「拝啓、グリーンキーパー様 !」

㈱サバンナブランからは芝草向けに。
㈱ブランからは農業、園芸向けに。
オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

【梅雨・夏期】ターフを守る夏のカクテル「EC」【オススメの資材】

2024-07-16 16:33:25 | 芝草「梅雨」にオススメの資材


ゴルフ場への
営業道中、
綺麗に咲いている「タチアオイ」

タチアオイの開花時期は6月~8月です。
 梅雨入りの時期に
下から花がつきはじめ、

一番上まで
花が咲くと
梅雨明けといわれています。 

そのため、
「梅雨葵(ツユアオイ)」の別名
呼ばれることもあるようです。

梅雨時期は、
高温・多湿時期の始まりです。

殺菌剤の頻繁な散布
土壌内の良性菌を減少させます。

梅雨の降雨
表層は酸欠気味、、、、
これもまた 
良性菌の減少の要因です。

梅雨明けして
高温が続けば、散水します。
散水して気相が減れば、酸欠、、、

良性菌が減り、
悪玉菌が優勢になれば、
ピシウムや炭疽等
病害の
拡大しやすい環境になります。

このような
菌体バランスの崩れ易い時期
ターフを守る資材が
「EC(イーシー)」です。

病害に強い
「コンパニオン」




「コンパニオン」
の主成分バチルス菌GB03株が
根の周囲にコロニーをつくる


バチルス菌GB03株が
生成する抗生物質で
病害の菌核を阻害します


高温に強い
アミノ酸、トレハロースとケルプが主成分の
「エッセンシャル・プラス」


1/2ずつブレンドした
ターフを守る、
夏のカクテル的資材が
「EC(イーシー)」です。

この時期から9月中旬まで
施薬と混合散布していただけると
思わぬ病害の拡大や
再発を抑制する効果があります!

詳しくは
サバンナブラン、または特約代理店の
営業マンまで
お問い合わせ下さい!


是非、
お試し下さい!


(株式会社サバンナブラン/スポーツターフ事業部)



【梅雨入り】「梅雨~夏越し」オススメ資材【夏越し】

2024-05-29 07:18:25 | 芝草「梅雨」にオススメの資材


「タチアオイ(立葵)」
「梅雨入り」「梅雨明け」を知らせる
花です。

梅雨入りの頃に
下から花が咲き始め、
一番上まで花が咲き上ると、
梅雨が明けるとされています。

「梅雨入り」頃から
9月下旬頃までは、
病害の侵入
高温多湿による
ターフの落ち込みなど
に注意を払う時期。。。。

グリーンキーパー様にとっては
1年間の芝草管理の中で
最も神経を使う
「夏越し」の季節となります。



DPHダグラスプラントヘルス社
の資材の中から
「夏越し」時期に効果的な資材
をまとめてみました。



1)「梅雨時期」~

表層透水性の向上なら
バチルス菌+クリソスポリウム菌+
トリコデルマー菌が主成分
「バイオエアレーションWS」



徒長抑制なら
「カル・マグ・マックス」

日照不足なら
グルタミン酸が光合成を代行する
「ターフバイタル・プロ」



藻苔・病害抑制なら
鉄、銅、亜鉛、マンガン等豊富な8種類の微量要素
「スーパーコンバット」


2)「梅雨明け」~

高温多湿病害、
ピシウム、炭疽菌、細菌病等
への病害抵抗性向上には
バチルス菌GB03株が
生成する抗生物質でターフを守る
「コンパニオン」

アミノ酸+フミン酸+ケルプ+ビタミンが主成分の
「エッセンシャル・プラス」




高温乾燥・ドライの抑制には
菌根菌のナチュラルな保水力が話題の
「トータルパック」



3)盛夏~盆明けの落ち込み時期

高温による衰退の抑制には
「ブランZ(10-6-5)」や
「ミスト10号亜リン酸(0-29-26)」




ムレ・酸欠・ヤケ回避には
100%天然の浸透湿潤資材
「ハイドロ・マックス」



根あがり・盆明けの落ち込み抑制には
酪酸+サイトカイニン+菌根菌の
「ルートエクセル」

です。






*各資材の成分等は
ホームページを参照ください☞

宜しくお願いします!

(株式会社サバンナブラン スポーツターフ事業部)



【初夏からの】病害抵抗性を向上する菌体?!【オススメ資材】

2024-05-14 20:36:57 | 芝草「梅雨」にオススメの資材


24節季で
5月6日は「立夏」
夏の気配
感じられる頃となりました。

気温や湿度が上昇するにつれて
「ダラー」や「リング」
「ピシウム」や「細菌病」、「炭疽病」など。。。。。

この時期から
9月の下旬頃までの時期、
グリーン面にとっては
なんとしても抑えたい
「病害の季節」となりました。



DPHの微生物資材
には
病害抵抗性を向上できる資材
が多くあります。

発根を促進し、芽数を増やす
「ルートエクセル」



更新作業を微生物が代替わりする
「バイオエアレーションWS」

に含まれる

バチルス・
アミロリケファシエンシスENV503株
(世界特許/DPH社が独占使用権を所有)


