑制には「コンパニオン」

(+殺菌剤とタンクミックス)です。

 

殺菌剤の使用、

多湿による気相の減少(酸欠)で

良性菌が減った分、

良性菌を足すことができる

「コンパニオン」は効果的です!

良性菌バチルスGB03が病害菌を阻害します。

根の周囲も

バチルスGB03の保護膜により

病害の侵入を抑制できます。

3)8/1~10ごろ

72候(8/3ごろ)に「大雨時行(たいうときどきおこなう)」とあります。

日中高温でありながら、

にわか雨、夕立もあり、

表層が加湿・酸欠状態になりやすい時期です。

課題は「高温」「衰退」「藻苔」です。

病害的にはピシウムの他

炭疽、赤やけにも注意したい時期です。

 高温には「エッセンシャル・プラス」です。

 

「エッセンシャル・プラス」は

”高温”や”衰退”からターフを守る

 ケルプ抽出物

 単糖・二糖(トレハロース)

 ビタミンB2,B6

 等をバランス良く含有する

 グロース社の代表的なアミノ酸資材です。

 藻苔には「スーパー・コンバット」です。

硫酸鉄(6.0%)が 藻・苔を焼き、

硫酸銅(0.5%)が藻苔・雑菌類の繁殖を抑制します。

クエン酸キレートでPH2.5で

表層のPHを弱酸状態で持続します。

その他

高温多湿時期の

雑菌や病害菌を抑制するような

微量栄養素が

硫酸亜鉛(0.5%)、硫酸マンガン(0.5%)、

マグネシウム(0.5%)、硫黄(4.0%)

他 全8種類バランス良く配合したミストです。

 4)8/15~25ごろ

24節気「立秋」「処暑」

72候(8/13)「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」

お盆も過ぎた頃、ヒグラシが鳴く頃から

暑さも徐々に鎮まりますが、

「盆明けのおちこみ」といわれるように

ターフは夏越しで、貯蔵糖分も消耗し、

疲れきっている頃です。

課題は「落ち込み」「芽数減少」「根上がり」です。

ターフの活性が

低下してきている頃なので

病害に侵入にも注意したい時期です。

夏の落ち込み抑制には

 「ブランZ(10-6-5)」です。

Nは70%超緩効性です。徒長なしです。

エッセンシャルを20%含んでいます。

高温多湿下でも

徒長させず、

貯蔵糖分を無駄に消費させる事なく

Nを供給し、ターフを”落ち込み”から守ります!

 

 ↑ 上が尿素(単分子で水溶性)

 下がメチレン尿素(長い分子の鎖。微生物分解主体)

 Pは4.5%亜リン酸です。

 亜リン酸は葉面吸収主体で、

短時間でPを吸収し、

”根あがり”を抑制します。

 亜リン酸にはホセチル様な 抗菌効果があります。

 

是非、お試し下さい!

(^。^)


梅雨時のコンパクションに効果的な資材

2016-06-11 11:06:08 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

梅雨時期は

降雨がちで、表層が緩みがちです。

この先の

夏の猛暑を考えれば

ある程度の厚みで

ターフをつくっておられる事と思います。

特に穴あけした後や

散水した後には

表層が柔らかくなり、

ピッチマークも深くなりがちです。

雨がちな時期でも

緩みの少ない

グリーン面を持続するには

目砂+リン酸系資材で

よこ根によるコンパクションをつくる事が

効果的と思われます。

効果的な資材をご案内します。

ムク等でエアレーションした後に

梅雨時の雨と共に

(あるいはフラッシング的な散水で)

分解資材「デ・サッチャー」

(または「ブランXエックス」)

表層全体に行き渡らせ、

そこでできた空相

緩効性リン酸「ミスト12号(3-18-18)」を施肥、

よこ根成長を煽った後

核酸資材「ターフバイタル・プロにより

根毛を発達させ

ワイヤーのように表層をグリッドします。

これを2~3回繰り返すと

良好な透水性でありながら

雨でも緩みにくい表層が

持続できます!

是非

試してみてください!

