「拝啓、グリーンキーパー様 !」

㈱サバンナブランからは芝草向けに。
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オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

8月~9月の台風到来に備える!

2017-07-30 10:11:34 | 「台風や塩害」にオススメの資材

←「台風一過」には気をつけて!

台風の多い季節となりました!

ただでさえ高温多湿のこの時期に、

台風のもたらす影響は

グリーン面にとって大きなストレスとなります。

台風のもたらす”雨”は

→徒長、

「台風一過」と呼ばれる”台風通過後の日中温度の上昇”は

→落ち込み、

水分を含んだ表層土壌の”菌態活性バランスの崩れ”は

→病害の侵入、

海岸に近いコースでは”塩害”っぽい症状が出る事があり、

→吸肥の鈍り、黄化

などの影響が心配されますので

殺菌剤や活力資材等で、対応してゆきたいところです。

今年の台風は 南シナ海にある「台風10号」まで

10個発生しています。

4月に1つ、6月に1つ、なんと7月に 8つの台風が発生しました!

株式会社ウェザーニューズによれば、

2017年の『台風傾向』としては

今シーズンは、太平洋高気圧の西への張り出しが例年に比べるとやや強まるため、

7~8月は沖縄から中国大陸へ向かう進路が多くなりそうです。

9月以降、偏西風が南下してくると、

台風は東シナ海を北上し日本海から北海道へ向かう進路が多くなる予想です。

近畿、東海、関東に接近する可能性が高まるのもこのタイミングです。

台風発生数は、平年並の27個前後となる見通しです。

台風の発生は7月から増え始め、9月をピークに10月まで多いとみています。

ここ15年間の台風の発生数です。

やはり、7~10月の台風発生数が多いですね!

そして上陸数で見ると、やはり、

 8月~9月の台風上陸数が多いです。

「台風一過」にオススメの資材です!

①台風のもたらす”雨”→徒長には

「カル・マグ・マックス」

(カルシウム、マグネシウム)

②「台風一過」と呼ばれる”台風通過後の日中温度の上昇”

→落ち込みには

「ハイドロ・マックス」(100%天然の浸透資材+フミン酸)

「エッセンシャル・プラス」(アミノ酸、ビタミン、糖類、ケルプ)

③水分を含んだ表層土壌の”菌態活性バランスの崩れ”

→病害の侵入には

「コンパニオン」(病害菌核を疎外する善玉菌バチルスGB03)

←バチルスGB03が病害を疎外します。

 

「エッセンシャル・プラス」(良性菌のえさ:アミノ酸、フミン酸、糖類、ケルプ)

④海岸に近いコースの”塩害”っぽい症状→吸肥の鈍り、黄化には

「フルボ酸9%(フミン酸よりも精度の高いフルボ酸のがNaClを分解、吸肥を向上)←高品質!北米のレオナルダイト層から採取。

 や

「コンパニオン」(善玉菌バチルスGB03がNaClを分解し、塩基を下げる)

「スーパーコンバット」(鉄・銅・亜鉛・マンガン他、高温多湿時期に強い微量栄養素8種)

よろしくお願いします!

(^。^)

 

 


高温乾燥で傷んだ外周・カラーからの病害侵入を警戒?!

2017-07-23 14:55:23 | 芝草「夏」にオススメの資材

梅雨明けし、いよいよ

高温+多湿の時期となりました。

本年の梅雨は

降水量が例年の60~70%と少なくターフは乾燥しやすく

また

猛暑日が何度もあり、

ターフの吸肥、活性も鈍りがちで

このところ

プレーヤーの踏圧やモアのターンするストレスの受けやすい

外周、カラー部分に

乾燥によるダメージや

生理障害や病害の侵入が見られます。

72候で7月29日は

「土潤辱暑(つちうるおいてじょうしょす)」

これから8月の上旬にかけては

気温に加え湿度もさらに高くなってくる時期です。

ダメージを受けたり、

高温で生理障害を受けているような外周部分 

高めの刈高で、葉が重なってムレ易いベントカラー には

細菌病やピシウムなどの病菌が滞在しやすくなり

場合によっては

外周部分からグリーン面に、

夕立、にわか雨、散水とともに、

病害が侵入しやすくなるので警戒が必要です。

外周やカラーに関しては

1)グリーン面のみならず、外周も殺菌剤を施薬する

2)外周の刈高は、葉と葉が重なりムレを起こさないような刈高にする

3)薄目砂を行い、葉が寝たり重ならないようにする

4)扇風機などによる除湿を 外周にも考慮する

5)ダメージを受けた外周に施肥を行い、いち早く回復を図る

等 の対策で

外周の病害を

グリーン面に侵入させないようにしたいところです!