殺菌剤と混合散布する事で
根の周囲に残存する
ピシウムや炭疽菌、細菌病などへの
病害抵抗性が好評価の
「コンパニオン」に含まれる



バチルス・ズブチリスGB03株
(世界特許/DPH社が独占使用権を所有)


根の周囲にコロニー(巣)を作り、



抗生物質を生成し、
病害から根を守る事が
知られています。

資材を設計開発している
DPH社最高技術顧問
アレック・スコクラン氏から



種子の発芽段階における
資材「コンパニオン」による
ピシウム立枯病の抑制実験
の結果が送られてきたので
ご紹介します。


左は、コンパニオン施用
(ピシウム、カビに侵されにくく、発芽が良い)
右は、コンパニオンなし
(ピシウム、カビに侵され発芽が鈍い)



ダグラスプラントヘルス社
菌体資材を得意とするメーカーです。

下記の表に
善玉菌(バチルス菌)の機能を
整理しましたので
ご参照下さい。


宜しくお願いします!

(株式会社サバンナブラン スポーツターフ事業部)

【春から初夏】徒長抑制成分の吸収が抜群!「ルートエクセル」【オススメ資材】

2024-05-10 08:09:03 | 芝草「梅雨」にオススメの資材


今年、新発売され
根を成長させる性能
好評価の資材、
「ルートエクセル」。



2か月間のうちに
根は約1.5倍に伸長し、
根量は約 3倍近くなったという
データも存在します。(↓)




実は、
徒長抑制効果も高いので
これからの
高温多湿な時期も安心して
使える資材なのです!

5~7月のターフは
徒長しがち。
暴れるグリーン面を
コントロールする上で
カルシウム、マグネシウム、カリウムなどは
欠かせない要素です。



「ルートエクセル」を施用すると
徒長抑制に不可欠な
カルシウムを5倍
マグネシウムを4倍
カリウムを6倍
の効率で吸収させる事が
米国の大学の
圃場試験で確認されています。



春、秋だけでなく
夏も使える「ルートエクセル」。
その性能を是非、
お試し下さい!





(株式会社サバンナブラン / スポーツターフ事業部)

【日照不足】活性対策に「ターフバイタル・プロ」【長雨対策】

2022-05-15 10:05:08 | 芝草「梅雨」にオススメの資材
 
「塀合に卯の花腐し流れけり」
俳人、小林一茶
初夏の句です。
 
卯の花腐し(うのはな くたし)
初夏の季語です。

旧暦4月、
現代の5月は卯の花の月。
 
5月の長雨
美しく咲く、卯の花を腐(くだ)す、
つまり
腐らせるので はないか、と心配だな、、
という俳句です。
 
 
グリーン面のベント芝も
フェアウエイのコーライ芝も
このところ、
断続的に続く、
長雨、日照不足の影響で、
活性がいまひとつ、、、
 
小林一茶ではありませんが、
心配です!

 

この先~梅雨時期の

日照不足・活性対策には

「ターフ・バイタルプロ」がオススメです!

 「ターフバイタル・プロ」

日照不足や

気温の安定しない時期でも

タンパク質合成を代行する

「グルタミン酸」が活性を回復します!

 ←「ターフバイタル・プロ」

光合成不足による炭酸同化作用の低下、

低温や高温による窒素同化の低下を

 「グルタミン酸」のタンパク質合成が代行する資材です!

(サバンナブラン/スポーツターフ事業部)

 


本年、特に過酷と思われる「梅雨明け」に備える!

2019-07-14 07:04:58 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

梅雨を象徴する「タチアオイ」の花。

タチアオイが上まで咲くと梅雨が明けると言われています。

今年の関東地方はこのところ雨が続き、

日照が不足しているせいか、

途中まで咲いたタチアオイも、なかなか上まで咲きませんでした。

昨日頃から、梅雨明け前っぽい、

イヤ~な湿気と気温です。

7月15日の週の天気予報をみると、

間もなく梅雨明けかも知れません。

24節気 7月23日「大暑」頃までには

「梅雨明け」となるので

グリーン面にとっては、一年で一番厳しいシーズンの到来です。

「梅雨明け」以降に襲ってくる厳しい状況に関して

時系列で考えてみました。

 

①「梅雨明け」直後

日中温度が上昇します。

ターフの活性は鈍り、貯蔵糖分を消費します。

表層の湿度も高く、ターフは酸欠気味です。

 

②「梅雨明け」7~10日後

72候7月29日には

「土潤辱暑(つちうるおいてじょくしょす)」

とあるように

気温も湿度も最高となる頃です。

ピシウム、炭疽等の病害の侵入にもっとも警戒したい時期です。

 

③「梅雨明け」14日以降

ウエットな表層芽数も落ち込んできます。

たて根も短くなってきます。(根あがり

 

しかしながら、

72候8月7日に「涼風至(りょうふういたる)」

<涼しい風が吹き始める頃>とあるように

お盆からは、夕方以降の気温(夜温)も

下がってくるので

 7月23日「大暑」から8月7日「立秋」の頃までが

グリーン面の「夏越し」にとって、

勝負所といえるのではないでしょうか。

 


「梅雨明け」時期にオススメの資材があります!