(^。^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


梅雨時の温度上昇と病害抑制

2016-06-11 10:33:40 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

梅雨の合間に晴れる場合は

短時間で

日中温度が上昇する事が多いです。

地表の湿度が多い状態で

気温が上昇します。

熱中症が出始めるのもこの頃です。

高温多湿時期のはじまりですね。

病害の菌も動きやすくなる時期です。

だんだんドラッグストアの

水虫コーナーが充実し、

「水虫薬」のCMが増えてくると

いよいよ高温病害の警戒時期が

やってきたな。。と感じます。

今年の夏は猛暑といいます。

この夏の病害侵入・拡大を最小限に抑える上でも、

6月中下旬の殺菌剤選択は

勝負の鍵かもしれませんね。

 梅雨明けまでの一手としては

1)表層透水性をムクや資材などで向上させる。(ムレ・酸欠抑制)

2)表層PHを弱酸性に保ち、薬剤がシャープに効く環境を維持

(表層PHが弱酸であれば「藻」も抑制できます)

3)根茎周囲に残存する病害菌にも警戒する

等が考えられます。

 おすすめの資材としては

◇表層の透水性向上には

ムク等のエアレーションとの相乗効果の高い

「ブランXエックス」

 「ブランXエックス」は

 古茎根を分解する「デ・サッチャー」1/3

 根数を増やす「エッセンシャル」1/3+

 三相バランス持続の「ハイドロ・マックス」1/3

 というブレンド資材です。

●      

◇表層PHを弱酸性に持続するには

「PH調整クエン酸」

●      

◇表層PHを弱酸性に保ち、表層の黒藻を抑制するのは

「エクストラ・アイアン(6-0-0)」

 10%のクエン酸キレートされた硫酸鉄が

 表層の黒藻の繁殖を抑えます。

 PHは1.5なので

 表層のPHが弱酸性に調整され、

 薬剤の効きも良くなります。

●      

◇根茎周囲にしつこく残存する 病害の菌核を破壊し、

 殺菌剤をよりパワフルに効かせるのが

「コンパニオン」です。

米国農水省では

「バイオロジカル・ファンジサイド」

(生物学的抗菌資材)として

登録されている資材です。

 「コンパニオン」の主成分の

 ”バチルス・ズブチリスGB03”が

古茎根や有機残渣をゆっくり分解しながら、

自ら生成する抗生物質で 

病害からターフを守ります。

是非

試してみて下さい!

(^。^)


4日近畿・東海、5日関東甲信が梅雨入りしました!

2016-06-05 08:45:47 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

6月4日午後、

近畿、東海地方が

梅雨入りしたとみられると

各気象台が発表しました。

<4日に発表された梅雨入り>
     平年差   昨年差
九州南部 4日遅い 2日遅い
九州北部 1日早い 2日遅い
四国   1日早い 2日遅い
中国   3日早い 2日遅い
近畿   3日早い 1日遅い
東海   4日早い 1日遅い

ついで、

6月5日午後

関東甲信地方の梅雨入りが発表されました。

梅雨時とその先の夏越し時期は

グリーン面においても課題の多い季節です。

梅雨時期のテーマとしては

1.徒長抑制

2.日照不足(活性低下)

3.病害抑制

4.藻苔抑制

5.降雨によるグリーンの硬さ不足

などが

あると思います。

梅雨時期に好評価の資材をご案内します!

徒長抑制には

「カル・マグ・マックス(7-0-3)」

または

「グリーン・スピードSi(0-2-5)」

です。

 

日照不足には

「ターフバイタル・プロ」味の素(株)

です。

 

植物は通常、

光合成で炭酸同化作用し、

タンパク質合成を行い、細胞を成長させます。

日照不足で

光合成が低下している時でも、

主成分の「グルタミン酸」を

直接摂取する事で

タンパク質合成を代行できるんです!

なので、活性を持続できるんです。

トップアスリートが 

早期疲労回復に「アミノバイタル」(味の素)を

使用するメカニズムとほぼ同じです。

 ♠

高温多湿系病害の抑制には

「コンパニオン」です。

殺菌剤との混合は相乗効果があります!

米国農水省では

「バイオロジカル・ファンジサイド」

(生物学的抗菌資材)として

登録されている資材です。

 「コンパニオン」の主成分の

 ”バチルス・ズブチリスGB03”が

古茎根や有機残渣をゆっくり分解しながら、

自ら生成する抗生物質で 

病害からターフを守ります。

表層の黒藻抑制には

「エクストラ・アイアン(6-0-0)」です。

10%のクエン酸キレートされた

硫酸鉄が

表層の黒藻の繁殖を抑えます。

PHは1.5なので

表層のPHが弱酸性に調整され、

薬剤の効きも良くなります。

降雨による緩みの抑制には

 「ターフバイタル・プロ」味の素(株)

がおすすめです。

  

主成分の一つである「核酸」は

ワイヤーのような

根毛の成長を著しく促進し、

コンパクションを向上させます。

 「ミスト12号(3-18-18)」

も効果的です。

晴天時に6%の亜リン酸を吸収し、

12%の緩効性リン酸が

曇りや雨でも

約2週間表層土壌にとどまって

リン酸を吸収します。

この継続的なリン酸の吸収

よこ根の成長を促進し、

表層のコンパクションを

持続します。

是非

試してみて下さい!