オススメの資材があります!

外周やベントカラーを 

この高温下で回復させるには。。。

徒長しらずの超緩効果性メチレン尿素+亜リン酸、 

アミノ酸、ケルプを含む

「ブランZ(10-6-5)」

尿素+亜リン酸+緩効性リン酸

+抗菌効果のある柳抽出エキスの

「ミスト12号(3-18-18)」

 ←柳の樹皮エキスの雑菌繁殖を抑制する効果は古くから知られています。

グリーンへの病害の侵入を抑制するには。。

殺菌剤の効果をさらに高め、

雨や散水でも流亡しにくく、表層土壌や根茎周囲に留まり

病害を抑制、疎外する

「コンパニオン」効果的な資材です。

←バチルスGB03が病害を疎外します。

←バチルスコロニーが根茎周囲を病害から守ります。

 ◆

よろしくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 

 


梅雨明け10日。高温下で消耗する要素は?!

2017-07-23 13:28:57 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

●東海地方の降水量は平年の7〜8割でした。

愛知県、岐阜県の一部で大雨に見舞われたものの、

全体的に降水量は少ない傾向でした。

●近畿地方の降水量は平年の7〜9割。
雷雨等はあったものの、少雨傾向でした。

「梅雨明け10日は肥料も食わない」と聞いた事があります。

日中の高温が厳しい時期です。

ただでさえ「空梅雨」傾向で高温乾燥のダメージを受けた上に、

梅雨明け10日の日中高温にさらされる。。。

厳しい「夏越し」のスタートとなりました。

「梅雨明け10日」の高温下のグリーン面に

必要な要素を考えたいと思います。

1)地表温度の上昇を抑制する「気相 

地温を下げる「扇風機」

地下水による散水、ヤケた部分への「氷」の施用も効果的です。

浸透剤も気相を確保しますが、ケミカル浸透剤の多用は

水を引っ張りヤケの原因となる事があるので注意が必要です。

2)地温30℃以上の高温では、

窒素の吸収が鈍り、「窒素同化作用」ができなくなります。

その分消耗する「貯蔵糖分」を補充する事が大切になります。

「オリゴ糖」「ブドウ糖」「トレハロース」等の

単糖・二糖類の供給も効果的です。

3)高温下での衰退を抑制する効果のある

「アミノ酸」「ビタミンB2,B6」も効果的です。

(女性がよく使うのUVカット日焼け止め化粧品等にも含まれている要素です)

4)高温下での根上がりを抑制する

「オーキシン様物質」を含むケルプ

 も高温下での活性を持続する上で効果的な要素と思われます。

この「梅雨明け10日」に

オススメの資材が「エッセンシャル・プラス」です!

高温下で活性を持続する要素を

バランス良く含んだ資材です!

主成分は
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物(オーキシン様物質)
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6 

 根茎が必要な最低限度の潤いを持続しながらも

 気相を持続し、地表温度の上昇を抑制する

 「ハイドロ・マックス」もオススメです!

 「ハイドロ・マックス」は100%天然の浸透資材で、

 主成分は

ユッカシジゲラ抽出物90%→ステロイドサポニンの浸透剤効果

フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%→気相持続効果

←「フミン酸」で気相を持続!

是非、お試し下さい!

(^。^)

 

 

 

 

 

 

 


壮絶!猛暑の中での競技会!!

2017-07-17 11:27:16 | 「ゴルフコース」「競技会・トーナメント」

先週末、7月14日~16日

茨城県の客先様のコースでLPGAの競技会が開催されました。

私も

コース清掃などのボランテイアとして

お手伝いに参加させていただきました。

 ←連日、35~37℃近い猛暑日となり、ターフには厳しい日差しが降り注ぐ。

 

厳しい時期ながらも

大会中

ボールスピード 10 2/3 ft

コンパクション 23

という素晴らしい 

コンデイションを維持されていて、感激しました!