 

①日中温度の急上昇には「エッセンシャル・プラス」です。

 

高温で消耗する貯蔵糖分(フルクタン)を補給する単糖・二糖(トレハロース)、

 高温下での衰退を抑制するアミノ酸、ビタミン、

根上がりを抑制する ケルプ等をバランス良く配合したアミノ酸系資材です。

 

 ②グリーン面の表層のムレ・酸欠の回避には、

「ハイドロ・マックス」です。


100%天然の浸透剤「ハイドロ・マックス」が

表層全体にゆきわたり

 気相を確保・持続します。

三相バランス(気相)が確保された土壌は、

地温の上昇が抑制され、

夜温が下がりやすいです。過湿状態も抑制できます。

 

③ピシウムや炭疽等の

高温多湿系病害の抑制には「コンパニオン」です。

 

 菌態活性バランスの崩れ易い時期(7/25、8/25、9/25)に

 善玉菌バチルスGB03が根茎を病害から守ります。

 薬剤との混合散布で、薬剤の効果をさらにシャープにします。

菌態バランス(B/Fバランス)を整える資材の決定版です。

←バチルスGB03が病害を疎外します!

 

 ④病害によるダメージ、

高温や多湿(ウエット)によるターフの落ち込みからの

芽数回復には「ブランZ(10-6-5)」です。

 

徒長しにくい70%超緩効性メチレン尿素(肥効約3週間)が ターフの回復を促進します。

亜リン酸(4.8%)が根の回復を促進します。

カリウム(5%)が徒長を抑制し、細胞を強くします。

20%含有する「エッセンシャル・プラス」が芽数の回復を促進します。

 

 ⑤根上がり抑制には「ミスト12号(3-18-18)」です。

 

 根上がりを抑制し、

根を回復させる効率のよいリン酸として、

 晴天で葉身からの吸収が良い亜リン酸6%

+雨曇でも土壌内に長く留まる緩効性リン酸12%を配合しています。

さらに、雑菌の繁殖を抑制する柳抽出エキスを配合しています。

 是非、試してみて下さい!

(^。^)

 


梅雨明けまでの、曇天、豪雨、突然の晴れ間。その対策は?

2019-07-05 21:17:11 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

 

梅雨です。

テイーグラウンド脇のアジサイがきれいに咲いています。

ただ昨今の異常ともいえる

気象展開には、

参ってしまいます。

 この先、梅雨明けまでの課題を整理したいと思います。

 

まず、続く曇天・日照不足。

 

日照量が不足して

光合成(炭酸同化作用)が鈍化すると

どうしても、芽数は落ちてきます。

かといって、窒素を中心とした施肥では

ただ伸びるだけで(徒長)、軸刈りのリスクもあります。

 

次に、豪雨。

最近の雨はすごいです。

時間あたりの雨量が半端でなく、

グリーンの表層透水性が悪い部分には

長く水分がとどまります。

藻や苔も発生しやすい状況です。

 

そして、梅雨の合間の突然の晴れ間と

日中温度の急上昇。

この梅雨の期間に

梅雨明けと似たような晴天の日があります。


72候 7月7日

「温風至(おんぷういたる)」

<あたたかい風がふきはじめる頃>とあります。


日中温度が急上昇すると、

ターフは元気がなくなります。

病害も侵入しやすくなります。

回復しようとして

貯蔵糖分を消費します。

 

このような課題を

頭の片隅において

ターフの活性を持続しながら

梅雨期~梅雨明けを

のりきりたいところですね!

 状況別にオススメの資材があります!

 

曇天・日照不足には「ターフバイタル・プロ」

「ターフバイタル・プロ」(味の素㈱) は

グルタミン酸を主成分とするアミノ酸系資材で、

グルタミン酸が 

日照不足な環境でも、

光合成による炭酸同化作用にかわり、活性を回復・持続します。

 

②ー1

表層透水性には「デ・サッチャー」+「ハイドロ・マックス」

「デ・サッチャー」 は

有機残渣、

根茎やブラックレイヤーを分解し、

表層の透水性を向上させるバチルスを含む 資材です。

そして、「ハイドロ・マックス」が資材を表層全体へ運びます!

「ハイドロ・マックス」 は

北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した

100%天然の浸透資材で、

表層の三相バランスを持続します。

 

②ー2藻苔の抑制には「エクストラ・アイアン」です。

 

主成分は硫酸鉄10.0%、硫黄4.0%で、

表層の藻苔を焼いてくれます。

クエン酸キレートされた資材で、

PH1.5で、表層の藻苔や雑菌の繁殖を抑制します。

曇りや雨の多いアイルランドで

高い藻苔抑制の実績のある資材です。


日中温度上昇時期には「エッセンシャル・プラス」

温度上昇で消耗する貯蔵糖分を補給し、

高温下でも活性を持続するアミノ酸、ビタミンB2B6

の作用で、

芽数が落ち込むのを抑えます。

根の衰退を抑制するオーキシンを含むケルプなどを

バランス良く配合した

高温時期に強い資材です。

 


宜しくお願いします!