(^。^)

 

 

 


梅雨の雨を利用した猛暑への準備

2016-06-01 20:24:12 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

気象庁は5月12日、

エルニーニョ現象が

5月中にも終息し、

その後、ラニーニャ現象に

推移するとみられるとの

監視速報を発表しました。

ラニーニャは

異常気象を引き起こすとされ、

日本では今夏、

太平洋高気圧の勢力が強まり

猛暑になる可能性があるといいます。

ラニーニャ発生は、

2010年夏~2011年春以来となります。

2010年夏は記録的猛暑でした。

去る5月23日は

全国的によく晴れて、

朝から気温が急上昇しました。

東京都心では

正午前に今年初めて30度に達し、

真夏日を観測しました。

2010年以来、

6年ぶりに早い真夏日となりました。

午後2時までの最高気温は

群馬県の伊勢崎で34.1度、

岐阜県の多治見で33.8度など

全国186の地点で30度以上を記録しました。

インドはそれどころではないようですね。

5月19日

インド北西部

ファローディという都市で、

過去最高の51度を記録したとのことです。

今の時期に、

この地方で気温が

40度近くまで上がるのは

珍しくないとのことですが、

さすがに50度を超えることはめったになく、

今までの最高は

1956年に記録された

約50.6度だったそうです。

猛暑への対応について考えたいと思います。

グリーン面の表面温度を

下げる方法としては

扇風機の活用があるかと思います。

しかし、全てのホールに設置する訳にも

いきません。

夕方からの散水は地表温度を

いち早く下げる上で効果的です!

ただし、

透水性の良いグリーンでなければ

散水は逆効果になってしまうので、

梅雨明けまでに

いかに

表層の透水性を良くして

「水と空気の通り道」を確保するか、

が課題です。

梅雨の間でも

天候次第では

ムクでエアレーションする事が

可能かもしれません。

別の方法として

「高性能の分解資材」と共に

フラッシングを行う方法があります!

20~30分、

排水管から水が抜けるくらいに

散水(フラッシング)すれば、

水の抜けた後は

空気の通り道が確保され、

表層全体に行き渡った「分解資材」が

梅雨の雨で

さらにゆきわたり

古茎根やサッチを分解し、

ブラックレイヤーや撥水気味な層に

「水と空気の通り道」

確保してくれると思うのです。

このフラッシングとの

相乗効果が高い資材が

「ブランXエックス」です。

「ブランXエックス」は

 古茎根を分解する「デ・サッチャー」1/3 +

 根数を増やす「エッセンシャル」1/3 +

 三相バランス持続の「ハイドロ・マックス」1/3

というブレンド資材です。

●「デ・サッチャー」には

  古茎根を分解・透水性を向上させるバチルス

●「エッセンシャル」には

  空相確保・持続するフミン酸

  根の成長を促進するアミノ酸

  貯蔵糖分を補給する単糖・二糖(トレハロース)

●「ハイドロ・マックス」には

  根茎周囲の透水性と潤いを持続するための

  ユッカシジゲラ抽出物

含有しています。

 

是非 試してみてください!(^。^)

 

 

 

 

 


梅雨時の徒長抑制に効果的な資材

2016-06-01 14:29:36 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

24節気72候 

5月21日 蚕起食桑

(かいこおきてくわをはむ)

とあります。

 温度も上昇し、

桑の葉も伸びて

蚕も旺盛に食事をする季節となりました。

また

6月11日 腐草為蛍

(かれたるくさほたるとなる)

この頃から梅雨入りし、

湿度も出て

枯れ草は腐りやすくなる

季節という意味です。

もうすぐ梅雨入り。

さらに温度や湿度が上昇してくると

地上部の成長も旺盛となります。

日照が不足した状況が続くと

ひょろりと、弱々しく伸びた状態、

いわゆる徒長を起こしてしまいます。

夏越しのための貯蔵糖分の

消耗を抑えるためにも

地上部の成長は

抑制しておきたい季節です。

 ♠

温度上昇による徒長を抑えるには

ケイ酸が有効です。

グロース社の資材でいえば、

「グリーン・スピードSi(0-2-5)」

が効果的です!

 7%のケイ酸と5%のカリウムが

 地上部の動きを抑制します!