↑ グリーン面は「よこ根」がしっかりしていて、コンパクションが高い。ピッチマークも少なく、浅い。

毎年、梅雨明け前後の

ターフには温度、湿度ともに厳しい時期に

この競技会は開催されるので、

コース管理の方達にかかる心労、ストレスは

半端ではないものと、察します。

特に、今年は 梅雨入りしてからも

ほとんど降雨がなかったので、

トーナメント向けの水管理は

かなり丁寧に、かつ慎重にされていたと思われます。

←フェアウエイも芽数が多く、高い活性を持続

大会期間中、

朝はそこそこ元気な表情のグリーン面が

午後には、ヤケドしたような表情に変化してゆきます。

選手がホールアウトした後に

丁寧に部分的な水管理とケアをされていました。

それは、グリーン面のみならず、

フェアウエイにも丁寧にされていました。

あらためて、

水分を蓄え、コンパクションを持続する「よこ根」の大切さ

表層の三相バランス(透水性、気相)の大切さ

そして

水管理のタイミングと投下量の大切さ

こちらのコースの管理水準の高さを 

肌で感じた競技会でした!

ありがとうございました!

( ´▽`)

 

 

 

 


「梅雨明け」までの気になるグリーンのテーマ

2017-07-09 09:05:44 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

 ←蓮の花の咲き始める「小暑」

24節気で

7月7日頃は「小暑」

<梅雨明けが近づき、暑さが本格的になる頃>です。

7月9日も関東地方は猛暑日となり、

埼玉県熊谷市や群馬県桐生市では

日中最高気温が37℃と強烈な暑さとなりました。

今日のような猛暑日に

赤くやけた場合に 夕方

 「ハイドロマックス」+ 氷 を 施用すると

 たいへん効果的に回復します。

 

また、この先、梅雨明けごろの

7月23日は「大暑」

<湿度も気温も上がり続ける頃>です。

 「大暑」の頃、

 72候でいえば

 7月29日「土潤辱暑」(つちうるおいてじょくしょす)

 <土がしめって蒸し暑くなる頃>

 8月3日「大雨時行」(たいうときどきおこなう)

 <時として大雨が降る頃>

とあります。

「72候貞享暦」は江戸時代に編纂された

農業振興のための暦ですから、

400年も前から、日本の夏は蒸し暑いのですね!

気象庁ホームページによれば

今年の梅雨明けは

近畿、東海、関東甲信ともに

昨年よりも少し早く、

7月21日頃ということです。

気象庁梅雨明け予想 ↓

http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html

「梅雨明け」前後までのグリーンのテーマ としては

①温度と湿度によるターフの徒長

②表層の黒藻

③日中温度の急な上昇、

酸欠(気相不足)や過湿による ターフの落ち込み

④高温多湿系病害(リング、ピシウム、炭疽等)の侵入

にわか雨、夕立による殺菌剤の流亡

等だと思います。

既に、あらゆる状況に対して、準備をされていると思いますが、

オススメの資材を状況別にご案内させて下さい!

徒長には「カル・マグ・マックス」

梅雨時など湿度の多い状況での徒長に強い資材です。

マグネシウムが茎と葉身下部の成長を抑制し、

カルシウムが葉の先端の細胞を硬く強くします。

表層黒藻には「スーパーコンバット」

硫酸鉄が藻を焼いて、

硫酸銅・硫酸亜鉛が藻や雑菌の繁殖を抑制します。

「PH調整クエン酸」などで

表層のPHを弱酸にするのも

藻の繁殖抑制に効果的です。

 ←「クエン酸」はターフにとっての「冷やし中華」です!