(^。^)

 

 

 


梅雨明け10日にオススメの資材。

2018-06-30 14:04:48 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

「梅雨明け10日は肥料も食わない」といいます。

日中の急な温度上昇。

強い風による表層乾燥が

気になる本年の梅雨明けです。

例年より3週間も早い梅雨明け。

少し長めの「夏越し」のスタートとなりました。

「梅雨明け10日」の高温下のグリーン面に

必要な要素を考えたいと思います。

1)地表温度の上昇を抑制する「気相」

地温を下げる「扇風機」や

地下水による散水、ヤケた部分への「氷」の施用も効果的です。

浸透剤も気相を確保しますが、ケミカル浸透剤の多用は

水を引っ張りヤケの原因となる事があるので注意が必要です。

2)糖類

地温30℃以上の高温では、

窒素の吸収が鈍り、「窒素同化作用」ができなくなります。

その分消耗する「貯蔵糖分」を補充する事が大切になります。

「オリゴ糖」「ブドウ糖」「トレハロース」等の

単糖・二糖類の供給も効果的です。

3)アミノ酸

高温下での衰退を抑制する効果のある

「アミノ酸」「ビタミンB2,B6」も効果的です。

(女性がよく使うのUVカット日焼け止め化粧品等にも含まれている要素です)

4)オーキシン様物質

高温下での根上がりを抑制する

「オーキシン様物質」を含むケルプ

も効果的な要素と思われます。

この「梅雨明け10日」にオススメの資材です!

1) 活性に「エッセンシャル・プラス」

高温下で活性を持続する要素を

バランス良く含んだ資材です!

主成分は
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物(オーキシン様物質)
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6 

2)気相に「ハイドロ・マックス」

 根茎が必要な最低限度の潤いを持続しながらも

 気相を持続し、地表温度の上昇を抑制する

 「ハイドロ・マックス」もオススメです!

 「ハイドロ・マックス」は100%天然の浸透資材で、

 主成分は

ユッカシジゲラ抽出物90%→ステロイドサポニンの浸透剤効果

フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%→気相持続効果

←「フミン酸」で気相を持続!

3)衰退回復に「ブランZ(10-6-5)」

主な成分とその効能です。

 ・完全微生物分解の超緩効性メチレン尿素を70%

 →「ヤケ」「徒長」などのリスクが少ないN(窒素源)でダメージを回復

 ・リン酸6.8%のうち、よこ根のコンパクションをつくる亜リン酸を4.5%

 →根あがりを抑制し、秋の新根発根を促進

 ・カリウムを5%

 →暑さと湿度が厳しい中、ターフのこしをしっかりさせます。

 ・芽数を回復させるエッセンシャルプラスを20%

 →暑さに強いアミノ酸+ビタミン。

 高温下で消耗する貯蔵糖分を補給する糖類。

根あがりに強いケルプ(オーキシン様物質)などをバランス良く配合

 ・鉄、銅、亜鉛、マンガンなどの微量要素

 →藻苔や雑菌の繁殖を抑制できる微量要素です。

 ◆

 是非お試し下さい!

 宜しくお願いします!!

  (^。^)

 


梅雨の合間の「ヤケド」には。

2018-06-10 13:44:12 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

アジサイが美しい梅雨時のゴルフコース。

6月6日に、近畿、東海、関東が梅雨入りしました。

この梅雨時、

「夏越し」のために、

コアリングなどで

グリーン面の表層透水性を向上させる事は、有意義な事と思います。

しかし、

時として、梅雨半ばであっても

日中温度が急上昇する事があります。

←「ヤケ」「乾燥」には梅雨時でも注意したいです。

梅雨の合間を狙ってコアリングを行う。

急に気温が上昇し

回収してないコアの部分がヤケてしまう。

目砂をすり込んだブラシが効いて、ヤケてしまう。

転圧のスリップした部分が、ヤケてしまう。

さらに、風が吹き続け、

コアの周囲が乾燥したり、ヤケてしまう。

過去に何回か、そのような現場に遭遇しました。

今年は4~5月にも、

日中温度が急上昇し、乾燥が数日続く事が

例年よりも多かった年のような気がします。

充分、注意していただきたいと思っています。

このような、梅雨~夏場の「ヤケ」の回復に効果的な資材があります!

資材を通常どおり、散布していただいても もちろんOKですが、

ダメージ部分をホールカップで抜いて

その穴に希釈した資材を入れ、水が引いた後、埋め戻す。

このやり方を5~7日ごとに数回行うと大変効果的なようです。

←こんな方法のコースもあるようです!

1)「ヤケ」「乾燥」の回復には

「エッセンシャル・プラス」+「ハイドロ・マックス」です!