 同時に吸収した亜リン酸(2%)は

 優先的に 地下部(根や茎)の成長に

 使われます。

 ♠

 湿度上昇や降雨による徒長を抑えるには

 カルシウムが有効です。

 グロース社の資材でいえば、

 「カル・マグ・マックス(7-0-3)」

 が効果的です!

まず、

7%の硝酸態窒素と共に

葉面から

カルシウム(4%)を吸収します。

地面に落ちたカルシウムは

2%のマグネシウムが

ポンプのように吸い上げます。

マグネシウムは

最大2倍のカルシウムを

吸い上げますので

4%のカルシウムは無駄なく

体内に吸収される設計です。

マグネシウム(2%)やカリウム(3%)も

細胞の徒長を抑制する要素です。

 ♠

しかし、どんなに

徒長に気をつけても 

6月から8月にかけては

体内の貯蔵糖分が

最も減少する時期です。

吸収の良い糖類の施肥で

その消耗を補いたいところです。

 グロース社の資材でいえば、

 「エッセンシャル・プラス(1-0-1)」

 が効果的です!

貯蔵糖分の消費を補う

単糖・二糖(トレハロース)を

豊富に含んでいます!

その他

高温多湿期の

活性を持続するような

ビタミンB2,B6

ケルプ、オーキシン様物質を

バランス良く含んだ

定評のあるアミノ酸資材です。

 

 是非

試してみて下さい!

(^。^)

 

 

 

 

 

 


これからの時期は抗菌効果のある資材と共に!

2016-05-15 09:36:42 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

5月13日は

関東地方でも 

初夏を思わせるような

積乱雲が観測されました。

積乱雲は、

強い上昇気流によって発達した雲です。

積乱雲は、

「大気の状態が不安定」

気象条件で発生しやすくなります。

←積乱雲の構造

毎年、

5月中旬~6月は気候不順ですが、

本年は特に、

強い風が吹いて

表層が乾燥したり、

急に日中温度が

上昇してみたり、

気象が不安定な気がします。

日照不足、光合成不足で

ターフの活性が鈍ったり、

雨や湿度による酸欠、

殺菌剤の連投で、

菌態バランスが崩れたりすると、

(ヒトでいえば、胃が痛かったり、

下痢をして、食事できず、

栄養摂取が充分でない場合に

インフルエンザ等になりやすい様に)

ダラー、細菌病、

ピシウム、炭疽 等の

病害が侵入しやすくなります。

これからの

気象の不安定な時期に効果的な

抗菌効果を持つ資材を 

5つご案内します!

←米グロース社正門前でクレア社長と。

米グロース・プロダクツ社の

クレア社長は

バイオケミストリー博士(Ph.D)でもあり、

天然由来資材でありながら、

抗菌作用のある資材を

創る事に意欲的です。

★分解資材「コンパニオン」

米国農水省では

「バイオロジカル・ファンジサイド」

(生物学的抗菌資材)として

登録されている資材です。

 「コンパニオン」の主成分の

 ”バチルス・ズブチリスGB03”が

古茎根をゆっくり分解しながら、

自ら生成する抗生物質で 

病害からターフを守ります。

★鉄系資材

「エクストラ・アイアン(6-0-0)」

10%のクエン酸キレートされた

硫酸鉄が

表層の黒藻の繁殖を抑えます。

PHは1.5なので

表層のPHが弱酸に調整され、

施肥後の肥料や

薬剤の効きが良くなります。

★浸透資材「ハイドロ・マックス」

100%天然の浸透剤で、

 三相バランスを持続する資材です。

 原材料に北米大陸に自生する

「ユッカ・シジゲラ」の抽出物を使用し、

その成分の 

ステロイドサポニンは

抗炎症作用(雑菌繁殖抑制)、

ユッカオールポリフェノールは

抗酸化作用、防カビ効果

を持っています。

★「ミスト12号(3-18-18)」

分子の鎖の長い

緩効性リン酸 なので、

晴天でも、雨天でも

約2週間に渡り、

表層土壌に留まり、

無駄なく 

リン酸とカリウムを吸収する資材です。

そのユニークな特徴は

0.5%の柳(ヤナギ)抽出エキス

含有しているところです!

柳の樹皮エキスの

雑菌の繁殖を抑制する効果は

古くから知られています。

 ★「ミスト10号亜リン酸(0-29-26)」

晴天時に葉身から抜群の効率

リン酸を吸収する資材ですが、

ホセチル同様の抗菌作用を持ちます。

 ◇

是非、試してみてください!

(^^)