 ③-1 高温には「エッセンシャル・プラス」

温度上昇で消耗する貯蔵糖分を補給し、

高温下でも活性を持続するアミノ酸、ビタミンB2B6、

根の衰退を抑制するオーキシンを含むケルプなどを

バランス良く配合した資材です。

③-2 多湿・酸欠には「ハイドロ・マックス」

100%天然の浸透資材で表層全体にゆきわたり

含有するフミン酸が、気相を確保持続します。

気相が充分な表層は地温が上昇しにくく、

夜温も下がりやすいです。

  ↑ 青:液相 赤:「ハイドロマックス」フミン酸成分 白:気相 茶:床土粒子

 高温多湿病害には「コンパニオン」

「コンパニオン」は根茎周囲にコロニーをつくり

自ら抗生物質を生成し、病害を疎外するので

殺菌剤が突然の雨で流亡した場合の保険としても効果的です。

←バチルスGB03が病害を疎外します。

←バチルスコロニーが根茎周囲を病害から守ります。

 病害からの回復には「ブランZ(10-6-5)」

 「ブランZ(10-6-5)」は 傷んだターフを

徒長せず、ヤケない超緩効性のメチレン尿素と

亜リン酸が回復させる資材です。

以上です。

よろしくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


徒長?! それとも遅れてきた”成長”??

2017-07-02 14:26:59 | 芝草「夏」にオススメの資材

 ←「カラスビシャク」

72候で

7月2日は「半夏生」(はんげしょうず)

(「カラスビシャク」が生える頃)

読んで字のごとく、半分夏の季節です。

気温も高くなってきて、湿度の高い日も多くなってきました。

夏至から11日目にあたり、

暑さに慣れないので、夏バテしやすい時期なので

地方によっては

「半夏生にはタコを食べる」習慣があると言います。

タコも旬の時期ですし、

タコに豊富に含まれるタウリンは夏バテ予防にもなるからです。

7月7日は

「温風至」(おんぷういたる)(熱風のふきはじめる頃)

この頃から積乱雲も発生しやすく、

にわか雨、夕立も見られます。

グリーン面においては

*徒長傾向のターフをいかに抑制し、クオリテイを維持するか?

*高温多湿系の病害に侵入をいかに抑制するか?

が大切なテーマの時期ですね。

6月21日の全国的な雨以降、

「グリーンが徒長して。。。」という声を多く聞きます。

でも、

本年は5月の上旬、下旬に乾燥が続き

6月も梅雨入りしてからも 6/21の雨までは

かなりグリーン面が乾燥傾向にあり、

肥料食い鈍く、

やや薄緑色のグリーン面を多く目にしました。

ターフ的には「夏越し」を前に

この雨(水)と気温を背景に

今シーズン初めて”成長らしい成長”で、

活性を向上させ、

根数、結果として芽数をふやしているのかも、しれません。

この「成長」を「徒長」ではなく、しっかりとした

地下部(根・茎)成長につなげるためにも

①葉身上部の細胞はカルシウムやケイ酸で抑制

②葉身下部の細胞はマグネシウム、カリウム、場合によっては

成長抑制剤(プリモやビオロック)で抑制

(細胞を小さく、しっかりさせる)

③新根の成長に伴い

新茎下の古茎が老化し、表層にサッチが多くなるので

ムクや分解資材で表層の透水性、気相、三相バランスを整える

事に留意したいところです。

オススメの資材があります!

「デ・サッチャー」または

それを1/3含む「ブランXエックス」です。

 主成分は 古茎根を分解する良性菌3種類と分解酵素 です。

 ①古茎根を分解し、表層の透水性を大幅に改善します。

 ②しつこいドライ状態やリングの原因となる撥水層も改善できます。

 ③ムクなどの更新作業と並行して施肥するとたいへん効果的です。

 上の写真は

 雨が降り出して、5分もするとグリーン面に水が浮いてしまうよう状況(写真左)で、

 「デ・サッチャー」+その餌として「エッセンシャル・プラス」

 を第1週、第3週、第7週にわたり合計3回施肥した3ヶ月目の土壌(写真右)です。

 更新作業と資材を並行使用した結果、ブラックレイヤーが減少し、

 長く新しい根が成長している事が観察できます。

 主成分は

 バチルス・ズブチリス(5~55℃で活動)、バチスルメガテリウム(3~45℃で活動)、

 バチルス・リヘニフォルミス(15~55℃で活動)のバチルス3種

 プロテアーゼ、セルラーゼ、アミラーゼの分解酵素3種類

 窒素 15.0%

(*85%緩効果性メチレン尿素につき、徒長のリスクはほとんど見られません。

良性菌のえさとして働きます。)

 Lアミノ酸 9.5%

 単糖・多糖類(トレハロース等)、ケルプ抽出物、炭水化物 等

です。

よろしくお願いします!

(^。^)