「エッセンシャル・プラス」は

 バランスの良いアミノ酸+フミン酸の資材です。

回復のための糖分を補う 単糖・二糖(トレハロース)、

 衰弱を抑制するアミノ酸、ビタミン、

 根あがりを抑制するケルプ 等をバランス良く配合した資材です。

「エッセンシャル・プラス」主成分
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6 です。

 2)「ヤケ」「乾燥」部分が撥水しているようなら

「デ・サッチャー」+「ハイドロ・マックス」がオススメ。

「デ・サッチャー(15-0-0)」は 

 古茎根を分解する良性菌3種類を含有し、

ドライ状態やリングの原因となる撥水層も改善できる資材です。

 「ハイドロ・マックス」が資材を表層全体へ運び、三相バランスを持続します。

 「ハイドロ・マックス」は

 北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した

 100%天然の浸透資材です。

 さらに、気相を持続する フミン酸2%含有で、

 三相バランスを持続する資材です。

 主な成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%以上

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

 です。

 3)「ヤケ」「乾燥」部分に、

病害(「リング」、「ピシウム」等)が侵入したら

「エッセンシャル」+「コンパニオン」が効果的です。

 「コンパニオン」は 

 善玉菌バチルスGB03が

 自ら生み出す抗生物質で

 リング、ピシウムや炭疽、細菌病等の病害の菌核を疎外します。

 殺菌剤との相乗効果の高い資材なので

 混合散布がたいへん効果的です。

 菌態バランス(B/Fバランス)を整える資材の決定版です!

←バチルスGB03が病害を疎外します!

症状に合わせて、処方いただければ、幸いです!

宜しくお願いします!

(^。^)

 

 

 


雨多く、気温高い。蒸し暑い今年の6月には。

2018-06-02 12:29:18 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

雨の季節が近づき、

街中ではアジサイが綺麗に咲き誇っていますが、

梅雨の主役の「タチアオイ」も負けじと彩っています。

タチアオイとはアオイ科の一年草または多年草の植物で

ちょうど梅雨入りの頃に茎の下側から花が咲き始めます。

頭頂部まで開花が進むと、梅雨が明ける

と言われていて、梅雨を占う「ツユアオイ」とも称されます。

 

気象庁予報によれば

今年の6月は

気温高め、降雨量多めだそうです。

この週末、晴れてはいますが、蒸し暑い。

5月31日(木)に九州・四国地方が梅雨入りし、

来週には、近畿・東海・関東も梅雨入りすると思われます。

72候、6月11日頃は「腐草為蛍(ふそうほたるとなる)」

<腐った草の下から蛍が生まれる>

この頃から

いよいよ高温多湿時期も本格的になります。

グリーン面では、

徒長抑制、高温多湿系病害(ピシウム等)の抑制、

藻苔対策が課題の季節となりました。

オススメの資材があります!

それぞれのグリーン面が抱えるこの夏の課題に

合わせて選んでいただければ幸いです!

1)軟弱徒長には「カ行」の資材です!

「カ行」の資材は

梅雨期の軟弱徒長を抑制し、細胞を強くします。

 まず、「カル・マグ・マックス(7-0-3)」です。

硝酸態窒素7%と共にカルシウムを吸収、

土壌に落ちたカルシウムは

マグネシウムがポンプのように引き上げる設計です。

カル4%:マグ2%で2:1の黄金比。

吸い残しのない吸収効率です。

 

そして、「ミスト6号(8-4-24)」です。

K (カリウム)が

ターフの「こし」をしっかりさせる事は

良く知られていますが、

植物がカリウムを吸収するのは大変です。

表層土壌に約2週間滞在し、

長い分子の鎖でゆっくり吸収されるメチレン尿素(6%)が

24%のカリウムを無駄なくターフ内へ引き込みます。

 

2)高温多湿系病害の侵入抑制

まず、「コンパニオン」です。

 「コンパニオン」は 

善玉菌バチルスGB03が

根茎周囲に筒状のコロニーをつくり、根茎を病害から守る資材です。

自ら生み出す抗生物質で

ピシウムや炭疽、細菌病等の病害の菌核を疎外します。

殺菌剤との相乗効果の高い資材なので

混合散布がたいへん効果的です。

菌態バランス(B/Fバランス)を整える資材の決定版です!

←バチルスGB03が病害を疎外します!

 

そして、「ミスト12号(3-18-18)」です。

 「ミスト12号(3-18-18)」は

 晴天時は、

 6%の亜リン酸を葉身から吸収し、

 雨や曇りの時期でも

 分子の鎖の長い 緩効性リン酸 12%が

 約2週間に渡り、表層土壌に留まり、

 無駄なく リン酸を吸収し、

「夏越し」のための健全な根を持続します。

さらに、

「ミスト12号(3-18-18)」のユニークな特徴は

 柳(ラテン語で、サリチル)抽出エキス含有しているところです!

柳の樹皮の抽出物に、

消炎効果(雑菌の繁殖を抑制する効果)がある事は

医薬学的には古くから知られているそうです。

 

3)藻苔抑制には

「スーパー・コンバット(5-0-0)」が人気です!

6%の硫酸鉄が藻苔を焼いてくれます。

クエン酸キレートのPH2.5なので、

表層土壌を

藻苔・雑菌の嫌がる弱酸性にし、繁殖を抑制できます。

病害抵抗に有効な微量要素の

銅、亜鉛、マンガン をバランス良く含有する鉄系資材です。

宜しくお願いします!

(^。^)

 



 


梅雨の雨を利用して「夏越し」準備を?!

2018-05-25 09:39:03 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

気象庁の向こう1ヶ月予報によれば

関東~中京~近畿の太平洋側の

本年の梅雨は

雨量は平年よりやや多く(日照は不足します)、

気温はやや高めの傾向にあるといいます。

つまり蒸し暑い梅雨になりそうです。

梅雨入り後の高温時期に、

多湿による病害の侵入拡大を抑制する上で、

表層の透水性は大切です。

梅雨明け以降の気温の上昇時期に

夕方以降、表層の地温を下げる上でも

グリーン面の表層の気相確保は重要です。

毎年の課題ではありますが。。。。

梅雨明けまでの時期、

エアレーション(ムク)

雨の中、散布して有効な土壌改良資材を利用して

「夏越し」のための

表層透水性の向上と 気相確保

図る事は有効と思われます。

雨の中、散布してオススメな土壌改良資材があります!

梅雨明けまでに表層の透水性を向上させ、気相を確保し、

根を成長させる資材です。

①グリーン面には

「デ・サッチャー」+「ハイドロ・マックス」です。

「デ・サッチャー(15-0-0)」は 

 古茎根を分解する良性菌3種類を含有し、

 グリーンの透水性を大幅に改善します。

 しつこいドライ状態やリングの原因となる撥水層も改善できます。

 3月~6月、9月~12月の更新作業と並行して施肥するとたいへん効果的です。

「ハイドロ・マックス」が資材を表層全体へ運びます!

 「ハイドロ・マックス」は

 北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した

 100%天然の浸透資材です。

 さらに、

 気相を持続する フミン酸2%含有で、

 三相バランスを持続する資材です。

 資材自体が良性菌のえさとなる 100%有機の資材です。

 主な成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%以上

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

 です。

 ●

 ②フェアウエイには

「バイオ8-0-9」がオススメです!

古茎根を分解し、

透水性を向上し、ラージ等の病害も軽減できる資材です。

 コーライ芝やバミューダ、テイフトン芝の

しつこい古ランナーも早期分解するのでマット状態を早期解消。

 散布後は、節間の短いランナーが成長し、芽数も充実します。

 テイーグラウンドや外周、フェアウエイへ

 定期的に散布されているお客様が多い人気資材です。

  

 主成分は

 古茎根、サッチを分解する バチルスが2種類

 空相確保・持続するフミン酸

 ランナー成長を促進するアミノ酸

 根茎周囲の潤いを持続するために

 浸透成分のユッカシジゲラ抽出物を含有しています。

 ←ユッカシジゲラの浸透湿潤効果

宜しくお願いします!

(^。^)

 

 

 


梅雨明け10日。高温下で消耗する要素は?!

2017-07-23 13:28:57 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

●東海地方の降水量は平年の7〜8割でした。

愛知県、岐阜県の一部で大雨に見舞われたものの、

全体的に降水量は少ない傾向でした。

●近畿地方の降水量は平年の7〜9割。
雷雨等はあったものの、少雨傾向でした。

「梅雨明け10日は肥料も食わない」と聞いた事があります。

日中の高温が厳しい時期です。

ただでさえ「空梅雨」傾向で高温乾燥のダメージを受けた上に、

梅雨明け10日の日中高温にさらされる。。。

厳しい「夏越し」のスタートとなりました。

「梅雨明け10日」の高温下のグリーン面に

必要な要素を考えたいと思います。

1)地表温度の上昇を抑制する「気相 

地温を下げる「扇風機」

地下水による散水、ヤケた部分への「氷」の施用も効果的です。

浸透剤も気相を確保しますが、ケミカル浸透剤の多用は

水を引っ張りヤケの原因となる事があるので注意が必要です。

2)地温30℃以上の高温では、

窒素の吸収が鈍り、「窒素同化作用」ができなくなります。

その分消耗する「貯蔵糖分」を補充する事が大切になります。

「オリゴ糖」「ブドウ糖」「トレハロース」等の

単糖・二糖類の供給も効果的です。

3)高温下での衰退を抑制する効果のある

「アミノ酸」「ビタミンB2,B6」も効果的です。

(女性がよく使うのUVカット日焼け止め化粧品等にも含まれている要素です)

4)高温下での根上がりを抑制する

「オーキシン様物質」を含むケルプ

 も高温下での活性を持続する上で効果的な要素と思われます。

この「梅雨明け10日」に

オススメの資材が「エッセンシャル・プラス」です!

高温下で活性を持続する要素を

バランス良く含んだ資材です!

主成分は
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物(オーキシン様物質)
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6 

 根茎が必要な最低限度の潤いを持続しながらも

 気相を持続し、地表温度の上昇を抑制する

 「ハイドロ・マックス」もオススメです!

 「ハイドロ・マックス」は100%天然の浸透資材で、

 主成分は

ユッカシジゲラ抽出物90%→ステロイドサポニンの浸透剤効果

フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%→気相持続効果

←「フミン酸」で気相を持続!

是非、お試し下さい!

(^。^)

 

 

 

 

 

 

 


「梅雨明け」までの気になるグリーンのテーマ

2017-07-09 09:05:44 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

 ←蓮の花の咲き始める「小暑」

24節気で

7月7日頃は「小暑」

<梅雨明けが近づき、暑さが本格的になる頃>です。

7月9日も関東地方は猛暑日となり、

埼玉県熊谷市や群馬県桐生市では

日中最高気温が37℃と強烈な暑さとなりました。

今日のような猛暑日に

赤くやけた場合に 夕方

 「ハイドロマックス」+ 氷 を 施用すると

 たいへん効果的に回復します。

 

また、この先、梅雨明けごろの

7月23日は「大暑」

<湿度も気温も上がり続ける頃>です。

 「大暑」の頃、

 72候でいえば

 7月29日「土潤辱暑」(つちうるおいてじょくしょす)

 <土がしめって蒸し暑くなる頃>

 8月3日「大雨時行」(たいうときどきおこなう)

 <時として大雨が降る頃>

とあります。

「72候貞享暦」は江戸時代に編纂された

農業振興のための暦ですから、

400年も前から、日本の夏は蒸し暑いのですね!

気象庁ホームページによれば

今年の梅雨明けは

近畿、東海、関東甲信ともに

昨年よりも少し早く、

7月21日頃ということです。

気象庁梅雨明け予想 ↓

http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html

「梅雨明け」前後までのグリーンのテーマ としては

①温度と湿度によるターフの徒長

②表層の黒藻

③日中温度の急な上昇、

酸欠(気相不足)や過湿による ターフの落ち込み

④高温多湿系病害(リング、ピシウム、炭疽等)の侵入

にわか雨、夕立による殺菌剤の流亡

等だと思います。

既に、あらゆる状況に対して、準備をされていると思いますが、

オススメの資材を状況別にご案内させて下さい!

徒長には「カル・マグ・マックス」

梅雨時など湿度の多い状況での徒長に強い資材です。

マグネシウムが茎と葉身下部の成長を抑制し、

カルシウムが葉の先端の細胞を硬く強くします。

表層黒藻には「スーパーコンバット」

硫酸鉄が藻を焼いて、

硫酸銅・硫酸亜鉛が藻や雑菌の繁殖を抑制します。

「PH調整クエン酸」などで

表層のPHを弱酸にするのも

藻の繁殖抑制に効果的です。

 ←「クエン酸」はターフにとっての「冷やし中華」です!

 ③-1 高温には「エッセンシャル・プラス」

温度上昇で消耗する貯蔵糖分を補給し、

高温下でも活性を持続するアミノ酸、ビタミンB2B6、

根の衰退を抑制するオーキシンを含むケルプなどを

バランス良く配合した資材です。

③-2 多湿・酸欠には「ハイドロ・マックス」

100%天然の浸透資材で表層全体にゆきわたり

含有するフミン酸が、気相を確保持続します。

気相が充分な表層は地温が上昇しにくく、

夜温も下がりやすいです。

  ↑ 青:液相 赤:「ハイドロマックス」フミン酸成分 白:気相 茶:床土粒子

 高温多湿病害には「コンパニオン」

「コンパニオン」は根茎周囲にコロニーをつくり

自ら抗生物質を生成し、病害を疎外するので

殺菌剤が突然の雨で流亡した場合の保険としても効果的です。

←バチルスGB03が病害を疎外します。

←バチルスコロニーが根茎周囲を病害から守ります。

 病害からの回復には「ブランZ(10-6-5)」

 「ブランZ(10-6-5)」は 傷んだターフを

徒長せず、ヤケない超緩効性のメチレン尿素と

亜リン酸が回復させる資材です。

以上です。

よろしくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


雨による「薬剤の流亡」へのバックアップ

2017-06-28 13:44:06 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

今年の梅雨は「6月弱、7月強」らしく

これまで6月は降雨量の少ない「空梅雨」傾向でしたが、

この先、梅雨の後半~梅雨明けまでには

そこそこ雨も降るものと思われます。

しかし、ここ数年の傾向ですが

6~9月の雨に関して、

「ゲリラ豪雨」的な雨が目立ちます。

最近では、

6月21日、日本列島は梅雨前線を伴った低気圧の影響を受け、

各地で激しい雨が降りました。

静岡県内も記録的な大雨となり、

三十七万一千人に避難勧告が発令されました。

6月25日には

和歌山県で 

1時間110ミリの記録的短時間大雨が観測されたそうです。

この先、気温・湿度ともに上昇してくるので

グリーン面に殺菌剤を散布する機会も多いと思います。

しかし、集中降雨による薬剤の流亡には充分注意が必要です。

また豪雨の翌日に

表層に湿度が高い状態で日中温度が上昇すれば

最も病害侵入しやすい状況となるので

*表層の気相確保、透水性持続(エアレーション等)

*表層の加湿回避(扇風機等)

*殺菌剤のローテーションと充分な在庫

*7月7日「温風至(おんぷういたる)」頃からの

積乱雲の発生状況

などに留意して

6月下旬~8月下旬の

施薬の時期を乗り切っていただければ幸いです!

オススメの資材があります!

 「コンパニオン」+ケミカル殺菌剤 です。

 

 

「コンパニオン」は 善玉菌バチルスGB03が

 根茎周囲に筒状のコロニーをつくり、根茎を病害から守る資材です。

 ★雨で殺菌剤が流亡して

 根茎周囲に殺菌剤が届かない場合もあると思います。

★不透水層の下で、殺菌剤が届かなかった根茎周囲にピシウム菌などが

残存している場合もあると思います。

そんな場合に、

自ら生み出す抗生物質で

ピシウムや炭疽、細菌病等の病害の菌核を破壊・疎外します。

殺菌剤との相乗効果の高い資材なので

混合散布がたいへん効果的です。

高温多湿な時期の

菌態バランス(B/Fバランス)を整える資材の決定版です!

←バチルスGB03が病害を疎外します。

←バチルスコロニーが根茎周囲を病害から守ります。

よろしくお願いします!

(^。^)

 

 


梅雨時期の殺菌剤と一緒に!

2017-06-05 17:18:49 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

間もなく「梅雨入り」ですね。

温度と湿度が上昇してくる時期で、

雑菌が繁殖しやすい時期でもあります。

TVで水虫薬のCMが増えたり、

ドラッグストアの水虫薬コーナーが充実してくると

グリーン面の

高温多湿病害に注意する時期がきたな。。。と

思ってしまいます。(笑)

梅雨時はターフの活性が低下しやすい時期でもあります。

日照不足による光合成不足(=炭酸同化作用によるタンパク質合成が鈍る)

でターフの活性が低下します。

また

土壌内の善玉菌の活性が低下しやすい時期でもあります。

(B/Fバランスが崩れやすい時期)

理由の1つは

長雨による表層の酸欠。

表層は酸欠にならないように、

ムクや資材などで透水性を持続したいところです。

理由の2つめは、薬剤の使用。

殺菌剤や抗生物質は雑菌(病菌、悪玉菌)を死滅させますが

善玉菌も影響を受けて絶対量が減るからです。

梅雨時から8月の終わりごろにかけて

グリーン面の施薬をされる機会も多いと思いますが、

1)ターフ自体の活性を向上させて持続させ、

病害が侵入しても抵抗する耐力をつけておく

2)表層の酸欠に注意し、三相バランスを整える

(ムク等のエアレーション)

3)施薬が多い場合は善玉菌を補充する

(B/Fバランス)

4)施薬が雨で流亡するリスクに備えておく

(バックアップ在庫)

等に留意されて

この夏のグリーン面を守っていただければ幸いです!

今年の梅雨~夏に

殺菌剤との相乗効果のあるオススメの資材です。

1)殺菌剤の 雨による流亡に備える

「コンパニオン」+ケミカル殺菌剤

 「コンパニオン」は 善玉菌バチルスGB03が

根茎周囲に筒状のコロニーをつくり、根茎を病害から守る資材です。

雨で殺菌剤が流亡して

根茎周囲に殺菌剤が届かない場合もあると思います。

そんな場合に、

自ら生み出す抗生物質で

ピシウムや炭疽、細菌病等の病害の菌核を疎外します。

 殺菌剤との相乗効果の高い資材なので

 混合散布がたいへん効果的です。

 菌態バランス(B/Fバランス)を整える資材の決定版です!

←バチルスGB03が病害を疎外します。

←バチルスコロニーが根茎周囲を病害から守ります。

 2)抗菌効果と気相持続効果のある浸透資材

「ハイドロ・マックス」+殺菌剤+ケミカル浸透剤

今年の梅雨は、

表層に湿度が残りながら、

合間の晴れ間に日中温度が急に上昇し、

病害が侵入しやすい状況になる事も多いかと思います。

そのような状況で効果的なのが

抗菌効果と気相持続効果のある

天然由来の浸透剤「ハイドロ・マックス」です。

←ユッカシジゲラ

 「ハイドロ・マックス」の主な成分は

ユッカシジゲラ抽出物 90%

 ステロイド(雑菌の繁殖を抑制/細胞治癒効果)、

 サポニン(浸透剤効果)、

 ポリフェノール(腐敗抑制効果)

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

 です。

 

 その浸透剤効果と雑菌抑制効果、細胞治癒効果ゆえに

原住民インデイアンが シャンプー(かゆみ止め)や

 すり傷治療、皮膚炎治療等の薬用として活用していたといわれます。

←「フミン酸」は気相持続効果抜群!

 天然浸透剤+ケミカル浸透剤+殺菌剤で混合散布すると

たいへん効果的です。

ケミカル浸透剤が「ハイドロ・マックス」と「殺菌剤」を

表層の根茎周囲に到達させた後、

「ハイドロマックス」が床土周囲の表層に留まり、

気相(地温上昇を抑制)と

根茎が必要な最低限度の水分(ヤケ抑制)を持続します。

↑ 青:液相 赤:フミン酸成分 白:気相 茶:床土粒子

以上です。

よろしくお願いします!

(^。^)